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【格闘技】

東大卒26歳税理士ボクサー プロテスト挑戦 きょう発表

2014年8月1日 紙面から

新田会長(左)と握手する柏野さん=東京・後楽園ホールで(竹下陽二撮影)

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 東大卒の税理士ボクサー・柏野(かしの)晃平さん(26)が31日、東京・後楽園ホールでプロボクシングのC級ライセンス(4回戦)のテストを受験。結果はきょう1日に発表されるが、合格すれば9月17日にデビュー予定。目標は日本王者以上。変わり種として注目を集めそうだ。

 柏野さんは東大経済学部卒。在学中はボクシング部に所属し、19勝8敗の成績。2010年アマ全日本ランキングライトフライ級6位にランクされた。現在は、東京都内の税理士法人「TAXGYM」で税理士として働いている。11年に卒業後、しばらく、ボクシングはご無沙汰だったが「学生時代のように、仕事とスポーツを両立させたい」と神奈川県内の川崎新田ジムに通い始め、一念発起、今回のプロ受験となった。

 この日の3分2ラウンドの実技試験では、ヒット&アウェーのインテリジェンスあふれるテクニカルなボクシングで異彩を放った。「目標はまずは、来年の新人王。そして、日本チャンピオンになりたい。結果次第で、どんどん、さらに、上を目指す。ボクの理想は(天才ボクサー)ロイ・ジョーンズJr.。距離感やスピード、フェイントを重視したボクシングをしていきたい」と柏野さん。

 自らも、現役時代、国立大卒(横浜国大)初の東洋王者として話題になった新田渉世会長は「日本王者は狙える。もしかしたら、その上も…」と、「自分超え」を期待していた。 (竹下陽二)

 

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