上の振り見て我が振り直せ、...

上の振り見て我が振り直せ、意外とよくいる嫌われ上司3パターン

58
Time
Pocket

私の前職は転勤の多い仕事でしたが、その中でも私は異動や転勤が多く、13年間働いた中で、12部署を経験しました。

もちろん、大半の異動先が全く見知らぬ人ばかりという状況で、それこそ多くの人との出会いがありましたが、今回は、そんな多くの人に出会った中で、周りから嫌われる人の典型的な3パターンを紹介します。

ちなみに、ダメリーマンで検索してみると、ダメリーマン脱出整理術という記事が見つかりました。とても面白いのでこちらもぜひ参考にしてみてください。

1. 時間を守らない

会議の時間に遅れるなんてのは論外ですが、ここで意味しているのは、人の時間を奪うすべての行為です。

むしろ時間の感覚がない人という方が適切かもしれませんが、よくあるのが、プレゼンの時間をオーバーする人です。大事なところがたくさんあってとか言い訳がましく延長する人は意外と多くいます。これは、ポイントを整理できていないからです。

エレベータートークといって、時間のない上司に対して、エレベーターの中にいるわずかな時間で、重要なポイントだけ説明するというテクニックがありますが、限られた時間の中で、何をもっとも相手に聞いてほしいか、この意識が欠けているんですね。

何より困るのは、人の時間を奪っているという意識がないことです。いわゆる「時間泥棒」です。

大抵、こういう人は上司に対してはきっちり時間を守ることができるんですが、同僚や部下に対してルーズになりがちです。

2. 話が長い

次に話がやたらに長い人。これは先程の時間を守らないにも共通しますが、思い出話が入ったり、自慢話が入ったり、結局ポイントが整理しきれてない人です。

これも上司に対して行ってしますと、「お前は何が言いたいんだ!」、「結論は何だ!」と言われるタイプです。

それと話の順番が悪いから、結局長くなってしまうということも原因になります。基本は結論から話すことですが、背景の部分を説明することも必要な場合があります。最初に説明しなければならないときは、背景や理由といった部分は極力短くすることです。

聞いている方に関心が出てくれば、その結論に至った背景をもう少し教えて欲しい、と必ず質問をしてきます。

3. 反応が悪い

これはメールでよくあることです。

誰しも、対面で話しているとき、電話で話しているときは、あいづちを打ちますし、質問をされれば回答します。質問への正確な回答ができなければ「正確にはわからないので、一旦調べてから返答します」と何らかの反応をします。

しかし、これがメールになると、途端に返事が遅くなる人がいます。もちろん、メールの良いところはお互いが空いている時間にチェックできるところなので、5分以内に返答を求めるなんて使い方はナンセンスですが。

例えば、取引先からメールで質問があり、調べるのに時間がかかる、上司の了解を取る必要があるという場合は多々あります。

その場合は、「ご質問ありがとうございます。ただし、調べた上で上司の確認を取る必要がありますので、明日中にお返事するということでよろしいでしょうか」と言えば、少なくとも質問した方は見込みがわかります。

また、大企業の場合は、同僚からメールで問い合わせが来るというのもよくあることです。内部からの問い合わせの場合、返答が少し遅れるのは仕方ないことですが、少なくとも、1日以内に何らかのレスポンスを返すというのは基本でしょう。

嫌われる人というのは、たいてい返事がいつまで待っても来ません。で、電話したり、会いに行ったりすると、悪びれもせず「ごめん、忘れてた」と言ってくるタイプです。

仕事だからといって特別なことはない!

今回は、周りから嫌われる人の典型的な3パターンを紹介しました。他にも色々な嫌われタイプの人はいますが、この3パターンは基本的なことであるに関わらず、意外と多すぎてびっくりしたということで選んだものです。

この3パターンに共通しているのは、自己中心的・マイペースであるということですが、それ以上に他人に配慮しないということです。

自己中やマイペースであること自体は決してマイナスばかりではないですが、他人への配慮ができない人は組織の中で働くことに向いていません。

そんな上司に当たってしまうのはとても不幸なことですが、少なくとも自分自身がならないように気をつけましょう!

書いたのはこの人

安部 敏志
安部 敏志Twitter:@AbeSatoshi0831
仕事も人生も楽しくをモットーに、現在は沖縄に移住し、ブログを通じて、経営者、人事担当の方々のお役に立てる人事・労務管理に関する情報を発信しています。
Pocket