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国際
【桜井紀雄の劇的半島、熱烈大陸】漫画「ワンピース」展騒動からみる韓国「反日」の“常識” 思考停止呼ぶ旭日旗
2014.8.2 07:00
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ただ、旭日旗悪玉論の〝呪縛〟から脱却しているわけでは決してない。逆にこの論理にのっとって、「旭日旗を否定的に描く漫画」という構図の下、記念館側の主張を退けているのだ。
戦争記念館のワンピース展拒否が報じられた7月10日、ソウルのロッテホテルが翌日に予定していた日本大使館による自衛隊創設記念日行事の開催を拒否するという事態も起きた。
日本政府の集団的自衛権の行使容認に対する批判が韓国で盛り上がるなか、韓国紙の東亜日報が自衛隊行事を非難する記事を掲げ、ホテル側に抗議が殺到。爆破を予告する電話まであり、大使館に対し、一方的にキャンセルを通告した。
日本人旅行者から信頼されてきたホテルだけに、日本側の失望は大きく、菅義偉官房長官も「遺憾」を表明した。ただでさえ冷え込んでいる日韓関係に追い打ちを掛ける“冷や水”となったが、韓国で、この理不尽なキャンセルに対する批判はみられなかった。
ご都合主義の韓国「反日」の一端を浮き彫りにした。
(外信部記者)
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