・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」
(英治)行ってきます。
(花子)行ってらっしゃい。
行ってらっしゃ〜い。
(歩)いってらっしゃい。
もうすぐおじいちゃまがいらっしゃるからそしたらごはんにしましょうね。
うん。
もう一回。
ほら。
わあすごい。
いっぱい出た。
あ〜。
(時計の音)
(郁弥)かよさん。
あなたは僕の女神です。
(かよ)てっ…。
僕と…結婚して下さい。
(拍手)いよっご両人!おめでとう!おめでとう!おめでとう!かよさん?郁弥さんの…バカっちょ!かよさん!?てっ…恥ずかしかった…。
郁弥の派手なプロポーズに動転して店を飛び出したかよは気を落ち着けてやっぱり店に引き返そうとしていました。
(セミの声)てっ…。
歩…見た事もないような大きな入道雲だね。
(平祐)ごめんくださ〜い。
やあ花子さん。
ごきげんようお義父様。
さあ歩。
今日は何して遊ぼうか。
ほら歩。
おじいちゃま来て下さってよかったわね。
(平祐)ん?ほう…。
(地震の音)
(時計の音)相模湾を震源とするマグニチュード7.9の大地震が関東地方の南部を襲いました。
歩?歩…。
お義父様?お義父様!?うう…ここ…ここだ。
歩は無事か!?はい!お義父様…。
すごい揺れだったな。
・
(叫び声)・
(子どもの泣き声)声が…。
(泣き声)大変…。
お義父様歩を…。
大丈夫?みんな…。
みんな大丈夫?この地震の被害が想像以上に大きい事を花子はまだ知りませんでした。
大丈夫?当時の大森は郊外の田園地帯であり被害は比較的少なかったのです。
今は外に出ても危ないからおうちの人たちが迎えに来るまでみんなで一緒に過ごしましょう。
花子さん。
倒れたうちもある…。
火事で燃えてるうちも…。
どこもかしこもめちゃくちゃだ…。
英治さんは…銀座はどうなんでしょう…。
さっぱり分からん…。
(泣き声)急げ急げ!早く!邪魔邪魔!
(泣き声)さあ明るくなるわよ。
顔見えるね。
二郎!無事だったんだね!?タキ…おいで!大丈夫だったか?火を消していて迎えに来るのが遅くなっちまって…。
お世話になりました。
いえとんでもないです。
うわっ!怖い!怖いよ〜!大丈夫よ。
大丈夫よ。
怖いよ〜!大丈夫よ!大丈夫。
大丈夫よ。
そうだ!何か面白いお話をしましょうか。
どんなお話がいいかしら。
そうね…。
「ナミダさん」というお話はどうかしら。
花子は子どもたちを力づけたい一心で必死に想像の翼を広げこんなお話を作りました。
「昔ある所にあんまり泣くのでナミダという名を付けられた小さい娘がありました。
何か思うようにならなければナミダさんは泣きました」。
「ある朝学校へ行く道で例のとおりに泣いておりますと…」。
今日はナミダさんはどうして泣いてたと思う?
(フミ)学校に行きたくなかったから?そう!「そこへカエルが一匹ひょっこり飛び出してきました。
ナミダさんはカエルに言いました。
『何だって私についてくるのよ?』。
するとカエルは『なぜかって言われたらもうじきお嬢さんの周りに涙の池が出来るだろうと思いましてね』」。
英治さん…。
みんな…無事でよかった…。
(歩)パパ。
無事だったか!英治さんお帰りなさい。
心配したのよ…。
帰ってくる途中そこいら中火の海でこの世のものとは思えない光景だった…。
郁弥は?会えたのか!?いえ…。
かよさんは?でも郁弥さんかよに求婚するって言ってたじゃない。
きっとかよと一緒にどこかに避難してるのよ。
(平祐)会社は?建物は全壊しました…。
無事だった社員を帰したあと郁弥とかよさんを捜しにカフェードミンゴに行ってみたんだけど…火事があちこちで起こっていて捜すのは諦めて帰ってきたんだ…。
もう一度行ってくる。
(園子)誰か!誰かいないの!?
(葉山)使用人はみんな金めの物を持って逃げた…。
(蓮子)お兄様お義姉様ご無事だったんですね。
(園子)蓮子さんどうして…。
乳母がもう田舎に帰るからと私のところに純平を連れてきてくれたんです。
乳母まで逃げたか…。
・
(足音)龍一さん…。
(龍一)行こう。
迎えに来たんだ。
この子が純平か…。
はい。
(園子)蓮子さんお待ちになって!あなたも…。
もう自由にしてやれ!あなた…。
お兄様…よろしいんですね。
ああ。
好きにしろ。
さあ行きましょう。
おばちゃんまた「ナミダさん」のお話聞かせてね。
ええ。
本当にお世話になりました。
ごきげんよう。
さようなら。
さよなら。
かよ?かよ!無事だっただけ。
お帰り…よかった…。
かよ…心配しただよ。
郁弥さんは?郁弥さんと一緒じゃなかっただけ?かよ?ごきげんよう。
さようなら。
2014/07/31(木) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(106)「涙はいつか笑顔になる」[解][字][デ][再]
9月1日。カフェーでかよ(黒木華)が郁弥(町田啓太)からプロポーズを受け、大森の村岡家で花子(吉高由里子)が昼食をとろうとしていた時、大きな揺れがやって来る…
詳細情報
番組内容
大正12年9月1日。銀座のカフェーで郁弥(町田啓太)から派手なプロポーズを受け、恥ずかしさのあまり店を飛び出してしまったかよ(黒木華)は、気を落ち着かせ店に戻ろうとしていた。大森の村岡家にいた花子(吉高由里子)は、庭で遊んでいた息子の歩とともに空を見上げ、見たこともないような大きな入道雲に驚いていた。そこへ平祐(中原丈雄)が訪れ、一緒にお昼ご飯にしようとした時、大きな地震が花子たちを襲う…
出演者
【出演】吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,中島歩,中原丈雄,町田啓太,飯田基祐,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:25195(0x626B)