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ちょっとエッチで正しいハーレムの作り方 作者:上級読者

まどかの章 10 ★★☆ ヒルトンホテル(王族専用貴賓室)

えへへっ。ご主人さま。さっそく始めようぜ。チャイナ服っぽい朱色のスーツを脱ぎ脱ぎ。ふうっ、よいしょ。バサッ。(ベッドにチョコンと座って八重歯可愛く微笑む杏子は唐突にサバサバとした感じに服を脱ぎ始め、あっという間に下着のみのお姿! その染みひとつない純白の木綿のおシャツとおパンツは、まさにシンプル・イズ・ベストなのでございますぞっ!)

わわわっ。そちは何をやっておるのだっ! いきなりそのようなことをしては駄目なのじゃ!(////

駄目って…あぁ、シャワー掛かった方がいいか? 朝に掛かったばっかであんまり汗もかいてないからさ、汚くないと思うんだけど…。シャツのそでを鼻に付けてクンクン…。シャツのおへその裾をペラリと捲ってクンクン…。うん、そんなに臭わないし…。どうする?

そういうことを言っておるのでは…なく…だな…。そちと余は…知り合って間もない…から…。だから…そのっ…。うん…。えっと…。杏子よ。そんなに臭わないとは、ちょっとは臭うということなのであろうか?

……そりゃ…まぁ…ちょっとは…(////

ど、どのくらい…なのかの…?(////

どのくらいって…。シャツの襟首を伸ばしてクンクン…。ちょっとは…ちょっとさ…(////

ちょっとでは分からぬのだ。ううっ…。気になるのじゃ…。どのようなものなのじゃ! 余にも少し嗅がせるのじゃ! 杏子にガバッと覆い被さり!(////

うわっ!(////

杏子のお腹へ顔を埋めるように圧しつけてシャツをクンクン…。う、うむっ…(////

オイ…コラ…やめろって…(////

杏子のシャツの裾をペラリと捲って、オヘソの辺りの肌を直にクンクン…。ふ、ふむっ…(////

……(////

微かに石鹸の匂いがするだけで、ちっとも汗臭くないのだ…。クンクン…クンクン…。

そ、そうか…よかった…って、も、もうオレの臭い嗅ぐのやめろよ…。気にならないならこのまま始めようぜ…。オレさ…もう我慢が…(////

いや、こうなったらトコトンやるのじゃ。杏子のシャツの裾をグイッと鎖骨の辺りまで一気に巻き上げ、腕の付け根、杏子の脇の間に顔を埋めて、直にクンクン…。

こらっ! もうっ!(////

杏子。

な、なんだよ(////

万歳するのじゃ。腕を上げて脇を広げるのじゃ。はい、ばんざ~いじゃ。

うううっ…。ばん…ざい…(////

うむっ…。クンクン…クンクン…。

ああっ…もうっ、オレ、シャワー浴びてくる。脇を閉じ閉じして、王子に背を向けるように、からだを捻ってコロリン(////

ちょっと待つのじゃ。……杏子、動いてはならん。お前の主である余は動いてよいと言っておらんぞ。待て、じゃ。

ええっ…(////

待て、じゃ。

わ、わかったよ…(////

先程と同じポーズになるのじゃ。仰向けに横になって、ばんざ~いじゃ。

うん…(////

……うむっ。クンクン…クンクン…。

……(////

うむっ、やっとそれらしい臭いがしてきたのだ。ふはははっ。杏子よ、主人である余に、このような汗臭い穢れた身体を差し出すとは実にけしからんのじゃ。

なんだよ…。そんなとこ嗅がれたらさ…。そりゃ臭う…かも知んないけどよ…。そういう言い方しなくてもいいだろ…。自分から嗅いでおいて失礼にも程があるよ…。

失礼だと? ふふん。なに寝言を言っておる。主が自らの所有物である性奴にわきまえる礼儀などあるものか。ふはははっ。ふはははっ。

クソッ…。こいつ急に…。頭に乗りやがって…。

ふはははっ。ご主人様にそのような下品な言葉を使ってはいかんぞ。ふはははっ。そうじゃ、丁度よい。そちが余に相応しき最上の性奴となるよう、今からジックリと時間を掛けて徹底的に躾けるのだ。あぁ…胸が高鳴るのぅ…。姉上とはお互いがお互いの主人であり性奴となる契約をしたが、そちとは常に余が主人でそちが性奴…。同じ性奴であるのに…なんであろう、このドロドロと黒く湧き上がるそちへの想いは…。本来、人が持つ愛情であろう姉上への純粋な想いとは全く別種の穢れた想い…。杏子よ、このようなものも愛情と呼んでよいのであろうか…?

知るか。

ふはははっ。可愛い奴じゃ。その反抗的な態度が益々余の心を黒く染めてしまうではないか。ふはははっ。杏子。主人である余にそのような生意気な口を利いてすみませんでしたと謝るのだ。

誰が謝るか。馬鹿。

……では仕方ないの。明日にでもスレーブドームへ行き、そちを他の奴隷とトレードするのだ。

えっ…。

仕方あるまい。サーカスの猛獣使いのように鞭を振るってそちに言うことを聞かせるなど余はやりたくないし、そちも嫌であろう。縁が無かったということじゃ。

うううっ…。

なっ、泣いても駄目なのじゃ。余の理想の性奴は従順…。

うわぁっ…。ううぁっ…。ヒクッ…ヒクッ…。

はわわわわっ。泣き止むのじゃ。オロオロ…オロオロ…。ううっ…。なっ、なんなのじゃ、余のやり方に不満があるならそちにとってトレードは願ったり叶ったりであろう?

ご主人さま…である…。ヒクッ…ヒクッ…。貴方さまに…。ヒクッ…。あのような…生意気な口を利いてすみませんでした。ヒクッ…ヒクッ…。

わ、わかったのじゃ、もう謝らなくていいのだ。口調も前のままでよい。トレードは無しじゃ。

ヒクッ…ヒクッ…。

ま、まぁ、そちも奴隷になったばかりだからな、当分の間は生意気な態度も口の利き方もある程度は目を瞑るのだ。しかしこれだけは覚えておくのじゃぞ。そちが余の性奴なら、そちの身体はそちの物ではない。余の物だ。よいか? 今度から余に会うときは身体の隅々まで洗い、日々抜かりなく管理し、手入れしておくのだぞ? 余の為にだ。

うん…。わかったよ。

では、服を脱ぐのじゃ。

えっ?

そちは余の所有物である。どのような姿が余にとって一番望ましいか、理想像を導き出す為、今のそちの身体を徹底的に調べるのだ。余の好みだからと無理なことを言っても仕方ないし、逆にハードルを低くしても仕方ないからの。ん? 何を恥ずかしがっておる。主に喜ばれるよう自分を高めるのは性奴の勤めであるぞ。さっさとシャツを脱ぐのだ。

う、うん…(////
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