同性愛を「矯正する」治療、中国で是非を問う裁判

2014年07月31日 22:01 発信地:北京/中国

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×中国南東部の福建(Fujian)省柘栄(Tuorong)で挙式を前に、中秋節の灯籠に火をともす男性同士のカップル(2012年10月1日撮影、資料写真)。(c)AFP

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【7月31日 AFP】中国で行われている同性愛者の「矯正」治療の是非を問う裁判が、北京(Beijing)の裁判所で31日、始まった。

 裁判所の外には同性愛の支援者十数人が集まり、「同性愛に治療は必要ない」「裁判所は矯正治療に反対せよ」などとスローガンを唱えた。

 中国では、同性愛は2001年に精神疾患リストから除外されたが、今もなお、ゲイやレズビアンに対する不寛容が広く存在する。活動家らは今回の裁判が大きな一歩になると評価している。

 シャオゼン(Xiao Zhen)さんと名乗る原告は、重慶(Chongqing)の病院で、男性に性的な考えを抱いていると告げられ、電気ショック療法をされたと訴えている。

 またシャオゼンさんは、中国最大手のインターネット検索エンジン「百度(バイドゥ、Baidu)」がこの病院の広告を掲載したとして、百度を相手取った訴訟も起こしている。(c)AFP

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