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起訴受け稲沢市議に辞職勧告へ
07月31日 12時38分

起訴受け稲沢市議に辞職勧告へ
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愛知県稲沢市の市議会議員が中国で起訴されたことを受け、31日、稲沢市議会で各会派の代表者会が開かれ、今後裁判に入り長期間に渡り議員活動ができない状態が続くとして、議員に対して辞職勧告を行うことで一致しました。
稲沢市の市議会議員の桜木琢磨被告(70)は、去年10月中国の広東省広州の空港で覚醒剤3キロ余りを持っていたとして拘束され、7月28日に違法な薬物を運搬した罪で起訴されました。
これを受けて稲沢市議会では31日各会派の代表ら11人による代表者会が開かれ、桜木議員は中国で拘束されてから議員活動を行っておらず、起訴されたことで今後長期間に渡り同じ状態が続くとして辞職勧告を行うことで一致しました。稲沢市議会では今後、議会運営委員会で正式に決定し9月に開かれる本会議に辞職勧告決議案を提出することにしています。
関係者によりますと、桜木議員は起訴された内容を否認しているということです。
野村英治議長は「われわれとしては桜木議員が無実であればいいと思っているが、議会活動ができない以上、議会としての態度を市民に示さなくてはならない」と辞職勧告を行う理由を述べました。
稲沢市議会では条例を改正し、7月から桜木議員への報酬の支給を停止しています。