転生?まあ、適当に生きるよ。 (バカまる)
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ではでは、どうぞ。
休日、俺と彼女は街に出かける。
やあ、佐藤輪弥だ。
あれから一度だけガジェットが近くの海をうろつく事件が起きた。
その時、俺はいい加減六課に入り浸り続ける訳にもいかないので、その日は朝からシュテルと二人で何でも屋の溜まった依頼を片付けていた。
その後の俺達の話し合いでは、戦力調査だという結果になったのだが、はてさて本当はどうなのやら……。
まあ、深読みは止めよう。
余り深く考えると酷い結果になるかも知れないからな。
それより、今日はフォワード陣の試験があったらしい。
なのはは問題もなく合格したと言っていた。
今日の訓練は朝で終わり、なのはは待機から外れるらしい。
はやてが気をきかせて「二人で遊びに行きや。」と言ってくれたのだ。
なのはとちゃんと出掛けるのは本当に久しぶりだから、楽しみだな。
本来なら何でも屋の依頼で潰れる筈だったが、思わぬ所で吉と出たな。
シュテルはなのはの代わりに待機で、ツヴァイはアインスと一緒にメンテナンスだ。
はやてはシュテルに引きずられて訓練所にお話しに行った。
あの時はドナドナが頭の中でもリピートしたよ。
そんな事を考えている俺が現在どこに居るかと言うとだな。
「よう、ヴァイス。 この間話したバイク、見せてくれよ。」
「おう、輪弥か。 良いぜ、丁度貸し出す予定日だったからな。」
そう、俺はヴァイスにバイクを見せてもらうように頼みに来たんだ。
それにしても貸し出しか。
フォワード陣の誰が頼んだのかな?
あの中で運転出来そうなのは……、ティアナ位だな。
エリオとキャロは論外。
スバルは何だか事故率が高そうなだから、これまたアウトだ。
消去法で行くとティアナしかいない。
っと、さっさとバイクを見せてもらって退散するかな。
「でも輪弥。 何で見るだけなんだ?」
「ああ、ちょっとコピーをな。」
「はっ?」
ガレージからバイクを引き出していたヴァイスの動きが止まった。
「コピーって……。 いや、お前の希少能力なら出来るんだろうが、仮にも六課に通ってる人間が犯罪は駄目だろ……。 保険無加入にナンバープレートの偽造。 それにお前は免許もってないって言ってただろうが。」
「知ってるかヴァイス? とある人物が言った名言がある。 バレなきゃイカサマじゃないんだよ。 よって、バレなきゃ犯罪じゃない!」
「犯罪だからな!」
良いじゃないか。
なのはとドライブしたかったんだよ。
じゃあ俺はどうやって彼女を送り迎えすれば良いんだ!
「輪弥にはあの便利な転移があるだろ? それを使えば良いじゃないか。」
「はあ~、ヴァイス。 俺の知り合いの人外が言っていたぜ? お前はどこでもドアがあれば、タケコプターは要らないって言うのか? 極端な話、それは主食しかないフルコースだ。」
「それはフルコースじゃねぇよ……。 とにかく、犯罪目的なら帰った帰った。」
クソッ! ……本当にどうしようか?
なのははきっと『プログラム』での移動に文句は言わないだろうが、それじゃ味気なさすぎる。
俺はヴァイスに視線を送り続けるが「しっしっ!」と手で払われた。
そうやって悩んでいると、唐突に声が聞こえる。
『あの子みたいに背負ってあげたら?』
「誰だ!」
『そのネタはいい加減飽きたわよ。』
俺がキョロキョロと辺りを見回していると、ヴァイスが呆れた顔で問いかけてくる。
「今度は何の作戦だ? 何度言われてもバイクは見せん。」
「……俺、最近幻聴と話が出来るんだ……。」
「……病院に行け。」
「『そのネタもうやった。』」
……本当に何なんだよ。
おい、念話なら誰か知らないが今すぐ止めろ。
…………今度は黙りかよ……。
本当に精神科に行く事を考えなくては駄目か?
今の所は生活に支障がないし、問題が出てきたら考えてみるか。
俺はトボトボとなのはと待ち合わせている場所に向かって歩いて行った。
まあ、せかっくだから幻聴の案を実行してみるか。
「輪弥さ~ん! お待たせ!」
「楽しみだったからな、待ちわびたよ。」
「えへへ、私もだよ……。」
なのはは走って来たのか若干息が荒くなり、上気した顔で笑いかけて来た。
可愛い奴だよ。
「ごめんな、バイクで移動しようと思ったんだが、どこでもドアもタケコプターもなくて。 だから、俺がなのはを背負って走ってやる。」
「……ふぇ! 恥ずかしいよ! それに話に脈路がないよ!」
うん、俺もそう思った。
しかし、そう言いながら俺の背中にちょこちょこと移動してるのは何故だ?
「そ、それは……。」
「ははは、悪い苛め過ぎたよ。 ほら、そこら辺の車より速い自信があるぜ?」
俺のそう言ってなのはに背中を向けると、腰を落としてなのはに目で良いぞと合図した。
「もう、輪弥さんはしょうがないんだから。 ……えいっ! んふふ~、久しぶりの輪弥さんの背中だぁ~。 もうこんな事する機会ないと思ってたのにな。」
なんだ、想像はしたって事か。
なのはは思った以上に軽くて、自分より小さい体を感じて俺は思った。
この女の子に危険な事をさせたくはないな。
「輪弥さん、早く行こう!」
「はいはい、しっかり捕まってろよ?」
俺はゆっくりと走り出すと、だんだんと速度を上げて歩道を走っていく。
時たま人混みに遭遇すると、道路を隔ててある柵の上を走り、ビルの壁を走っては注目を集めていた。
とある執務官と新人補佐の目撃時の事。
「……先輩。」
「なんだ?」
「後ろから猛スピードで接近してくる物体が……。」
「よし、サイレン鳴らせ。」
「……いや、人ってスピード違反になるんですか?」
「飛行魔法を使用してるのか? それとも魔力で身体強化か?」
「いえ、スキャンに反応無し……です。」
「ああ?」
二人の人間は女を背負った男が、小さな人混みを数十メートルジャンプして飛び越える様子を見ると、ポツポツと話し出した。
「……なあ、新人。 俺はこんな事にあったことが無いから聞くが、勉強した限りこれは犯罪か?」
「……先輩。 次元が違いますが、これはアスリートが走ったら犯罪になるかと聞いてるのと同じです。」
それ以降、この二人は口を開く事なく車で移動し続けた。
時速四十㎞の自分達を追い抜いて走り去って行く男女を見ながら。
「あはは! 輪弥さん楽しいね!」
「そうか! だったら嬉しいよ!」
あれから移動の時は走り続け、気になる物があれば止まるということを繰り返してた。
そしてケーキ屋によった時になのはが口を開いた。
「ねえ、輪弥さん。 これからこのケーキもって銀君の所に行かない?」
う~ん、そうだな……。
銀君にはなのはが世話になったみたいだし、次に暇が出来るのがいつかはわからないからな。
今のうち行っといたほうが良いだろう。
「そうだな。 銀君の所に行くか。」
「うん!」
なのはは俺の背中に飛び乗り、時折頬を擦り付けて来る。
「ははは、なのは、くすぐったい!」
「にゃああ~、マーキングだよ~。」
バカ、それは犬だ。
俺はなのはにジャレ付かれながら『プログラム』を起動する。
流石に分からない所に走っては行けないからな。
「起動、【オーディンの瞳】」
場所を確認した俺は銀君が居ると思われる所に向かって走り出した。
「で、キング・クリムゾン。」
「過程は吹き飛び、結果だけが残るよ。」
おい、何でお前が知っている?
何かに影響されて見たな?
「ツヴァイちゃんが輪弥さんの参考書だって見せてくれたよ?」
それは参考書じゃない、マンガだ。
まあ、俺は『プログラム』の参考に読んでいたが。
純粋な異能マンガはとても参考になるし、その能力を再現する為の理論の組み立てが割りと面白い。
だが、再現出来ても役に立たない物も多々あるが。
っと、無駄話はここまでだな。
「なのは、そろそろ降りてくれ。」
「ええ~……。」
なのはは渋々俺の背中から降りると、服の裾を掴んで言ってきた。
「またしてくれる?」
「ああ、またしてやるよ。」
「だったら、良いよ。」
すると、なのはは笑顔になって今度は腕に抱き付いて来た。
俺達は銀君の居る部隊に仲睦まじく入って行った。
「あの、ですからその様な方は内の部隊には居ません。」
「いや、居るだろ? ギン・オッドアイ君。」
「銀君は魔力量がSSランクで希少能力の二つ持ちですよ?」
「二つ持ちなら天馬皇紀二等空慰が居ますが、ギン・オッドアイ何て人物はこの部隊には居ません。」
おかしい、ちゃんと【オーディンの瞳】で調べても銀君はここに居る筈なんだ。
まさか、この受付嬢は嘘をついてる?
何でだ? きっと不都合な事があるからだ。
俺はなのはに目配せすると、念話で話を始めた。
『なのは、この部隊は何かおかしい……。 』
『うん、銀君の存在を隠す理由が分からないよ。 もしかしたらだけど、銀君の希少能力で実験とかしてるのかも……。』
な!? いや、確かにあり得る事だ。
宝具はこの世界では未知の道具。
それを山ほど保有している銀君を対象にするのはおかしくない……。
銀君はなのはを助けてくれた相手なんだ。
礼には礼を、恩は返す。
もし銀君に危害を加えているなら……、俺は……。
「もしかして、名前を間違えているのでは?」
「間違えている筈ない。 クロノ提督のお墨付きだぞ?」
俺がクロノの名前を出した途端、受付嬢の顔に驚きが混じった。
すると受付嬢は慌ててモニターを操作し、何かをしだした。
この慌てよう、何かある……。
『なのは、銀君はもしかしたら……とんでもない事に巻き込まれてるかも知れない……。』
『ええ!? た、助けなきゃ!』
俺はなのはに頷くと『プログラム』を組み上げ、この建物全体に通信妨害と空間遮断の能力を発動した。
「起動、【閉鎖された異界】」
すると、まるで封時結界を張ったように建物全体が隔離される。
これは魔力を使った結界ではない故に魔道師には認識出来ず、尚且つ侵入出来ない。
「こ、これは!? 戦闘員、警戒レベル最大! 何者かに襲撃されたかも知れません!」
受付嬢は驚いていたが、すぐに放送で建物内の人間に注意を促す。
俺となのははその間に【ライトイリュージョン】で光をねじ曲げ姿を消すと、銀君の捜索に移った。
『なのは、銀君はこの建物の二階に居る。』
『二階って、何で皆気づかないの!?』
『恐らく、この部隊全員か一部の人間がグルなんだろう。 グルじゃない人間は余りの堂々とした場所だから逆に気づかないのかも知れないな。 灯台もと暗しってやつだな。』
『そんな!? 銀君が可哀想だよ!』
全くだ、本当なら【アルカンシェル】で吹き飛ばしてやりたい所だが、まだ銀君を救出出来ていない。
何とかして助け出さないと。
「おい、あそこ何だか歪んでいて変だぞ!」
「敵だ! 総員、魔法の準備!」
「チッ! 見つかったか! なのは、お前は銀君の所に向かえ!」
「でも! 輪弥さんは!?」
なのはは拒否するように声を張り上げるが、俺はなのはに大声で言ってやる。
「バカ野郎! 俺が居ない間にお前を助けたのは誰だ! 銀君だろ! 今度はお前が助ける番だ!」
「っ!?」
なのははねじ曲げている空間の中で驚いた顔をすると、決意した表情で言った。
「 ……分かった、輪弥さんも気をつけて!」
「任せとけ!」
俺はなのはに別に組み上げた【ライトイリュージョン】を掛けると、それを確認したなのははセットアップして全力で駆け出した。
いくら違法な事をしている部隊だとしても、時空管理局を相手にするのは得策ではない。
俺は【人類のおもちゃ箱】から取り出したフード付きの黒いコートを着ると、顔を隠す『プログラム』、【ダミーフェイス】で顔を認識出来ないようにした。
「行くぞ、ギン・オッドアイは返してもらう!」
「誰だソイツは!?」
「あくまでしらを切るつもりか……。 もう一度言う。 俺達の恩人を返してもらうぞ!」
「訳の分からん事を言おって。 総員、放て!」
隊長格の人間が合図をすると、無数の魔法が俺に向かって飛んでくる。
「返品するよ。 【パラドックス】続けて【サスペンドリフレクション】」
狭い通路で放たれた魔法を、俺は角度を少しずつ変えて跳ね返した。
「なに!? 防御魔法を張れ!」
何重にも防御魔法を張られるが、それは予想済みだ。
角度の変わった魔法は防御魔法の直前で接触すると、お互いに爆発を起こす。
僅かな防御魔法の隙間から侵入した爆発は敵の大半に直撃すると、敵の陣形が内側から崩壊した。
「クソッ! 総員、体制を立て直すぞ!」
「アグッ!」
「ガッ!」
「ウゲッ!」
しかし、俺は煙の中で天井を走ってど真ん中に着地すると、無傷の敵に魔力刃を衝撃だけ与える設定にしてから気絶させていく。
「そこか!」
だがこの混乱でも冷静だった隊長格は煙の揺らぎに向かって攻撃を繰り出す。
「ハズレ。」
勿論そこに俺は居ない。
風を操る能力、【ウイングダンス】で誤認させただけだ。
当の俺は体制を低く保ち出来るだけ風を起こさないように隊長格の足を払う。
「なっ!? やられはせん!」
隊長格は崩れた体制のまま体を捻り、手に持った剣型デバイスで俺を攻撃してきた。
「いいや! 終わりだぁ!」
俺は魔力刃でデバイスを受け流すと、そのまま踏み込み肩で隊長格の顔面を攻撃する。
空中では防ぐ事も、防御魔法を発動する時間もなかった隊長格は顔を仰け反らせた状態で落下する。
俺は隊長格が地面に激突する前に回し蹴りの要領で側頭部に攻撃を与え気絶させる。
「なかなか手応えのある奴だったな。 さて、なのはの所に行かないとな。」
廊下を駆け出し銀君の反応がある場所へ向かう。
しかし、ここで建物全体が突如揺れだした。
「なんだ!? ……この魔力は、なのはか?」
俺は問題が起きたと悟ると、天井を突き破り上の階に登った。
そして、揺れの原因だと思われる部屋に入ると、なのはと銀君が何か言い合っていた。
「目を覚まして銀君!」
「いや!? お前が目を覚ませよ!?」
「……そんな!? まさかここまで操られてるだなんて……。」
「なにを言ってんの!? 俺は操られてるないから!?」
なのははレイジンクハートを片手に目に涙を貯めて叫ぶ。
「……暴力で目を覚まさせるのは嫌だけど、絶対に助けるからね! レイジンクハート! 銀君を助けるよ!」
レイジンクハートはコアを輝かせてなのはに答える。
きっとレイジンクハートもなのはを救ってくれた人物が操られてるのにショックを感じていたのだろう。
「なのは! 大丈夫か!?」
「輪弥さん! 銀君が操られてる見たいなんだ。」
「貴様は!? おい! 早くなのはを正気に戻せ!」
俺は部屋に飛び込むと銀君を見据えた。
「銀君、お前こそ目を覚ましてくれ! この部隊にギン・オッドアイは居ないとされている! お前は騙されてるんだ!」
「お前もか!? それにギン・オッドアイって誰だよ!? 俺の名前は天馬皇紀だ!」
……えっ? ちょっと待て。
天馬皇紀? あの受付嬢が言ってた?
えっ?嘘? 銀君の本名はギン・オッドアイだよね?
「貴様はともかく、なのはは小学校と中学ともに一緒だっただろ!? 何でギン・オッドアイで俺だって伝わるんだよ!? それにレイジンクハートはデバイスだから記録が残ってるだろ!?」
銀君は必死に叫び真実を伝える。
じゃあ、銀君の事は全部勘違い?
レイジンクハートは「記録にはギン・オッドアイで登録されています。」と否定の声を上げる。
おい、なのは待て。
どうやら俺の勘違いだったようだ。
「スターライトー………!」
「待て早まるななのは!」
銀君の制止の声を無視してなのはは涙を流しながら叫ぶ。
「絶対に助けるよ銀君! ブレイカァァァァー!」
「ギャアァァァ!」
銀君はピンクの奔流に飲み込まれて消えて行った。
「「本当すみませんでした!!」」
「はあ~……、もう良いよ。 部隊には俺が用意した訓練だって伝えておいたから。」
あれから俺が【閉鎖された異界】を解くと、破損していた建物は元に戻った。
何とかなのはに誤解だったと理解させると、ボロボロになった銀君に土下座して謝ったのだ。
銀君は部隊では信頼があるそうだ。
「それにしても、デバイスにまで名前を忘れられてるとは思わなかったぞ。 それに貴様も貴様だ。 何で実行しようと思った?」
「銀……皇紀君が心配でな。 なのはを助けてくれたそうだし、そんな恩人に何かあったら嫌だったから……。」
すると、銀……、皇紀君は驚いた顔をしてそっぽを向いた。
「そ、そうか。 まあ、心配してくれたのは嬉しい。 でも、俺はお前の秘密を握ったり、ストーカー事件を起こしたりしたんだぞ?」
「それはそれだ。 銀……、皇紀君がなのはを助けてくれたのには変わりがない。 それに、俺だって銀……、皇紀君に酷い事をしてたしな。」
「……だったら、これでチャラだ。」
銀……皇紀君は今度はなのはの方を向くと口を開いた。
「なのはも、心配してくれたのか?」
「当たり前だよ! 銀……皇紀君は私が落ち込んで無気力な時に助けてくれたくれた人だから。」
「……そうか。」
銀……皇紀君は俺に笑いながら声をかけてくる。
「なのはの事、大切にしてやれよ。」
「言われなくても。」
俺はなのはを抱き寄せると、声を揃えてお礼を言った。
「「銀……皇紀君、ありがと。」」
「…………そこまで言い難いなら銀君で良いよ……。 意外と気に入ってるし。」
俺は【人類のおもちゃ箱】からケーキを取り出して立ち上がった。
「それじゃ、銀君。 ケーキでも食べようぜ。」
「うん。 このケーキ美味しかったからオススメだよ。」
「翠屋に居たなのはが言うんだからそうなんだろうな。 よし、お茶にするか。」
そうして、俺達は談笑をしたりしながら一時の平穏を楽しんだ。
しかし、ここでレイジンクハートに全体通信が入る。
『こちらライトニング4。 緊急事態につき、現場状況を報告します。』
キャロからの通信により、現場の状況が報告される。
報告よれば、レリックを持った少女が発見されたらしい。
俺となのはは立ち上がると銀君に言った。
「ごめん銀君。 お茶会の続きはまた今度だな。」
「今度ちゃんと時間が出来たらお願いするね。」
俺達が転移をしようとすると、銀君が待ったを掛けた。
「待て、俺も行こう。」
「「えっ?」」
俺達は間抜けな声を上げるが銀君は続ける。
「これも何かの縁だ。」
「「……ありがと。」」
俺達は銀君に頭を下げてお礼を言うと、銀君は「気にするな。」と言って近づいてきた。
そして、銀君は俺にだけ念話送ってきて話しかける。
『今回は貴様にとって大切な存在が出来ると思う。 』
『どういう事だ?』
『さあ、それは貴様が確認しろ。 そろそろ行くぞ、輪弥。』
銀君はそれだけ言うと何も言わなくなった。
俺は考えても答えの見つからない事を取り敢えず置いておく事にした。
そうして、俺達は転移を発動して現場に向かう。
銀君の言った事の意味を知るのは、まだ少し先だ。
はい、終了です。
銀君の名前を出したのは何話ぶりかな?
あ、それからりんちゃんの呼び方は明日の10時で締め切りです。
次回はそろそろあの子を出そう。
まあ、ちょっとしか出せないと思うけど……。
ではでは、読んでくれた方
感謝の極み。
銀君の名前を出したのは何話ぶりかな?
あ、それからりんちゃんの呼び方は明日の10時で締め切りです。
次回はそろそろあの子を出そう。
まあ、ちょっとしか出せないと思うけど……。
ではでは、読んでくれた方
感謝の極み。