石川県で危険ドラッグを製造していたとみられる2人が麻薬を密輸したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された事件で、東京都稲城市の音楽クリエイター趙顯夫(あきお)容疑者(48)が、危険ドラッグの製造方法をメールで指示していたことが24日、東海北陸厚生局麻薬取締部への取材で分かった。

同部によると、同じ容疑で逮捕された石川県七尾市の映像クリエイター岡田実容疑者(43)は趙容疑者の指示で1年前から危険ドラッグを製造するようになったという。趙容疑者からは、麻薬や薬事法の指定薬物を調合する方法など、製品化の手順を具体的に指示するメールが多数送られていた。七尾市の危険ドラッグ製造工場からは高性能の防毒マスクも押収され、同部は岡田容疑者が粉を吸い込まないように着用していたとみている。

同部は、趙容疑者の銀行口座に毎月100~200万円の入金があることも確認しており、危険ドラッグの売り上げとみて、裏付けを進めている。

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