15 伊藤浩士と伊藤浩睦 56~57歳 中国韓国の過去の言い分全て受け入れよ。など
- 2014/07/31
- 12:13
(声)逆立ちした被害者意識の危険
作家 伊藤浩睦(ひろのぶ)(愛知県 56)
このところ、日本は過去においても現在においても被害者である、という感覚が、社会全体にじんわりと広がっているように感じられます。
南京虐殺は中国の捏造(ねつぞう)で、従軍慰安婦は韓国の捏造だ、日本は歴史において何一つ悪いことはしていないのに、中韓によって戦争犯罪国家に仕立て上げられてしまった被害者である――。こんな感じの被害者意識が強くなっているように思うのです。
何一つ悪いことはしていない、いつも被害者だという言説は、耳に心地よいものですが、実際にはそのように都合のよい真実は存在しません。論者の作り事が必ず紛れ込んでいます。問題は、そこにとどまることなく、被害者だから加害者に仕返ししてもよい、日本人には中国人、韓国人を懲らしめる権利がある、といった主張に至ることです。現に、ネットなどではその種の議論が花盛りといってよいでしょう。
日本における被害者意識の高まりは、外国人への差別と排斥を生み出し、果ては近隣諸国との武力紛争も引き起こしかねない危険なものです。冷静になって考え直す必要があると思います。
http://odak.seesaa.net/article/372025587.html
伊藤浩睦 57歳
(声)「日本はスパイ天国」、本当か
2013年10月19日02時32分
作家 伊藤浩睦(愛知県 57)
臨時国会で議論される特定秘密保護法案に賛成する人の中には、「日本はスパイ天国だから」と言う人が少なくないように思います。しかし、私は今まで実際の暮らしの中で、スパイによって何か被害を受けたといった経験はありません。逆に、戦争中は「日本は勝てない」と言った人がスパイ扱いされたという話はよく聞きました。
現在でも、原発再稼働に反対する人を日本の経済力を衰退させるスパイと言ったり、米軍新型輸送機オスプレイの配備に反対する人を沖縄に外国の軍隊を侵攻させるためのスパイと決めつける人もいます。
政権に反対すればスパイとされるだけではありません。民主党政権時には、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で船長を帰国させる判断をした官房長官を中国のスパイと批判する声も聞かれました。
今の日本には、自分と政治的な意見が異なる人をスパイと決めつけて、その意見や人格を全面的に否定する人が存在するようです。日本はスパイ天国などではなくて、そうした人にとって天国と言えるのではないでしょうか。このような状況で特定秘密保護法を作れば、言論や政治活動の弾圧を招くだけではないかと思えてなりません。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/mass/1379314051/512
伊藤浩士 57歳
(声)自虐史観 持ち出すのが誤り
2013年11月22日02時39分
作家 伊藤浩士(愛知県 57)
教科書検定の基準が改定されるようである。自民党部会が「多くの教科書に自虐史観に立つ記述がある」と問題視し、改定の必要性を主張していたという。だがそもそも「自虐史観」といった歴史の研究手法は存在しない。自虐史観は、過去において常に日本が正しかったと言いたい人たちが政治宣伝のために作った言葉であり、この言葉を用いて教科書検定の改定を求めること自体間違っている。
現行の教科書を自虐史観とする人たちは、日本の近代史を述べるにあたり、旧日本軍の残虐行為を示す記録や証言は中国や韓国の捏造(ねつぞう)であるとする。日本による侵略や戦闘行為は外国の陰謀にはめられたものとして、近代に日本が行った戦争は正義の戦いであったと論じる。
こうした主張は、日本国内の保守層にしか通用しないご都合主義の「陰謀史観」とでもいえよう。
自民党部会が唱える、自虐史観に対する批判が教育の場に持ち込まれれば、このような保守層を満足させるためだけに作られた日本無謬(むびゅう)の神話が、近代史として学校で教えられることになるのではないか。
http://odak.seesaa.net/archives/201311-3.html
作家 伊藤浩睦(ひろのぶ)(愛知県 56)
このところ、日本は過去においても現在においても被害者である、という感覚が、社会全体にじんわりと広がっているように感じられます。
南京虐殺は中国の捏造(ねつぞう)で、従軍慰安婦は韓国の捏造だ、日本は歴史において何一つ悪いことはしていないのに、中韓によって戦争犯罪国家に仕立て上げられてしまった被害者である――。こんな感じの被害者意識が強くなっているように思うのです。
何一つ悪いことはしていない、いつも被害者だという言説は、耳に心地よいものですが、実際にはそのように都合のよい真実は存在しません。論者の作り事が必ず紛れ込んでいます。問題は、そこにとどまることなく、被害者だから加害者に仕返ししてもよい、日本人には中国人、韓国人を懲らしめる権利がある、といった主張に至ることです。現に、ネットなどではその種の議論が花盛りといってよいでしょう。
日本における被害者意識の高まりは、外国人への差別と排斥を生み出し、果ては近隣諸国との武力紛争も引き起こしかねない危険なものです。冷静になって考え直す必要があると思います。
http://odak.seesaa.net/article/372025587.html
伊藤浩睦 57歳
(声)「日本はスパイ天国」、本当か
2013年10月19日02時32分
作家 伊藤浩睦(愛知県 57)
臨時国会で議論される特定秘密保護法案に賛成する人の中には、「日本はスパイ天国だから」と言う人が少なくないように思います。しかし、私は今まで実際の暮らしの中で、スパイによって何か被害を受けたといった経験はありません。逆に、戦争中は「日本は勝てない」と言った人がスパイ扱いされたという話はよく聞きました。
現在でも、原発再稼働に反対する人を日本の経済力を衰退させるスパイと言ったり、米軍新型輸送機オスプレイの配備に反対する人を沖縄に外国の軍隊を侵攻させるためのスパイと決めつける人もいます。
政権に反対すればスパイとされるだけではありません。民主党政権時には、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で船長を帰国させる判断をした官房長官を中国のスパイと批判する声も聞かれました。
今の日本には、自分と政治的な意見が異なる人をスパイと決めつけて、その意見や人格を全面的に否定する人が存在するようです。日本はスパイ天国などではなくて、そうした人にとって天国と言えるのではないでしょうか。このような状況で特定秘密保護法を作れば、言論や政治活動の弾圧を招くだけではないかと思えてなりません。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/mass/1379314051/512
伊藤浩士 57歳
(声)自虐史観 持ち出すのが誤り
2013年11月22日02時39分
作家 伊藤浩士(愛知県 57)
教科書検定の基準が改定されるようである。自民党部会が「多くの教科書に自虐史観に立つ記述がある」と問題視し、改定の必要性を主張していたという。だがそもそも「自虐史観」といった歴史の研究手法は存在しない。自虐史観は、過去において常に日本が正しかったと言いたい人たちが政治宣伝のために作った言葉であり、この言葉を用いて教科書検定の改定を求めること自体間違っている。
現行の教科書を自虐史観とする人たちは、日本の近代史を述べるにあたり、旧日本軍の残虐行為を示す記録や証言は中国や韓国の捏造(ねつぞう)であるとする。日本による侵略や戦闘行為は外国の陰謀にはめられたものとして、近代に日本が行った戦争は正義の戦いであったと論じる。
こうした主張は、日本国内の保守層にしか通用しないご都合主義の「陰謀史観」とでもいえよう。
自民党部会が唱える、自虐史観に対する批判が教育の場に持ち込まれれば、このような保守層を満足させるためだけに作られた日本無謬(むびゅう)の神話が、近代史として学校で教えられることになるのではないか。
http://odak.seesaa.net/archives/201311-3.html