「M-1」が帰ってくる!日本一の漫才師決定戦、来夏5年ぶり復活
結成10年目までの若手漫才師日本一を決める大会として2001~10年に開催された「M―1グランプリ」が来年夏、5年ぶりに復活する。制作局である朝日放送の脇阪聰史社長(66)が30日、会見して発表した。中川家、ブラックマヨネーズ、チュートリアルら、多数の人気コンビを生んだお笑い界の一大イベントが、開催時期を夏に移し、新たな「日本一決定戦」として再出発する。
08年に関東地区で23・7%、関西地区で35・0%の高視聴率を叩き出すなど、師走の風物詩として親しまれた頂上決戦が、真夏のイベントとして復活する。脇阪社長は「日本一おもしろい漫才師が決まるイベントとして自信を持って世に送り出したい。生放送だけでなく、インターネットやSNSと関連させ、みんなで盛り上げる形を模索したい」と熱弁。局を挙げてのプロジェクトと強調した。
2011年に芸能界を引退した島田紳助さん(58)が実行委員長として発足させた大会。センターマイク1本で繰り広げられる4分間の真剣勝負が注目を集め、人気と実力を兼ね備えた10組の優勝コンビを輩出した。大会は10年に終了。11年からはフジテレビ系で放送される「THE MANZAI」に日本一決定戦の座を譲ったが、朝日放送は終了直後から再開を模索し、主催者の吉本興業と交渉。脇阪社長は「朝日放送としては(終了は)ショックだった」と、M―1にかける思いの強さを表現した。
優勝賞金1000万円も話題だったが、新生M―1の金額は未定。大会の詳細は今秋発表するが、決勝は来年6、7月に行い、テレビ朝日系で全国放送。プロ・アマ問わず参加でき、敗者復活枠を決勝に設ける点は、以前の形を踏襲する。出場資格が与えられる結成年数については未定だが、同局の松田安啓常務取締役(59)は「(空白の)5年間に出られなかった方が何とかして出られる形にできないか」と、10年目以上にも拡大する可能性を示唆した。
最終年度となった10年には4835組ものプロ・アマが参加。「THE MANZAI」はプロ限定のため、日本一の規模で復活することは間違いない。出場資格が10年目までの場合、昨年の「THE MANZAI」を制したウーマンラッシュアワーらが有力な優勝候補となりそう。なお紳助さんの復帰について、脇阪社長は「芸能界を引退された方。出演はないと断言する」と語った。