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夏のボーナス バブル期以来の増加率
7月31日 17時08分

大手企業のことしの夏のボーナスは、平均で86万7000円余りと、去年に比べて、およそ5万8000円、率にしておよそ7%増え、増加率はバブル期以来の高い水準となりました。

経団連は、毎年、東京証券取引所の1部に上場し、従業員が500人以上の企業を対象に夏のボーナスの妥結額を調査していて、31日最終的な集計を公表しました。それによりますと、回答があった133社の夏のボーナスは、従業員1人当たりの平均で86万7731円と、去年に比べて、5万8229円増えました。
増加率は7.1%と平成3年以降最高となり、バブル期以来の高い水準となりました。
特に、業績の回復が続く製造業が去年に比べて11%と大幅に増え、中でも、鉄鋼が28.1%、セメントが16%、自動車が13.6%と高い伸びを示しました。
一方、非製造業は電力各社の厳しい経営状況を背景に、マイナス6.3%と大きく落ち込みました。これについて経団連は、「ことしは大手企業の業績が改善傾向となっており、それを明確に反映する結果となった」と話しています。

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