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転生先に、生活向上の夢を見る(仮) 作者:とげむし

アルテイル、達成する


 アルテイル達は三年生になった。

 二年生での一年間は勉学に励み、放課後には狩りや自己鍛錬に勤しむ。シェスカも加えた四人での連携確認を日々行い、順調に成長していった。

 ミカの耳もある時急にニョッキリと伸び、その時には大人になった証だと大喜びしてた。

 三年生になってから学校ではより実践的な知識を教え、回復薬の効果や装備の整備の仕方、世界にいくつか存在する迷宮に関する情報も得ていた。

 そして実践講習として、以前シェスカの言っていた王都近郊にある古代遺跡への探索へと赴く事になった。

「いよいよ僕達の番か……」

 講堂で名前を呼ばれ、明日からの講習に参加する旨を伝える。

 明日の早朝から王都発の馬車に乗り遺跡のある村まで2日かけて移動、到着したその日はすぐに就寝となる。

 探索は翌日からとなり、全10階層を自分達の力だけで潜るのだ。

 勿論途中棄権も許可されており、自分達ではこれ以上進めないと思ったら地上へ引き返すのも一つの手である。

 だがアルテイルには、途中棄権をするつもりは全く無く、実力的にも問題ないだろうと考えている。

 あのハイデリフト領に出たような魔獣が大量に出現するなら問題ありだが、今まで遺跡へ行って帰ってきた者達を見ても、多少の傷はあれど大きな怪我を負っているような姿は見受けられない。

 本当に大した事の無い難易度だから、学校での実践講習などに使用されているのである。

 アルテイルはその遺跡にあるという謎かけに興味津々なのだ、最深部まで行ってその謎を解くつもりである。

「古代魔導文明の遺跡……。そこに何があるんだろうか」

 アルテイルの胸の内は、人知れず昂っていた。


―――――


 馬車での移動の2日間は本当に退屈なもので、野生の獣も襲ってきやしない。余程飛んでいって村から転移で全員連れてきてやろうかと思う程だったが、馬車での移動は学校の規則みたいなものなので大人しく過ごしていた。

 到着した村はそれなりに賑わっており、確かに冒険者風の人間がいくらか見受けられる。

 ただ彼等は見た目的にも実力的にも、駈け出し冒険者といった風情であり、本当にここは練習用遺跡なんだな、というのが実感できる。

 その村に学校で取っている宿に宿泊し、いよいよアルテイル達の遺跡へ入る番である。

「みんな、装備は大丈夫?」

「私は問題ありませんわ」

 鎧を着こみ、左手にラウンドシールド、丸盾を持ち腰に剣を提げたシェスカが応える。

「こっちも問題なし。行ける」

 動きに制限がかからないよう皮鎧を着こみ、槍を両手に持つノエルが静かに頷く。

「弓の調子も良いし、私も大丈夫だよ~」

 背中に矢筒を背負い、肩に弓を掛けたミカが答えるのと同時に、全員で頷きあう。

「よし、それじゃあ行くぞ!」

『お~!!』

 こうしてアルテイル達は意気揚々と、遺跡の入り口となる洞窟へと潜った。

 そして一時間後。

「……なんか、魔物とか全く遭遇しないんですけど」

「脇道では結構遭遇しているようですね。剣戟の音は聞こえます」

「私達、ずっと正面の道しか歩いてないから」

 アルテイル達は既に三層を抜け、現在四階層まで来ているが、ここに至るまでの戦闘回数はゼロである。

 この遺跡、メインとなる太い道は一直線に次の階層まで繋がっており、脇道に逸れるとちょこちょこと魔物が存在している。

 何とも分かりやすい構造をしている上に、魔物が道を外れなければ見当たらない。

 それに遺跡にはどこへ行っても他の冒険者が存在している。もし脇道で多数の魔物に囲まれたとしても、助けて貰う事も可能だろう。

 こんなに簡単な遺跡なのだったら、そりゃ怪我も少なく攻略も可能だよな、とアルテイルは納得してしまった。

「どうします、脇道に入って魔物を倒しますか?」

「いや、わざわざそんな事しなくてもいいでしょ。先を進んじゃおう」

 シェスカからの提案を否定して先に進む事にする。ここに来たのは何も魔物と戦う為では無いのだ。

 そうしてアルテイル達は、何の障害も無く、最下層まで到達した。

「結局何もせずにここまで来ちゃったな」

「まぁ、しょうがないですわね。他の冒険者さんも居ますし、魔物が狩られていますから」

「ちょっと気合入れてきたのが拍子抜けというか何というか」

「でも最後の謎かけ、あれやらないと実習点貰えないんだから、それやって早く帰っちゃおうよ」

 ここまで来てしまっては仕方が無い。ミカの言う通りさっさと謎かけのある最奥へと向かった。

 そこにはまるでソレだけが別の世界から切り取られてきたかのような、重厚かつ無機質、でもどこか機械的な扉があった。

 そして扉の脇に備え付けてあるのは、小さなモニターとタッチキーだ。

 それを見た瞬間、アルテイルの肌が粟立つ。

 この世界にありながらモニターとタッチキーが存在しているアンバランスさに、どこか日本の事を思い出すのだった。

「ここが最奥ですの?」

「そうみたい。重そうな扉だし」

「この横のはなんだろうね、さっきから何か映ってるけど」

 ミカの言葉にアルテイルがモニターとタッチキーへと歩み寄り、モニターに表示されている文字を眺める。

 そこには、こう書かれていた。

『ガソリンを燃料とし、排気ガスを排出する移動手段。この奥にはそれが眠っている。それは何か?』

 そう表示されたモニターの下にあるタッチキーにはひらがなが並んでおり、これで文字を打つという事が理解できる。

 ガソリン、排気ガス。

 なるほど、ここはそういう意味の遺跡なのか。

 アルテイルは一人納得する。

「ガソリンって、なに?」

「何でしょう。はいきがずというものも分かりませんが」

「移動手段……馬車とか?」

 問題文を読んで話し合いをする三人を他所に、アルテイルは一人タッチキーに触れると、文字を入力した。

『ガソリンを燃料とし、排気ガスを排出する移動手段。この奥にはそれが眠っている。それは何か? _じどうしゃ』

 そして、タッチキーに書いてあるEnterを押す。

 途端、横にある重厚な扉がゴゴゴゴ、と大きな音を立てゆっくりと開くのだった。

「え、えっ? ひ、開いた」

「あ、アルテイルさん、何をなさいましたの?」

「何って、正解を入力しただけだよ」

 ゴゴゴゴとゆっくり開く扉を眺めながらアルテイルは質問に答え、完全に扉が開ききったのを確認してから、アルテイルは黙って扉の奥へと足を進めた。

 途端、感知システムにより照明が灯り、扉の奥が明るく照らされる。そこには広大に広がるベルト郡と機械アームが並んでいた。

 そしてフロア内に、音声が響く。

『ようこそ、私の工場へ。歓迎するよ、同郷の人』

 アルテイルの正面、機械のスイッチと共に並べられた大きめのタブレット端末に見えるそれが、動画を再生する。

 そこに映っているのは初老に近い、見た目60程度の男である。

『さて、ここで私は君が同郷の人間、日本人だと仮定して話をさせて貰おう。これ抜きには話は続かないからね。あ、言っておくけどこれは録画だからね。何年後に君がこれを見ているかは知らないけれど、その頃には私は死んでいるはずだから』

 男はそう言うと、笑みを浮かべてこう言った。

『さて、私の名前はここではパラケラスス、と名乗っている。本来はしがない技術屋なのだが、何の因果か妻共々この野蛮な世界へと召喚された哀れな日本人だ』

 恐らくこの人物は、世界を恨んでいるのだろう。その言葉が物語るよりも多くの事を、表情が物語っていた。

 憎々しげに歪んだその表情は、世界に召喚された事を喜んでいるようには見えない。

「この人が、パラケラスス!?」

「じゃあここは本当に、パラケラススの遺跡だったんだ!!」

 興奮して言うミカとノエルを他所に、アルテイルはパラケラススと名乗った人物をじっと眺めていた。

 同郷の人間を見れるとは思っていなかったという衝撃もあるし、既にその人物が亡くなっている寂しさもある。

 それより何より、このパラケラススは、その身の内に狂気を纏っているような気がして、目が離せなかったのだ。

『まずは君に、この端末の使い方を教えよう。とは言ってもこの端末は日本じゃよく販売してた端末を模倣したものだから、そんなに深くは説明しない。電源ボタンは右上、トップへ戻ったりするボタンは画面下、それだけだ。他にはアプリケーションとして計算機や地図になるようになっているから、まずは地図を試して欲しい』

 言われた通りアルテイルはその端末を持ち上げ、トップのアプリケーションにある『地図』と書かれたアイコンをタッチする。するとアプリケーションが起動し、地図が表示された。

 そして地図はパッパッと画面を切り替え、画面が落ち着いたと思ったら、その真中に青い矢印を表示する。

 その青い矢印に「まさか」と枯れた声でアルテイルが呟くと同時に、タブレット端末から楽しそうな声が再生された。

『そう、気付いたかい? その地図にはGPS機能が備わっている。衛星のみでの位置情報取得だから500メートル程度の誤差はあるかもしれないが、タブレット端末の位置をほぼ正確に読み取れるシロモロだ。衛星は全部で256機、打ち上げるのは大変だったよ』

 言われたアルテイルは思わず天井を見つめる。

 当然そこには天井しか見えないのだが、アルテイルからすればこの上空に256機の衛星が存在しているという事実が、何処と無く恐ろしかった。

『そして、その地図には私が残した工場の位置がピンで表示されている。君からしたら古い時代の地図になるかもしれないが、どうかその地図を頼りに私の他の工場にも訪れて欲しい。その都度こうして、私の動画がインストールされるようになっているから』

 そう言うと、タブレット端末はパラケラススの画面に戻る。

 画面の中のパラケラススは、笑みを浮かべていた。

『さてここからは私からのお願いだ。私の残した工場へと赴き、インストールされる動画を全て見て欲しい。同郷たる君にしか頼めない事だ』

 そう言うと、パラケラススはその瞳を鋭利なものへ変える。

『私は今日、世界を破壊する。何故私が世界を破壊するのか、これから動画で記録するつもりだ。だから、君にはその記録を全て見て、私の思いを、意志を後世へ伝えて欲しい。この世界の愚劣な行いが、世界を破壊するという事実を。それでは、この動画はこれで終わりだ。君が他の動画も見てくれる事を、祈っている』

 そう言って、動画は終了した。

 この動画を確認して、アルテイルは一つだけハッキリした事がある。

「この、パラケラススが、古代魔導文明を破壊したんだろうな、きっと」

 世界を破壊するほどの何かがパラケラススの身に起きた、それだけは理解できるのだった。


―――――


 それからのアルテイルの生活は大変の一言だった。

 遺跡の謎かけを解読し工場を発見したアルテイルは地上に戻りすぐさま待機していた冒険者学校の講師に連絡、急いで王都から人員を呼び寄せ、そこから遺跡の解析が開始された。

 アルテイル達も遺跡の封印を解除した者として同行させられ、工場内の仕組みや車の実物が存在するガレージの発見など、多くの作業に関わる事になる。

 ある程度の解析が終わった頃にはもう一月が経った頃で、その頃には多くの技術者が王都から村へと流入しており、次々に遺跡へと入っていくようになっていた。

 そしてその工場はアルテイル達から王国へと売り渡される事になり、自動車の製造、販売で出た利益分の四割がアルテイル達の懐に定期的に入ってくる契約となった。

 その契約が済んだ時点で、アルテイル達は学校を卒業する事になった。

 そして現在――。

「あー、あっついなー」

 夏の茹だるような暑さを感じながら、アルテイルは居間のソファーでゴロゴロしていた。

 その向かいでは呆れた目でノエルが見つめている。

「暑いなら涼しくして。魔法で風でもおこしてよ」

「熱風が巻き起こるから嫌。それに家が散らかるだろ」

 アイスティーを飲みながらラフな格好でなるべく涼を取ろうとするアルテイルと、やはり涼を取りたいノエル。

 そんな二人のやり取りに苦笑を浮かべながら、シェスカが呟いた。

「それにしても、アルテイルさんはいつまでこの生活を続けるおつもりで?」

「この生活って?」

「朝を食べ、ゴロゴロし、昼を食べ、ゴロゴロする。そんな生活です」

 はぁ、と呆れたシェスカの言葉にアルテイルが眉を顰める。

「て言ってもな。まだ成人してないから冒険者登録できないし、車の販売収入とか入ってくるし。働く必要ないし」

「このままの生活ではダメ人間になってしまいますよ!」

「その時はその時さー」

 そう言って、再びソファーでゴロゴロする。

 今の所収入に困っている訳でも無く、何か生活環境が悪くなった訳でも無いので、特に不都合を感じていない。

 アルテイルの目的は、現状でほぼ達成されているようなものだった。

「……そんなにゴロゴロしていると、太りますよ」

「んー、じゃあ久しぶりに狩りでもいくか。ノエル、ミカは?」

「部屋の掃除させてる。あの子散らかしっぱなしだから。呼んでくるわ」

 シェスカからの指摘にようやっとアルテイルが動く気配を見せて、それに合わせ周囲が動く。

 とりあえずアルテイルの今後の目標としては成人したら冒険者登録を行い、地図に示されたパラケラススの工場を見て回ろうかな、と思っている。

 それまでは少し、怠惰な生活を満喫するのも悪くないかな、と思っている。

 この後アルテイル達は世界でも有名な『遺跡開拓者』として名前を残す事になるのだが、それはまた、のちの話である。
くぅ~疲れましたw これにて完結です!


感想、誤字脱字のご報告、ご指摘、ありがとうございました。
正直この文章には個人的な思い入れとか何も無いので評価していただくのが非常に心苦しく、ここで完結にします。
続きは書きません。

また気が向いた時に文章を投稿すると思います。
それでは、お付き合い下さりありがとうございました。

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