経済テキサス新幹線の計画進む JR東海の技術導入で2021年開業2014.8.1 17:04

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テキサス新幹線の計画進む JR東海の技術導入で2021年開業

2014.8.1 17:04 鉄道
米テキサス州の高速鉄道計画で、車両のベースとなるJR東海道・山陽新幹線のN700系

米テキサス州の高速鉄道計画で、車両のベースとなるJR東海道・山陽新幹線のN700系

 新幹線技術を導入してJR東海が推進する米南部テキサス州の大都市ダラス-ヒューストン間を結ぶ高速鉄道の建設計画が、2021年までの開業を目指していることが1日、分かった。計画を進める「テキサス中央高速鉄道」(TCR)の相談役を務めるシーファー元駐日米大使が共同通信との電話インタビューで明らかにした。

 公的資金に頼らない計画なため、多額の投資を民間から集められるかなど課題もあるが、シーファー氏は「実現可能な事業と思う」と強調した。

 米西部カリフォルニア州の高速鉄道計画では、川崎重工業やJR東日本などが新幹線方式を売り込んでおり、米国では新幹線技術への関心が高まっている。

 TCRの計画は、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」に使っているN700系がベースの車両を最高時速200マイル(約322キロ)超で走らせ、ダラス-ヒューストン間を1時間半弱で結ぶ。

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