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 安倍政権が集団的自衛権の行使容認に向けた「基本的方向性」を表明し、戦後日本のあり方を大きく変える道に一歩、踏み出した。首相として戦後50回目の終戦記念日に戦争責任を認め、反省の気持ちを表す談話を出した村山富市元首相(90)に思いを聞いた。

 「政府は国民の命を守る責任があると強調し、集団的自衛権を否定した立場ではその責任が全うできないと言うが、明らかにごまかしだ」

 15日、テレビで安倍晋三首相の記者会見を見た後、村山さんはその主張を批判した。