核兵器廃絶:心静かに願う…ヒロシマ平和の灯のつどい
毎日新聞 2014年07月31日 19時31分
原爆死没者の冥福を祈り、核兵器廃絶を願う「ヒロシマ平和の灯(ともしび)のつどい」(広島市など主催)が31日、広島市中区の平和記念公園であった。
今年で16回目。約100人が公園内の「平和の灯」から採火した火をろうそくにともし、祈りをささげた後、園内を行進して核廃絶への思いを新たにした。
旧ソ連による核実験が実施されたカザフスタンの留学生で、初めて参加した高校1年、ボラトワ・シャリアットさん(16)は「原爆は許せない。今の日本のような平和が続いてほしい」と話した。【大西岳彦】