宝塚、15年ぶり紅白復活あるぞ!NHK8・9「思い出のメロディー」雪組公演を異例の生中継
NHKの大型生番組「第46回思い出のメロディー」(8月9日・後7時30分)で、「宝塚歌劇団100周年スペシャルステージ」が行われることが30日、発表された。東京宝塚劇場で開催される雪組トップスター・壮一帆の退団公演を異例の生中継。同番組は「夏の紅白」と言われているが、宝塚85周年の1999年には大みそかの紅白歌合戦に出場しており、15年ぶりの復活もありそうだ。
今春、創立100周年を迎えた宝塚歌劇団のタカラジェンヌたちが、“夏の紅白”を盛り上げる。
8月9日に生放送される「思い出のメロディー」で、NHKホールと東京宝塚劇場を生中継で結び、雪組約70人のパフォーマンスを届ける。さらに、スペシャルプレゼンターとしてOGの女優・八千草薫(83)と大地真央(58)がNHKホールで宝塚100年の歴史や思い出を振り返る。
東京宝塚劇場では8月1日から31日まで、退団する雪組トップスター・壮一帆のサヨナラ公演が行われる。中継される9日は昼公演のみで、夜は番組のためのスペシャルレビューを披露。視聴者から同番組に毎年多くのリクエストが届くという歌劇団の愛唱歌「すみれの花咲く頃」を特別に歌うことが決定した。
壮にとっては同公演がタカラジェンヌとしての18年間のラストステージ。「東京千秋楽のどんちょうが降りるまで舞台人としてもっともっと高みを目指したい。最後の最後まであがきつづけて、いいものを発信できるよう努力を続けていきたい」と話していただけに、この「NHK特別版」も最高のショーを見せてくれそうだ。
宝塚85周年だった99年の第50回紅白歌合戦には、月組のトップスターだった真琴つばさや檀れいら現役ジェンヌ約30人がNHKホールにゲスト出演した。今春の100周年時は、NHKスペシャルなど多くの宝塚特番を放送するなど、NHKも注目している。それだけに、大みそかの紅白への15年ぶり出演の可能性もありそうだ。
宝塚歌劇