- [PR]
国際
【桜井紀雄の劇的半島、熱烈大陸】漫画「ワンピース」展騒動からみる韓国「反日」の“常識” 思考停止呼ぶ旭日旗
2014.8.2 07:00
(1/5ページ)
韓国で開催中の日本の人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」展をめぐり、原作に旭日旗に似たデザインが登場するとして、中止に追い込まれそうになる騒ぎが起きた。結局、裁判所の判断で開催にこぎ着けたが、韓国で、旭日旗イコール“悪”の象徴とのイメージがいかに根深いかを見せつけた。「旭日旗」というキーワードだけで、条件反射的に思考停止に陥る理不尽な「反日」の現実がある。
「護国の殿堂にそぐわず」…旭日旗が「憎い」
韓国でも絶大な人気のあるワンピースの展示会は当初、ソウルの戦争記念館で7月12日から開催予定だった。だが、記念館側が開催直前になって主催者に会場の貸し出し中止を一方的に通告した。
原作に旭日旗を連想するデザインが登場する日本の漫画をよりによって戦争記念館で開催するのは何事か-というクレームが相次いだことが理由だった。記念館は「不必要な騒ぎを招きかねない」と判断したと説明した。
戦争記念館は、朝鮮戦争(1950~53年)の戦死者らをたたえ、国防の重要性を啓発する、いわば“韓国ナショナリズム”の殿堂だ。記念館は、ホームページで、開催による混乱は「『護国の殿堂』にそぐわない」とも主張した。
記念館が会場提供を拒否したとのニュースを受け、アニメファンの間に落胆が広がった。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]