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【社会】「イーストアイ」快走 北陸新幹線長野―金沢間
来年3月に延伸開業する北陸新幹線長野―金沢間で1日、JR東日本の新幹線検測車「イーストアイ」による試験走行が始まった。黒部宇奈月温泉以西での実施は初めてで、富山県内3駅を通り、同日夕方前には金沢駅に入る。線路のゆがみや架線のたわみなどを調べて、異常がなければ、5日にJR西日本の新型車両・W7系が初めて金沢―上越妙高駅間を走る。 イーストアイは1日午前2時10分に長野駅を出発。黒部宇奈月温泉までは昨年12月以降に試験走行を済ませており、時速110キロで走行。黒部宇奈月温泉からは時速30キロほどで走りながら入念に点検し、富山駅以降は、各駅のホームと車両の間隔も調べた。 富山駅へは午前6時55分、駅ビルやホテルなど高層ビルが並ぶ中を縫うように、朝日を浴びたイーストアイが入った。駅構内には本線と副本線が計4本走っており、それぞれのレール点検のため富山駅を起点に2キロ弱を往復した。 新高岡駅には昼前に到着。金沢駅には夕方前に入り、白山総合車両基地でこの日の試験走行を終える。 長野―金沢間の試験走行は「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」とJR西日本、JR東日本の3社が実施。10月31日まで延べ50日行い、徐々に速度を上げていき、9月中旬にはW7系で営業時の最高速度260キロで走る。10月後半にはJR東日本の新型車両・E7系も走らせる。 5日のW7系の試験走行では、金沢と新高岡、黒部宇奈月温泉の3駅で、沿線住民らも招いた歓迎式典を開催。いよいよ間近に迫った開業機運をさらに盛り上げる。 (中日新聞) PR情報
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