昨日はシリアスにカーデザインの話をしたかと思ったら今日は食べ物のお話です。

このブログはえらく「オイナーリ」に執着を見せるfreureinさんへのブログでもあるのです。
元々私のブログは車の話から女の話、食べ物の話と節操のない物書きの雑記帳の様なものなのでお許し頂く事として、実はこの「オイナーリ」の歴史をある古い小説の中に見付けたのである。
この「オイナーリ」はアメリカ人の友達がパーティの際に私が持っていくお稲荷さんをこの様に発音するのだとブログで書いたが明治維新の頃のトウケイ(その頃東京の事をそう呼んでいたらしい)を舞台にした小説の中でお稲荷さんを売る行商人がいたらしい。
そう言えばお寿司も店ではなく屋台で売っていたと聞いていたのでさもありなん。
そしてその行商人の掛け声が「オイナーリ」と途中を伸ばすのであったそうである。
正に当時のお稲荷さん行商人はアメリカ流の発音をしていたのですね。
ところで私が小さい頃はまだまだこの行商人の掛け声と言うのを聞けたのですよね。
「キンギョーエ、キンギョ」の金魚売り、「サオーダケ、サオダケ」の竿竹売り、横着に気の抜けた様なラッパをプーと鳴らすだけの豆腐屋など色々有りましたね。
その中で掛け声を掛けずにやっている行商人は何だか分かりますか?
夏の風物詩、風鈴屋ですよ。
まあそれだから世の中が変わる様な話題では無いのでアホくさと言って聞き流して下さい(笑)。
おそまつさまでした。
Posted at 2012/04/09 01:50:48 | |
トラックバック(0) |
食べ物 | 日記