東海大相模の先発右腕・吉田凌投手が、県の大会タイ記録となる1試合20奪三振をマーク【拡大】
★奪三振記録といえば
プロ野球では野田浩司(オリックス)が1995年4月21日のロッテ戦でマークした19奪三振が最多。米大リーグでは20奪三振が最多でロジャー・クレメンス(レッドソックス)ら3人(4度)が記録している。甲子園では2012年夏に松井裕樹(桐光学園、現楽天)が今治西との1回戦でマークした22奪三振が大会記録で、春は63年に戸田善紀(PL学園、元阪急)が首里との1回戦で記録した21奪三振が最多。地方大会では83年夏の福島大会で、斎藤勝己(日大東北)が梁川戦で25奪三振を記録している。
吉田凌(よしだ・りょう)という男
★生まれ 1997(平成9)年6月20日生まれ、17歳。兵庫県出身 ★球歴 小3から西脇れいんぼ~ずで野球を始め、西脇東中では兵庫北播シニアでプレー。2年夏にエースとして全国4強。東海大相模では1年春からベンチ入り ★快投 昨夏の神奈川4回戦・逗葉戦で五回参考ながら、完全試合を達成。今春、花巻東との練習試合では18奪三振をマーク ★球種 最速149キロの直球、縦、横2種類のスライダー、カーブ ★性格 母・ひとみさん(42)いわく「陽気で友達もすぐにできるタイプ」。バッテリーを組む長倉(2年)は「肝が据わっている」 ★食べもの 好きなものはハンバーグ。嫌いなものは野菜全般 ★サイズなど 1メートル81、72キロ。右投げ右打ち。家族は祖父母、両親、弟3人、妹
東海大相模(とうかいだいさがみ)
1963(昭和38)年に創立。普通科のみの私立共学校で生徒数は1819人(うち女子753人)。野球部創部も63年で部員数は86人。4年ぶり9度目の出場(春は9度)。優勝は夏1度、春2度。主なOBは原辰徳(巨人監督)、森野将彦(中日)、菅野智之(巨人)。所在地は相模原市南区相南3の33の1。大金眞人校長。
(紙面から)