ホンダの2009年F1マシンが明らかに： 過去と未来

ホンダF1の第4期
ホンダはF1活動の第4期を迎えようとしており、過去の教訓から学ぼうとしているに違いない。RA109は、革新的な設計によりパッケージされており、F1における新たなベンチマークになったかもしれない。このマシンから生み出されたブラウンBGP001は、ホンダが切望する両タイトルを獲得した。ホンダがF1から撤退しなければ、ブラウンのように成功、あるいはもっと成功していただろうか？ この質問に答えるのは不可能であるが、おそらくRA109はあまりに進み過ぎていた、つまり先進的な技術と複雑な設計を採用していた。誰にもわからない。



ブラックリーのエンジニアを率いてRA109を考案した栃木の自由な発想のエンジニアたちは、何ができるかについて制限を与えられなかったことは明らかだった。数年前、チームがまだBAR-ホンダだった時代のO-ノーズと呼ばれたこの設計（上図と下図）に注目してほしい。



ホンダはミルトン・キーンズに新しい英国レーシング施設（下図）をオープンさせようとしているので、栃木（こちらも新しい施設）のエンジニアたちが、パワーユニットだけの開発を望み、マシン全体の開発に関わりたがらないとは想像しにくい。これがマクラーレンにどのように受け止められるのかは、また別問題である。




ホンダの2009年F1マシンが明らかに
part 1： はじめに
part 2： ホンダRA109の空力学的開発
part 3： ホンダRA109の機械的開発
part 4： 過去と未来

-Source: Racecar Engineering

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