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電力需要ピーク時に「タイムセール」実施を
8月1日 13時46分

経済産業省は、この夏の電力需給のひっ迫を避けようと商業施設などに電力需要がピークになる午後の時間帯に「タイムセール」の実施を依頼する取り組みを始めました。
これによって多くの人の外出を促し、家庭での冷房の使用を抑えたいとしています。

ことしは東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、原発が稼働していない初めての夏を迎え、厳しい電力需給が見込まれています。
このため経済産業省が新たな節電の取り組みを始めることになったもので、1日から電力の需要がピークになる午後1時から4時の時間帯にショッピングセンターや商業施設にセールの時間を限定する「タイムセール」の実施を依頼しました。
これによって多くの人の外出を促し、家庭での冷房の使用量を抑えたいとしています。
また、電機メーカーなどに対しても協力を呼びかけ、節電を実施している人を対象に、抽せんでエアコンやテレビなどの省エネ家電をプレゼントするキャンペーンを始めました。
今回の取り組みには全国で35社の企業が参加しており、詳しい内容は、家電メーカーなどで作る団体「スマートライフジャパン」のホームページで確認できます。
茂木経済産業大臣は閣議のあとの会見で「特にお盆前後の1週間は厳しい電力需給が見込まれる。家庭での省エネに役立てていただけるよう今後も協力企業を募っていきたい」と述べました。

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