［ライフ］慰安婦ツアー「私には理解できない」　文科相　大分県教委に不快感（2014.7.25 21:42）

　大分県教職員組合（大分市）が旅行業法に基づく登録をせず、新聞広告で「慰安婦」問題の関連施設を見学する韓国旅行を募集していた問題で、下村博文文部科学相は２５日の閣議後会見で「教職員が構成員である教職員組合が、旅行業法に違反したことは非常に問題だし、遺憾だ。事実関係を把握し、観光庁、大分県教育委員会と連携して対応したい」と不快感を示した。

　下村文科相はツアーについて「そういう反日旅行をすることで子供たちにどういう教育的効果を狙っているのか。私には理解できない」と批判。「教員は子供たちに重大な影響を与える立場であることを、教員一人ひとりが自覚するよう強く求めていきたい」と述べた。