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不定記拡大版 神谷さん、「注意書き」にもの申す どもー。冬休みは消えますよ。神谷です。 さて。 インターネット上にはたくさんのサイトがあります。 そして、サイトには必ずと言っていいほど「注意書き」のページがあります。 サイト訪問の際の注意から、果てはメールの送り方まで、さまざまな事に言及する「注意書き」。 良心的、というか常識的なものも多いのですが中には 「え?それはマナー?」とか「おいおい、それはマナーでもエチケットでもなくワガママだろう」とかいうページがあります。 このコーナーでは、そういうページにひっそりともの申してみようと思います。 ※注 ここからは、毒吐きネットマナーおよびそれに準ずるマナーサイトを信奉しているマナー信者様、または注意書きに重きを置いてらっしゃるサイト管理人様には、不快な発言を含む可能性が大いにあります。ご注意下さい。 批判意見は大歓迎ですが、「それはマナーなの!この荒らし!」とか「お前はサイト管理人のくせにサイト管理人の気持ちを理解してない!管理人を尊重しろ!」とか「消えろクソが!」とか言われても困ります。返信のしようがありませんので。 さて、最初のツッコミは 「毒吐きネットマナーにリンクをはっている注意書き」について。 これ、よくあるんですよ。「about」とか「注意」とかいうページを開くと、一番上に毒吐きネットマナーへのリンクがどん、とはってあって、 「こちらのサイトをよく読んでから当サイトをごらんください。読んでいないと思われる書き込みは荒らしと見なし、削除します」 などなど、ちょっと物騒なセリフが書いてあるサイト。 しかし、これってどうなんでしょうか。 毒吐きネットマナーの管理人さん、緋羽観円さんはトップページで >当サイトにおける情報の信憑性は、宗教勧誘のパンフ程度です。 また、「このページの使い方」のコーナーでは >一理ありますが、全体として間違っています。 と述べていらっしゃいます。ところが。大抵のリンクサイトにはこの注意書きが一切ない上に、毒吐き至上主義、とでも言えるようなセリフが添えてあります。 毒吐きの管理人さんは毒吐きが「管理人有利のマナーサイトであり、閲覧者の権利は無視している」ということをわかってやっていらっしゃると思うのですが、大抵のリンクサイトがその辺を書かないということはつまり 「このマナーサイトは絶対なの!バイブルなの!読まない奴は荒らし!」という考え方をしている、ということに近いと思います。 ちょっと待ってください。それって、毒吐きの管理人さんの精神を踏みにじってませんか? そういう使い方は、管理人さんの評判を落とすことになりませんか? これでは、言い方が悪いですが、毒吐きが「偉そうな管理人を大量生産した痛いマナーサイト」と呼ばれても仕方ないと思うのです。 他人に注意書きを守れ、とマナーを求めるなら、自分もマナーサイトをちゃんと読むべきなんじゃないかと思ってしまいます。 注意書きを読めと口を酸っぱくする管理人が、注意書きをちゃんと読んでないなんて本末転倒ですよね。 次に「荒らしが絶対やってくる前提で『荒らしについて』という項目を置いている注意書き」について。 時々、注意書きを読んでいると「荒らしについて」という項目を見つけることがあります。 または「最初に」という項目にそれに準ずる事を書いてある注意書きもあります。そこは大抵、こんな感じの文章が書いてあります。 「荒らしはいますぐお引き取り下さい。ネットポリスに通報しますよ」 「私、荒らしにかまってるほど暇じゃないんで、消えてください(にっこり」 中には「抹殺します」とか「マシンガンで蜂の巣にします」などものすごく物騒な事を書いてらっしゃる方もいたりして。 でも考えてもみてください。荒らしが注意書きを読みますか? そもそも、注意書きにそんな物騒な事を書かなければならないほど、ネットは荒らしだらけなんでしょうか? そういう方は「荒らし」という種類の人間がネット上を徘徊しており、たまたまターゲットにされたページがガンガン荒らされて閉鎖に追い込まれている、とでもお考えになっているのかもしれませんが、はっきり言うとそんなはずありません。 荒らしは大抵そのサイトのアンチです。アンチ、ということは一度はそのページに目を通している、ということです。 その上で、「気に入らない」「痛すぎる」という気持ちを押さえきれない人が荒らしになる、というのが大多数です。 荒らしの中にはひがみ精神とか私怨で動いている人もいくらかはいますが ほとんどが「ここで暴れたら面白そう」という気持ちで動いていると思われます。 ざっくりと偏見的に言ってしまうなら、管理人にも隙がある場合がほとんどです。 そんなわけで、サイトにやってくる多くの閲覧者は、ごく一般の閲覧者です。 ですがこのような注意書きを見ると、気の小さい閲覧者には 「私、いつか荒らし認定されて通報されるのかしら……抹殺?!怖ろしいわ……」 と思われて、結局恐れからROMに徹される、もしくは見てもらえなくなる可能性があります。 また、注意書きは基本的に閲覧者が見るものであるため 「何?閲覧者はみんな荒らし扱いなの?この人偉そう!」 と思われ、かえってアンチを増やす結果にも繋がりかねません。 よくウェブサイトを「家」にたとえていらっしゃる方がおられるのですが (まあ基本的にそのたとえも間違っているのですが) そのたとえに従うなら、想像してみてください。 家に遊びに行っていきなり 「うちの備品持って帰ったり壊したり、家の中で騒いだりしたら殺すからね?」 と言ってにっこり笑う家主がいる家で、のんびりくつろごうと思いますか? 荒らしに敵対心を燃やし、「絶対撃退してやるんだから!」と思う前に、サイトを見に来てくれた多くの、悪意のない普通の閲覧者の事を考えて、注意書きを作るべきではないでしょうか。 また、この項目と同じ理由で「トップページからダミーページが仕掛けてあり、ダミーに引っかかると『注意書き読めコラ!』とか『おかえり下さい。あなたにウチのサイトを見る資格はありません』とか書いてあるページ」について。 裏ページならわかります。注意書きを読まずに入られるとまずいこともありますし 注意書きを読まずに入られて、読んでませんでしたーでは腹が立ちますよね。 しかし、トップページからこまかーい字でつらつらと注意書きが置いてあり 目がチカチカしてきて飛ばそうとすると、「注意書き読まない奴死ね!」とかいうページが出てきてびっくりしたことがあります。 荒らしを入れたくない気持ちは解りますが、ダミーページに気付くと大抵の閲覧者は本ページを探すことに一生懸命になってしまい、注意書きなんて読んじゃいません また家のたとえを引き合いに出しますが、家に遊びに行ったら、玄関先に細かい字の掘られたプレートがあり、一番上を読むと、「家に入るときの注意事項」と書かれていて あまりの多さにまあいいやとドアを開けたら真っ黒な壁に赤字で 「お前に我が家に足を踏み入れる資格はない!すぐさま帰れ!」 と書かれていたら、正しい入り口を見つけたとしても、その家に入ろうと思うでしょうか。くつろごうと思うでしょうか。 「『ROM禁止!必ず書き込みしてくださいね』という文言がある注意書き」について。 時々見かけるのがこの注意書き。大抵セットで「踏み逃げ禁止」が書かれていますが、そちらは過去ログの2005年8〜10月分の方を見てもらうとして。 「管理人もない暇を作ってサイトを管理しています。一言ぐらい書き込むのは礼儀ですよ。カウンターだけ回って書き込みがないなんて、すごく不気味です」 まあ、だいたいそんなことが書いてあります。中にはそういう人を「無責任で失礼な人」「ロム犯」などと罪人のように扱う人もおられるようです。 また、こういうサイトに限って「三行or一行カキコ禁止!」「批判、文句はやめてください」などと仰っている方の多いこと多いこと。 サイトを見る前というのは、そのサイトに関する情報は限られています。 バナーに自作の絵を使っていらっしゃるイラストサイトならまだしも、小説サイトでは、なかなかバナーや紹介文だけでは好みのサイトかわからないことが多いものです。 たまたま立ち寄ったサイトを気に入るかどうかは、その時点では全くわかりません。 気に入る可能性もありますし、もちろんそれと同じぐらい、気に入らない可能性もあるわけです。 あまり好きではないサイトに対し、批判を交えず三行以上の感想を述べることが出来ますか? そもそも、好きではないサイトにそこまでの労力を裂こうと思いますか? また、インターネットもいろいろな人がいます。 文章や書き込み、コミュニケーション能力に長けている人もいれば、それらが苦手な人もいます。 長年懇意にしていて、よっぽど気に入っているサイトなら、苦手な人でも頑張って書き込もうと思うかもしれませんが、たまたま立ち寄ったサイトではたして同じ事が出来るでしょうか? さらにそのサイトが「三行書き込みは禁止!意味のない書き込みは荒らしとみなし、削除します」と書いていたら?ますます書き込み出来なくなってしまいますよね。 それらの人をみんな「マナー違反」「無責任で最低」「失礼も甚だしい」「もうこないでほしい」なんて言ってしまうのは、管理人の方がマナー違反ではないでしょうか。 次へ 戻る |