2014.8.1

40万DLからわずか3日、BrainWarsが100万DLを達成、米国ユーザーは67%に

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BrainWarsの躍進が止まらない。7月25日にAppleのAppStore「ベスト新着ゲーム」にピックアップされたことから28日に総合無料ランキングで2位を獲得、ダウンロード数を40万件に伸ばした同タイトルが7月31日、その数字を100万件の大台に乗せた。

これに合わせて運営元のトランスリミットは達成までのグラフと、ユーザー分布のグラフを発表している。これまでの数字経緯についてはこちらの過去記事をご覧頂きたい。

<参考記事> 95%が海外ユーザー、BrainWarsがリリース約2カ月で40万DL達成、米AppStoreで総合ランキング上位も獲得

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発表されたユーザーの構成比をみると、67%がUS、その次に中国、カナダと続き、「日本以外」の海外ユーザー比率は97%に及ぶ。

興味深いのはそのユーザーの評価だ。前述の通り、この躍進はAppStoreのセレクトが大きな要因になっている。当然、ゲームがつまらない、もしくは文化的に合わない、ということであればすぐにランキングは下落してしまうかもしれない。しかしこの通り、7000近くのレーティングはほぼ4から5を獲得。コメントを見る限りユーザーは楽しく「脳トレ」で対戦しているらしいことがよくわかる。(画面はAppAnnieからの抜粋)

BrainWars__The_Concentration_Battle_Game_Brain_Wars_-_iOS_Store_App_Store_Reviews___App_Annie

前回記事でBrainWarsを「Yo」の爆発と比較した。一言メッセージのYoもやはりリリースはエイプリフールながら、5月半ばに著名ブロガーに取り上げられ、その後アーリー・アダプターたちの間で話題となり、それを嗅ぎ付けたフィナンシャルタイムズが記事化。6月18日の掲載からたった4日で100万ユーザー(こちらは表記はダウンロードではなくユーザー数)を獲得している。

<参考記事> Yoはどのような流れで「4日間100万ユーザー獲得」を達成したのか

BrainWarsもYoも共に言語を選ばない幅広い爆発力とユーザーの高い評価が(Yoの場合はちょっと違う意味かもしれないが)共通している。この勢いは恐らくしばらく続くと予想されるだけに、この後どこまでいくのか、そしてユーザーを獲得した後にトランスリミットはどう動くのか、大変興味深い。

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kigoyama

kigoyama

ブロガー。TechCrunch Japan、CNET JAPANなどでテクノロジー系スタートアップの取材を続け、2010年にスタートアップ・デイティング(現THE BRIDGE)を共同創業。1977年生。(株)THE BRIDGE代表取締役

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