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ソニー スマホ戦略 抜本的に見直しへ8月1日 6時56分
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経営の立て直しを進めている「ソニー」は、中国メーカーの台頭で、事業の柱としているスマートフォンの販売が目標を下回っているため、販売地域の縮小など戦略を抜本的に見直すことになりました。
ソニーは、ことし4月から6月までの決算で、堅調なゲームや映画などの事業に支えられ大幅な増益となりましたが、事業の柱と位置づけているモバイル部門は、世界でのスマートフォンの販売台数が目標を大幅に下回ったため赤字に転落しました。
これは、新興国を中心に中国メーカーがより価格の安いスマートフォンの販売を大きく伸ばしたためで、ソニーは低価格帯の商品を中心に販売戦略の抜本的な見直しを進めることになりました。
具体的には、今年度のスマートフォンの販売見通しをこれまでの5000万台から4300万台に下方修正し、今後、中国メーカーの動向も見ながら、世界での販売地域の縮小など黒字化に向けた具体策の検討を急ぐことにしています。
ソニーにとっては業績を悪化させたテレビ事業が経営の立て直しに向けた最大の課題となっていますが、スマートフォンなどのモバイル部門でも中国メーカーの台頭により、安定して利益を出せる体制をどう構築するのか新たな課題が突きつけられています。
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