恋人や家族に捨てられ孤独になる男は、自分より弱い立場の人に当たりつけることでしか処理できない。
野々村議員は上手くいかないことがあると母親に当たっていたそうで、
彼は結婚願望が強いようだが、おそらく配偶者に母親の代理を求めているのだろうと思う。
母親に老いて死なれると、感情のぶつけ先が無くなる。そうすると彼は生きていけない。
だから配偶者が必要不可欠なのだろう。女からすると完全な地雷物件だ。
「俺/私の感情爆発のサンドバッグになってくれることが愛だ」と思っている人は意外と多い。
男女で差があらわれるのは、同性の友情の重さだ。女の友情のほうが重い。
そして女のほうが他人の感情爆発のサンドバッグになることに耐性がある。
「恋人と別れた」という状態のとき、女はすぐに女友達に泣きつく。つらい悲しいと爆発する。
女友達は優しく聞いてやる。なぜ付き合ってやるのか?お互い様だからだ。
爆発しているのが片方だけで頻繁ならメンヘラと介助者の関係になってしまうが、
爆発の頻度が低く、お互いに役割を交代しているなら、それは健常者同士の友情になる。
男にも、女同士のような重い友情を形成している集団が居る。ヤンキーだ。
しかしヤンキー気質ではない男のほとんどは、「こいつの前で感情を爆発させられる」と思える男友達を持たない。
友達が居ないか、見栄の張り合いをしているため弱みを見せられない関係しかない。
恋人が出来たら、配偶者が出来たら、その女に対して感情を爆発させる。
女が居なくなると感情のぶつけ先がなくなる。自己処理はできない。
寂しいなら寂しい、悲しいなら悲しいと、素直に言える関係を作ったほうが健康や長生きに繋がる。
しかしそれが出来ない男が、それをする男を徹底的に馬鹿にする。叩き、見下す。
また、わがままな女も、男の弱音を許さない。男らしくないといって非難する。
http://anond.hatelabo.jp/20140731202905