itou - 社会 10:00 PM
1日に10000以上の記事を書き上げる、世界で最も生産性の高いライター
Popular Science:1日に10000の記事を書くのは無理ですよね? スパーカー・ヨハンソンという名のスウェーデン人には可能です。ヨハンソン氏は自作のコンピューター・プログラムを使って「インターネット百科事典」でもっとも多作な執筆者となりました。これまでに、270万個もの記事を投稿しています。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、この数は、Wikipedia全体の8.5%に相当するそうです。
しかし、どうしてボットがそんなに多くの記事を書けるのでしょうか? 言語学と土木工学、経済学、素粒子物理学の学位を持つ科学教師、ヨハンソン氏がウォール・ストリート・ジャーナル紙に語ったところによると、このボットは、信頼できるソースから情報を集めてつなぎ合わせ、短い記事、もしくは「スタブ」を作るのだとか。そのほとんどは、あまり知られてない蝶や昆虫についての記事です。また、フィリピンの小さな街についても書いています。(彼の伴侶はフィリピン人)
ヨハンソン氏が作った「Lsjbot」のほかにも、記事を書くボットは存在します。例えば、「AP通信」はロボットを使ってたくさんの記事を書いています。ほかの新聞などでも、とくにファイナンスとスポーツの分野で、記事を書くためにロボットが使われています。また、Wikipedia全記事の半数はコンピューターによって書かれているそうです。
Wikipediaを昔から使ってきた人々の中には、多くの記事が人間以外の手によって書かれていることに異を唱える人もいます。しかし、ヨハンソン氏は、自身のボットを「正確な記事を書いており、人の役に立っている」と擁護します。例えば、Lsjbotはフィリピンの街「Basey」について書いています。台風「ヨランダ」がBaseyの街を襲い、多くの死者が出た時、人々はBaseyの記事を訪れ、街の概要と位置を知ることができたそうです。
This Bot Has Written More Wikipedia Articles Than Anybody|Popular Science
Douglas Main(訳:伊藤貴之)
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