転生?まあ、適当に生きるよ。 (バカまる)
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輪弥君のチート能力をここで決定します。
読んでくれる方、感謝の極み。



プロローグでチート転生

ふと気がつくと俺は真っ白な空間に『ぼー』っと突っ立っていた。
ハッ と気がつき周りを見回して見るが何もない。
『う~ん』と頭を捻り考える。
俺はは暫くそうして時間を潰していた。


………………いい加減そろそろ突っ込むか。



「なあ、アンタ。 そんなとこで土下座してないで頭あげて説明しろよ」

ただっ広い空間でリーマンスーツを着た頭の禿げたおっさんいた。長時間のあまりに綺麗すぎる土下座のせいかプルプル震えて気持ち悪い。


「あ、ありがとうございます。 すいません、いきなりこんな場所にお呼び立てして。」

おっさんは立ち上がりながらペコペコ謝ってきた。

「謝罪はいいから、この場所とアンタの事、そして何で呼んだのか説明してくれ」

おっさんは小動物が怯える感じでずっとプルプルしながら答えた。

「す、すいません。こ、この場所は死んだ人間の魂を問題があった場合に呼ぶ場所です。 私は魂を管理する仕事をしています。 神様何て呼ばれる事もありますね。 そして此処に呼んだ訳は貴方の寿命がまだ無くなっていないにも関わらず死んでしまったので転生してもらってもう一度人生を送り、魂の正常化をするためです。 正確には転生ではなく平行世界の自分に憑依する感じです。 転生する世界は魔法少女リリカルなのはの設定が存在する世界になります。」


ふむ、纏めると此処は問題のある魂を呼び、転生して魂の正常化を図ると。
転生する世界の事はよくわからないが『魔法少女』と言うからには小さい子どもが主人公なのだろう。
ガキに関わらなければいいか。
俺はおっさんの説明に確認のため質問した。

「じゃあ、俺はまだ死ぬ運命じゃないにも関わらず死んでしまったと?」

「は、はいぃぃ! 謝って済む問題ではありませんけど何でもするので殴らないでくださいぃぃ!」

俺が問いかけるとおっさんの震えはプルプルからガタガタに変わり必死に謝って来た。

な、何があったんだよ……?

さすがに俺も気の毒になり優しく問い掛けた。

「な、なあ、殴ったりしないから落ち着いてくれ。 何があったのか話せるか?」

俺は面倒な事は嫌いだが流石にここまで異常だと俺だって動く。

「ほ、本当ですか?」

するとおっさんは涙目で此方の様子を伺って来た。

おっさんの涙目キモい。


「ああ、何があったのか話してくれ」









話しを纏めるとこうだ。

俺の前にも魂が1つ来たらしい。
おっさんは何時も通りの事務員のような対応で転生する場所と特典の説明をして処理をしようとしたらしい。
だが転生の時に貰えるお詫びの特典は魂の要領などの問題で1人1つに決まっている。
そして尚且つ憑依になると言った。
それを説明したらキレて殴りかかって来た。
おっさんは仕方なく魂を操作して相手の望む能力と環境を与えた。
だが、これは不正で更に魂を歪める行為らしい。
自分は脅されていたのである程度の情状酌量はあるが給料がカットされ妻や子供に迷惑を掛ける。
これ以上の給料カットはなんとしてでも止めたくてあそこまでビクビクしていたらしい。




そんな悲しい物語を涙ながらに語ってくれたおっさんの肩に手を置いて言った。

「安心しろ。 そんなこと言わねぇよ。」

おっさんは震える声で「ありがとうございます。」と言った。



















それから暫くおっさんの相談に乗ってやった。

良い感じに話していたが、そろそろ時間らしく特典の話しになった。

「それでは、特典の話をしますね。 さっきも言った様に特典は1人1つになります。 じっくり考えてくださいね。」


俺はおっさんの言葉に考えを巡らせた。

どうせなら生活とかに便利な能力がいいな。
テレポートにするか? いや、たいして役にはたたないかな? ギャンブルで絶対に勝てる能力? これもダメだ。 その内怖いお兄さんが出てくる気がする。


そうやって悩んでいる俺におっさんが声を掛けた。

「あの、特典に悩んでいるなら一緒に考えますよ?」


俺はおっさんありがたい申し出に頷いて「あーでもない」「こーでもない」と二人て悩んでいたら、おっさんが『閃いた!』とばかりに顔を上げた。


「わかりました! 【能力を作る能力】などは魂の要領に後から介入するのと同じなので無理ですが。 1つの能力で間接的に使用する能力なら大丈夫なのです!」

「間接的に使用する? ドラえもんの道具みたいな物か?」

「はい。 まあ、物質化はしませんけど。 説明すると貴方にどんな力にでも変化可能な力を与えます。 それを使えばどんな能力だろうと使用する事が出来ます!」

「おお! おっさんやる!ん?……でも待てよ? 前の転生者にその能力やれば済んだんじゃないか?」

「いえ、正確にはこれは使いこなす能力なんです。 人の体をこの力としますね。 そして、武術が能力なんです。」

「ふむ、つまり使いこなすには努力が必要だと?」

「はい。 面倒でしょうが私にはこれぐらいしか思い付きませんでした。 すみません。」

おっさんが頭を下げて謝って来た。

「いや、良いよ。 楽する為の努力は惜しまない。」

「そうですか。 いきなり能力の使い方を覚えるのは大変でしょうからある程度の能力に関する知識を与えておきますね」

おっさんがそんな事を言ってきたので俺は驚いた。

「いいのか? 不正になるんじゃないか?」

「大丈夫ですよ。 これぐらいしか出来ませんのでサービスです。 内緒ですよ?」

至れり尽くせりに俺はおっさんに「ありがとう」頭を下げてお礼を言った。




「それでは、次の人生を楽しんで下さい」

「ああ、世話になったな。 縁があれば酒でも飲みながらゆっくり話そう」

「はい。 それでは、此方のドアを潜ればすぐ転生出来ます」

「それじゃ、またな?」

「はい。また」

俺は片手を挙げながら別れの挨拶をしてドアを潜った。






side out














おっさん side



「行っちゃいましたか」

誰も居なくなった空間でおっさんは光、神々しくなった。

「能力は劣化してしまいましたが、補助があれば問題なく本来の力を使用出来るでしょう。 さて、他にも仕事をしなければ。」


たった1人になったおっさん、『神』は呟いた。






どうも、初投稿ですが自分なりにそこそこ出来たと思います。
作者はこんな感じで話しを書いて行きますが読んでくれると嬉しいです。


では、読んでくれた方。
感謝の極み。


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