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仏通信大手がソフトバンクに対抗案
8月1日 9時43分

通信大手の「ソフトバンク」グループが買収に向けて交渉を進めているアメリカの携帯電話会社「TモバイルUS」に対し、フランスの通信大手「イリアド」が31日、買収を提案したと発表し、今後、買収合戦に発展する可能性も出てきました。

発表によりますと、フランスの通信大手イリアドは、アメリカで4位の携帯電話会社、TモバイルUSに対し、株式の56.6%を150億ドル(日本円でおよそ1兆5400億円)で買収する提案を行ったとしています。
TモバイルUSに対しては、ソフトバンクの傘下にあるアメリカで3位の携帯電話会社「スプリント」が、すでに買収に向けて交渉を進めています。
今回の提案はこれに対抗するもので、TモバイルUSの対応しだいでは、今後、買収合戦に発展する可能性も出てきました。
スプリントによるTモバイルUSの買収に対しては、アメリカの規制当局の中に市場の寡占化を懸念する声があることから、イリアドは声明で「われわれはアメリカで事業を展開しておらず、競争法上の問題は発生しない」と強調していて、規制当局がどのような反応を示すかも注目されそうです。

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