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“珍”新記録!ロッテ・岡田、1773打席連続本塁打なし

1回、中前安打を放つロッテ・岡田幸文=QVCマリンフィールド (撮影・吉澤良太)

1回、中前安打を放つロッテ・岡田幸文=QVCマリンフィールド (撮影・吉澤良太)【拡大】

★前記録保持者は

 横沢七郎は1936年から47年まで、セネタースや東急で主に三塁手としてプレーした。通算448試合に出場し、打率.180、92打点。ただ、四球などによる出塁率が.302と高く、1770打席に立ったが、本塁打は0本だった。引退後はパ・リーグの審判となり、66年の退職まで1500試合以上に出場。2002年に89歳で死去した。

データBOX

 ロッテ・岡田がプロ初打席から1773打席連続で0本塁打。デビューからの連続打席本塁打なしの記録で、1リーグ時代の東急・横沢七郎がマークした1770打席(1936-47年、0本塁打のまま引退)を抜くプロ野球新記録となった。デビューからに限らない連続打席本塁打なしのプロ野球記録は阪神・赤星憲広の2528打席(2005-09年)。なお、岡田のほかに現役でデビューから1000打席以上で本塁打がないのは、巨人・松本哲也(1329打席)、中日・山本昌(1206打席)がいる。

岡田 幸文(おかだ・よしふみ)

 1984(昭和59)年7月6日生まれ、30歳。栃木県出身。作新学院高から日大に進学したが、左肘の故障で中退。全足利クラブを経て2009年に育成ドラフト6位でロッテに入団し、同年3月支配下登録。10年後半から外野のレギュラーに定着し、11、12年にゴールデングラブ賞を獲得。今年5月に通算100盗塁を達成した。1メートル77、70キロ。左投げ左打ち。既婚。年俸4000万円。背番号66。

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(紙面から)