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カナダのサイバー攻撃 中国が声明に反発8月1日 7時52分
7月にカナダの政府系研究機関のコンピューターシステムがサイバー攻撃を受け、「中国の国家としての後ろ盾を受けた関係者によるものだ」とカナダ政府が発表したことに対し、中国外務省の報道官は「いわれのない非難だ」と反発しました。
カナダ政府は7月29日、「国立研究評議会のコンピューターシステムが『中国の国家としての後ろ盾を受けた、高度に洗練された関係者』によるサイバー攻撃を受け、不正な侵入を探知した」とする声明を発表しました。
これに対し、中国外務省の秦剛報道官は31日に談話を発表し、「信用できる証拠が乏しいなかで、カナダ側がいわれなく中国を非難するのは無責任であり、中国は断固反対する」と反発しました。
そして「われわれはカナダに対し、誤りを正して、いわれのない非難をやめ、マイナスの影響を取り除くよう求める」と述べました。
サイバー攻撃を巡っては、ことし5月、中国人民解放軍の将校がアメリカ企業などのコンピューターに違法に侵入し、情報を盗み取った罪でアメリカの司法当局に起訴されていますが、中国政府はアメリカによるねつ造だと反論しています。
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