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 北陸鉄道(金沢市)は31日、石川線(野町―鶴来、13・8キロ)の四十万(しじま)駅(金沢市四十万4丁目)と曽谷(そだに)駅(白山市曽谷町)の間に、新しく「陽羽里(ひばり)駅」を来年3月につくると発表した。同日付で北陸信越運輸局が認可した。北陸鉄道が新駅を設けるのは1943年の創業以来初めて。土地区画整理で新たな住宅街ができるため、地元からの要望に応えたという。

 新駅の所在地は白山市曽谷町ヲ40。四十万駅から600メートル南、曽谷駅から500メートル北の位置となる。駅前には、白山市曽谷町土地区画整理組合が住宅街を整備中で、駅名はこの住宅街の名からとった。

 組合によると、住宅街の名は、田園に恵まれた環境の中で暖かい日差しを受け、晴れた日にヒバリが舞い上がり飛躍する街をイメージしているという。