PC遠隔操作事件・片山被告、佐世保高1少女同級生殺害に大きな関心「10年前にもありましたよね」
2014年7月31日6時0分 スポーツ報知
パソコン遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害などの罪に問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(32)の公判が30日、東京地裁(大野勝則裁判長)であり、被告人質問が行われた。被告は、犯行声明メールにアニメキャラクターの画像や詰め将棋の問題などを付けたことに触れ、「自分が関心のないものを使って、犯人像を混乱させるつもりだった」などと証言した。
29日に接見した佐藤博史弁護士によると、片山被告は、佐世保市の高1女子同級生殺害事件に大きな関心を示し、「10年前にも佐世保でありましたよね」と、2004年の事件の話も自分から持ちかけて来たという。佐藤弁護士は「片山被告はもう少年ではないが、心に闇を抱えている点では同じ。そこに光を当てて解明することは不可欠」と話した。