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ちょっとエッチで正しいハーレムの作り方 作者:上級読者

まどかの章 12 ★★☆ ヒルトンホテル(王族専用貴賓室)

ガタガタ…ブルブル…。ま、まぁ…。い、いつまでも脅えておっても仕方ないのだ。本当に殺しに来たらサキエルのせいにするのだ。余が落とした携帯を使い、余の声色を真似てイタズラしたに違いないと言い張れば大丈夫であろう。うむ。それがいいのじゃ。問題解決じゃ。

オレの胸はどう解決するんだよ?

それは一時保留ということにしておくぞ。余は貧乳が嫌いという訳でもない。ほんの少しの膨らみで良いのだ。適当にモミモミしておれば、いつかなんとかなるであろう。

なるかな…。自分の胸をサワサワ…(////

あとはスポーツでもしてプニュプニュのお腹を引っ込めるのじゃぞ。好き嫌いせずに何でも食べて背を伸ばし、胸に限らずもう少し全体的に肉付きをよくしておけ。おデブさんになってはいかんから十分に気を付けるのじゃ。よいな。

うん。

では次に下半身の検査に移るのだ。杏子、足を伸ばして仰向けに横になるのじゃ。

……もぞもぞ、よいしょ…っと…(////

ほう…。足がすらりと長いのう。お肌もスベスベで綺麗なのじゃ。これは問題なしかの…。足の裏はと…。杏子の足首をムンズと握って、ヒョイっと持ち上げ。

うわっ!(////

うむっ。可愛い足の裏であるぞ。土踏まずも綺麗に出来ておる。理想的じゃ。爪も綺麗に手入れが出来ておるし、指と指との間の汚れも…溜まっておらんな。なんじゃ、意外に清潔好きではないか。

毎日…お風呂で洗ってるから…(////

うむ。ではお股の方を調べるかの。おパンツを脱ぐのじゃ。

うん…。上半身を少し起こしておパンツに手を掛け、腰を浮かしてお尻からスルスル…(////

……。

屈めた足におパンツを上手く通していって、最後にパッと足裏から抜いて、さり気なく畳んで枕の下へギュッと押し押し…(////

……杏子よ。

なっ、なんだよ?(////

足をそんなにきつく閉じておったら検査が出来ないのじゃ。

あっ、あぁ…ゴ、ゴメン…(////

起こした上半身はもう寝かせてよいぞ…。うむっ。そうじゃ、仰向けの体勢でよい…。足をもっと広げて…いやもっと…あともう少し…。

モソモソ…。こ、こう…?(////

よし、いいぞ。あと、両足の膝を曲げて足の裏をシーツに付け、ふんばって、余に対してお股が見易い角度となるように腰を浮かせてみよ。

う、うん…。モソモソ…(////

なぜ手で隠そうとする…。検査の邪魔だから胸の上で組んでおくのじゃ。

ギユッ…(////

ジロジロ…ジロジロ…。ふむふむ…。ジロジロ…ジロジロ…。ん…。

ガタガタ…ブルブル…。あぁ…ううっ…(////

そちが枕の下に隠したおパンツ、余に渡すのじゃ。

う、うん…(////

杏子のおパンツをクンカクンカ…。なるほど…。

……(////

一応、聞いておくが、そちは今なんらかの魔法を使っておるか?

使ってないけど…。

で、あるよな…。波紋が殆ど感じられぬ。魔法を形成してはおらん…。しかし…だとすればこれは…。

なぁ? オレのからだ、どこか変なのか? 気に入らないとこがあるのか?

なんと言ったらよいのか…。いやこう言う他ないの。杏子よ、そちのお股についておるのは凄く小さくはあるが、チンチンであるよな?

うん…(////

そしてその下はこれも凄く小さくはあるがタマタマである。

コクン…(////

チンチンやタマタマの大きさは余の半分くらいであろうか…。いやもっと小さいか…。実をいうと余もかなり小振りな方でな。メルルに可愛いと言われてからは正直コンプレックスを抱いておった程なのだが、その半分以下となると男として同情を禁じえないぞ。しかし仮にそちのチンチンが普通くらいの大きさであったなら、余はそちがおパンツを下ろしてポロリンとチンチンが顔を出したあの瞬間にショックでそちを滅しておったやも知れぬ。

な、なんでだよ?(////

何故…だと? いやいや。女だと思い込んで胸をモミモミしていた相手が男であったのだ。むしろ今、こうも平静でいられる自分に驚いておるわ。ちっこいチンチンには人の心を和ます力があるのかのう…。

あんたオレが男っての知らなかったのか? オレあんたが男色の気があるって聞いてたんだけど…。

誰に…と聞くまでもないな…。サキエルめ…男を女と偽って余に宛がうとは…。ヤバイ奴だと思っておったが、余をゲイにする為にとうとうこんな手の込んだことをするまでになったというのか…。このままでは余はいつか奴に…。ガタガタ…ブルブル…。

そっか…。オレを落札したサキエルって奴にオレもあんたも騙されたのか…。オカシイと思ったんだよな、あんた妙に胸に拘るからさ。でもオレちょっと嬉しいんだ…。

何故じゃ?

チンチン付いてるからオレは男なんだけどさ…心は完全に女なんだ…。オレは女だから相手は女より男の方がいいし、男が好きなゲイの相手をするのも嫌だ。心はノーマルなんだ。普通の女なんだよ。……だから女が好きな男がさ、オレの相手ってのは、それだけで嬉しいものなのさ…。あっ! で、でも、あんたのことが好きって訳じゃないからな? そ、そこんとこは勘違いすんなよ…?(////

そちはそうかも知れんが、余はなぁ…。気持ちはどうであれ、そちの体は男であろう? うーん…。超えるべきハードルの高さが半端ないのじゃ…。

幻惑の魔法発動…。第4の幻槍、インキュバスの魅了。 ……パチッ☆

はれっ? んっ? そち今なにをした? なんじゃ、さっきの魔法は?

魔法…? なんのことだい?

今さっき…。いや…。まぁ…よい…か…。

そうさ。あんたエロスの王子さまなんだから、どーんと構えてさ、小さなことなんて一々気にしなくていいんだよ。オレが男だってのも小さなことさ。

うむっ…。そういえばそうかのぅ…。ちっこいチンチンとタマタマがある以外は全て女なのだから、そちは男というよりも女といえるし。ちっこいチンチンとタマタマは気にしないことにするか…。

うん。オレのチンチンを気にしないでくれると凄く嬉しいよ。出来ればオレ、女としてあんたの性奴になりたいしさ…(////

しかし…ちっこいのう…。ジロジロ…。

ち、ちょっと待て、これは気にしないんだろ? 手で隠して足を閉じ閉じ(////

隠すでない。余はそちの身体検査を終えてはおらん。そのお股の中がどうなっておるのか、もっとよく調べて、余の理想たるそちの姿を導き出さねばならぬ。これは大切な検査なのだ。見せるのだ。

やだっ!(////

杏子。

なっ、なんだよっ(////

余との約束、忘れたのか? そちは余の所有物である…。仰向きで寝そべり、足を開き、手で隠すでない。

ゴ、ゴメン…なさい…。モソモソ…。は、はい…(////

ふむっ。では検査を再開するぞ。ん…。どれどれ…。ジロジロ…ジロジロ…。ここは…ふむ、まだこの程度なのか…。ジロジロ…ジロジロ…。ここも未発達じゃの。これもまだ…って、んっ? な、なんじゃ!? 何故こうなる? まさかそち興奮しておるのか? これは検査だと言うたであろうに…。

ううっ…。しょうがないだろ…勝手に…こうなっちまうんだからさ…(////

まぁ、よいか…。ジロジロ…。ほう…。そちのチンチン、興奮してもあまり大きさは変わらぬの。ちっこいままじゃ…。ジロジロ…。しかしここまで未熟となると…。ふむっ、そち、精通はまだであろう?

コクン…。やっぱり普通じゃないよな…オレの…。

気にするでないぞ。普通かどうかなど関係ない。余がどう思うか、それだけじゃ。調べたところ清潔に保たれておるし…。クンクン…。ふむっ。臭いもあまりせぬ。ちっこいからか、見た目の不快感もまるでないし…。

はぅ…(////

むしろ可愛い…。んっ!? よ、余はいったい何を言っておるのだ?

……(////

シ、シャワーを浴びて頭を冷やしてくるのじゃ。そちはそのままでおるように。よいな!(////

うん…。

スタスタ…スタスタ…。ドアをバタン!

……魔法、効き過ぎたかな。オレのチンチンを不快に思わない程度の軽い誘惑魔法だったんだけど…。でもこれもマギカを潰す為…。ゴメン。悪く思わないでくれ。その分、オレ、一生を掛けてあんたにご奉仕するからさ…。
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