まどかの章 04 ★★★ ヒルトンホテル(王族専用貴賓室)
ソファーにドサッ。ふうっ…。王都に戻ると落ち着くのう…。クタ~。
ふふっ。折角、奴隷市場まで行ったのに無駄骨となってしまいましたね♪
……なんじゃ。嬉しそうだのう。
そんなことないですよ♪
ふんっ…。まぁ、よいわ。性奴を買うことが出来なかったのは残念であったが、帰りに高島屋に寄ってメルルとキリノへのプレゼントを買うことが出来たからのう。それに…。ジーッ。
ん? なんですか王子?
蓮華、近こう…。
は、はい。ソファーにポスン。
今日はそちと久しぶりにデートが出来たから奴隷市場に行ったこと無駄ではなかったのだ…。そちが余の練習相手になると言ってくれたあの言葉、嬉しかったぞ。余には大きな収穫であった。…抱きっ(////
王子…(////
オヤツの時間まであと1時間ある。それまで早速練習をしてみることにしよう。蓮華よ、そちの胸、触ってよいのであったな?
は、はい…(////
では…。参るぞ。フン…フン…。
ちょっ、ちょっと待って下さい(////
待てぬ…。ブラウスの上から、そっとペタッ…(////
キャッ!(////
サワサワ。んっ? サワサワ。あれっ? 胸が…。サワサワ。サワサワ。無い。はわわわっ。オロオロ…オロオロ…。
王子…?(////
……ど、どう言葉を掛けてよいものか。小さいとは思っておったが全く無いとは想定外なのである。……い、いや気にするでないぞ。構わぬぞ。少し驚いただけなのである。余の動揺、気に障ったのなら謝る。すまぬ…。このようにペッタンコでも、そちの胸なら余はそれでよいのだ…。サワサワ。
い、いえ、あのっ…。そのっ…。
しかしオカシイのう。少し前までは確かにオッパイがあった筈であるのに…。へっこんでしまったのかのう…。結婚をして吸われてしまったのか? よしっ! これからは余が毎日モミモミをして、そちの胸を大切に育てようぞ!
今はさらしを捲いておりますので…。
あ、あぁ…。そ、そういうことか…(////
結婚してから胸が大きくなってしまって…。少しお待ち下さい。いま取ります…。首のネクタイをユルユル…。
待ていっ!!!
はいっ!?
そ、その紐のような黒ネクタイは可愛いからそのままにしておくのじゃ!!!(////
は、はい…(////
うむっ…、で、では蓮華よ、続けたまえ…(////
……白の薄手のブラウスのボタンを外し外し、スルスルと脱ぎ脱ぎ。さらしを解き解き…(////
……ううっ。意外に大きいではないかっ! こ、これも想定外じゃ!(////
そ、そうですか…。緩んだネクタイを締め締め…(////
うううっ、エッチなのじゃ。エッチなのじゃ。上半身が裸でネクタイのみ…。細長い黒のネクタイがまるで首輪のようであるぞ。下半身は黒のミニスカに膝上までの黒タイツ…。裸のスレンダーな上半身と服を着た下半身がアンバランスでありながら妙にバランスが取れておる…。うううっ、蓮華はエッチなのじゃ(////
恥ずかしいので…はしゃがないで下さい…(////
す、すまん…。しかしそちの胸、大きいのう。形もプクリと綺麗に整っておってエッチである。実に見事である(////
あ、ありがとうございます…(////
モ、モミモミしてよいか?(////
はい…。
モミ…。モミ…。むむっ。ポニョポニョして適度な弾力と柔らかさを兼ね備えておる。モミ…。力を少し加えると指が吸い込まれ。モミ…。力を脱すると押し戻そうとする。余の指がそちの胸と一体となるか、ならぬか、そのせめぎ合いであるな。ううっ…モチモチしておる…。温かく柔らかいのである…(////
……。
モミモミ。モミモミ。モミモミ。モミモミ。モミモミ。
……。
ど、どうじゃ。蓮華。モミモミ。モミモミ(////
どうと言われても…。うーん…。
余の華麗な手捌きにもうメロメロであろう? モミモミ。切なくなってきたであろう? モミモミ(////
メロメロ…? 切なく…? うーん…。
我慢せずともよい。モミモミ。そちと余の仲であるぞ。隠し事は無しじゃぞ。アハ~ンとかウフ~ンとか、言ってよいのじゃ。恥ずかしがることはないぞ。モミモミ。この部屋は防音も完璧じゃ、大声を出しても大丈夫なのじゃ(////
言った方がよろしいのですか?
い、いや自然に声が出るであろう? 出てしまうであろう?
……出ませんよ。
……。
王子は昔から私のお尻や胸を触りまくっていたではないですか。ですから今更といいますか。なんというか。あはははっ…。
ションボリ…。
すみません…。
……触っておったのは何年も前の話であろう。今の余と違うのであるぞ。余はもう精通が始まった大人である。気持ちを切り替えて欲しいぞ。
失礼ながら蓮華には同じでございます。私は6才のとき王子のお側役に選ばれ、王子がまだ赤ん坊の頃からお世話をしております。簡単に切り替えることなど出来ません。王子の存在は私には大き過ぎるのです。
……。
ずっと君を弟のように思ってたから…。だから、ごめんね…。チュッ(////
……。
頭をなでなで。
……余が相手ではエッチな気分になれぬと申すか。
あはははっ。そうですね…。王子も私のこと、そういう風に思えないでしょ?
……違うぞ。余はずっと昔から、そちのこと、すっ、好きであったのだぞ?(////
そ、そうなの…ですか…(////
うむっ。そちの結婚を祝福はしたが、その晩は悲しくて泣いておったのじゃ。もう少し早くハーレム候補探しが出来たなら、そちを選んでおったろうにとな。例えそちに振られるにしても、そちへの余の思い…。伝えたかったぞ…。
王子、私は…。
分かっておる。そちは佐助にベタ惚れである。余とこのような練習をするのは内心すご~く嫌であろう? 佐助にも悪いとは思う。だが少しの間我慢してくれい。余の男としての尊厳が、いや余の命が、危ういのだ。
いったいキリノさまに何をされたのです?
そ、そんなこと、言えないのである…。モジモジ…(////
ハァ…。まぁ、いいですけどね。王子とこういうことをするの嫌という訳ではないですし、10才の王子に胸を揉まれることくらいでアイツも怒らないでしょうから、お気になさらないで下さい。
なんじゃ、もう倦怠期か?
ち、が、い、ま、す。……でも、どうします? 私の方から胸を触っていいと言っておいてなんですが、気分が乗ってない相手といくらモミモミの練習をしても自信を無くすだけだと思いますよ。もう止めますか?
いや、まだじゃ、そちの後ろから背中越しにモミモミするのじゃ。
後ろからですか。
そうじゃ、これなら余の顔は見えぬから、そちもムラムラする筈なのじゃ。
う~ん…。そんな単純な問題じゃないと思いますが…。いいですよ。王子の気の済むようにやられれば。じゃ、頑張ってモミモミマスターを目指しましょうか。あはははっ。
フッ…。蓮華よ。余を侮っていられるのも今の内だけなのじゃ。もう直ぐそちは余の虜となるのだ。略奪愛、失楽園なのじゃ。ふはははっ。
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