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防衛相「東アジア安定に米軍の存在不可欠」7月30日 18時36分
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小野寺防衛大臣は、日本の閣僚としては初めて、訓練中のアメリカ軍の原子力空母に着艦し、「空母を中心とする在日アメリカ海軍の抑止力の重要さを改めて感じた」と述べて、東アジア地域の安定のためにはアメリカ軍の存在が不可欠だという考えを強調しました。
小野寺防衛大臣は、アメリカ軍岩国基地からアメリカ軍の輸送機に乗り込み、沖縄近海の太平洋で行われた、日本、アメリカ、インドの3か国の共同訓練に参加していたアメリカの原子力空母「ジョージ・ワシントン」に着艦しました。そして、FA18戦闘攻撃機が、爆音を響かせながら離着艦を繰り返している様子や、訓練に参加している3か国の艦船が、同じレーダー画像を共有して周辺の警戒・監視に当たっているのを視察しました。
日本の閣僚が訓練中のアメリカ軍の空母に着艦して視察したのは初めてで、小野寺大臣は記者団に対し、「戦闘攻撃機の離着艦の状況を見て、練度の高さと、空母を中心とする在日アメリカ海軍の抑止力の重要さを改めて感じた」と述べ、東アジア地域の安定のためにはアメリカ軍の存在が重要だという考えを強調しました。
そのうえで、小野寺大臣は、訓練中の日米の艦船が情報を共有して警戒・監視に当たっていることについて、「集団的自衛権や個別的自衛権の議論が行われているが、現場ではすでに一体感を持って対応してくれていると感じた」と述べました。
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