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magomeさん のコメント

児童ポルノ法に関する議論を読み続けて思ったのが、「あぶない日本語」が生じる背景には日本人自身が自国における保守思想と左翼思想について全く分かっていないからなのではないのかと思うに至りました。

まず、一つ

「天皇陛下こそ、我が國の國家元首であり、国体護持のために絶対に必要である」
と述べれば一般的に「右翼」と言われますが、それではこの同じ型が
「TPPに賛成、天皇陛下が反対だとしても米の自由化を含む、グローバルこそが我が國の生きる道」
と述べてしまえばいったいどこが「右翼」なのかさっぱりわかりません。

逆に言えば
「米や農作物の自由化は反対、一人でも多く、過疎化した里山を活性化させるためにも化学肥料や農薬に頼らぬ林業、農業を活性化させ、田圃に稲を植えて自給率を上げ、エネルギー、食料の自給化を図り、経済的自立をさせていかなければならない」
と自らが稲作、畑作をして里山の再活性化を試みる人がいれば、こちらもまったくの保守的でこれは靖国神社に祭られている英霊の遺書に書かれている「國破れて学問なし、美しき祖國の山河なし」あるいは「我は御國の山桜」の内容をそのまま引き継いでいるとしか思えません。
しかし、その同じお方が
「天皇制必要なし、靖国神社いらないし、反対」といえば、なぜ、そんな左翼の思想を持つ人が保守としか思えないような行動を取るのかさっぱりとわかりません。

ここで問題となってくるのが、我が國において、保守と左翼の定義が明治以降、ものすごく曖昧になり、形骸化してしまったために、極左活動家の走狗となったネトウヨ、自称保守が蔓延り、「危ない日本語」が発生するようになったというのが主な原因だと思います。

もともと、保守ならば明治以降ではなく、江戸期以前の歴史認識もしっかりと把握し、当然、神話から成る我が國の歴史も精神的に認識しているはずであり、そのためにも皇統男系固執などと、極左活動家が支援するような発想など持つはずがありませんし、あったとしても支援するはずがありません。また、原発に反対し、TPPなどのグローバリズムに対する警戒心も強く、そしてもし、歴史を認識していれば一次産業を含む里山の地域活性化に力を注ぐはずなのですが、保守を自称する輩に限ってこのような行為がみじんも見られません。

自称保守論壇誌(Willやチャンネル桜など)には単に「大東亜戦争ばんざーい」「天皇陛下ばんざーい」と「韓国、中国でてけー」「日米同盟ばんざーい」「原発ばんざーい」「君が代、国旗ばんざーい」「自由貿易ばんざーい」とほざく輩がいるばかりで保守どころか、むしろ、交戦的な極左活動家ばかりとしか思えない内容ばっかりだったりします。だからこそ、小林師範がこれら自称保守やネトウヨを「恐米左翼」と名付けたことも納得がいきます。

一方、左翼の方は原発反対に没頭し、むしろ、中山間地の地域活性化に積極的で荒廃し過疎化した山間地や里山に対する活性化への取り組みは目を見張るものがあり、なかには「江戸時代の再来を目的にする」という活動家も少なくありません。むしろ、左翼の方に江戸時代を見直し、再来を目指す人が多く、左翼の地域活性化に対する姿勢は保守の極みとしか言いようがありません。しかし、そんな人に限って明治以降の国策には全体的に否定的で靖国神社や皇室に対して否定的で、むしろ、「天皇はいらないし、靖国神社はこれまでの神社とは違う特殊な神社であり、神社ではない」「江戸時代の人々は今以上に天皇陛下に対し無関心だった」という結論を無条件で出しています。

しかし、なぜか周囲の方々は先ほど述べた恐米左翼である自称保守を無条件で保守、右翼と思い込む一方で里山で活躍する方々を無条件で左翼と述べています。

ここで出す見解とはこれら左翼と自称保守は思考と行動がまったくのばらばらであるということなのです。

そして、唯一、共通していることはこれら左翼、自称保守の両方に極左の過激派が裏で扇動している所があるのです。これまでは「従軍慰安婦」や「南京大虐殺」を接居的に宣伝していた極左活動家が現在ではチャンネル桜を視聴し、Willや産経新聞を購読して自称保守の論壇人を「同志」と言っている有様であり、左翼の運動や活動もこれら自称保守やネトウヨの活動を活性化させるための「当て馬」として使っているらしいのです。

このため、いまや自称保守と極左活動家は「原発推進」「男尊女卑」「グローバル」「皇統男系固執」「大量生産、大量消費絶賛」「嫌韓、嫌中、親米」と利害は驚くほど一致しています。

左翼は「男女平等」「ジェンダーフリー」を訴えていますが、極左となればこの「男女平等」も「ジェンダーフリー」も極左活動家たちが気に入った女性に限った話で(自称保守を取り巻く「保守ホスト」)それ以外の女性は粛清の対象と同じく弱点をついて徹底的に滅ぼす男尊女卑の社会なのです。これはグローバリズムでも同じです。この極左による男尊女卑の一例として大東亜戦争におけるソ連が満州や樺太で行った暴行はもちろんのこと、第二次世界大戦の東部戦線で行った行為を見ればその正体がわかると思います。ソ連赤軍には以下のような内容の戦意向上誌もありました。

イリヤ・エレンブルグ 「赤軍への訴え」

「ドイツ女の高慢さを、暴力で打ち砕け! やつらを正当な戦利品として取り扱え! 奪え! 殺せ! 殺せ!」

結論として、我が國における右翼、左翼の定義を明確にし、さらに歴史からなる極左活動家の動向をより詳細に詳しく分析して認識し、警戒しなければ今後も「あぶない日本語」は増え続けると思います。

戦前も表向きは治安維持法と不敬罪で共産党は殲滅し、表立った左翼運動はなくなりましたが、その裏では尾崎秀美をはじめとするコミンテルンが多数暗躍し、支那事変は泥沼化し、米国でもコミンテルンのスパイ、ハリーデクスターホワイトによってハルノートを突きつけられて日米は戦う羽目になり、挙句の果てに負けてしまいました。そしてこの結果、共産主義陣営は膨大な力を得ることになったのです。

さらには第一次世界大戦ではロシア革命とドイツ革命が起り、君主国は次々と崩壊し、ソ連が誕生し、フランス革命も戦争の激化による戦費の負担とその負担による経済難から発生しました。

極左活動家が革命という目的を持っている以上、自称保守も左翼もこれら極左の走狗となり続け、挙句の果てに國体は完全に崩壊の道をたどるでしょう。その過程で「危ない日本語」今後の生れ続けると思います。

「危ない日本語」を警戒し、見抜くには歴史から成る保守、右翼の明確なる定義と歴史における極左活動家の動向と今後の警戒を議論し、認識を深める必要があると思うのですが如何でしょう?
No.107
2時間前
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第94号 2014.7.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今、NHK連続小説ドラマ『花子とアン』で話題の柳原白蓮。華族(当時)であった白蓮が起こした“世紀のスキャンダル”の真実とは?さらに、もう一つの史実を紹介しておかなければならない。それは昭和33年(1958)、美智子皇后陛下が皇太子妃になる際、猛反対を唱えて妨害工作に奔走したのが白蓮だったのである!その理由とは? ※「ザ・神様!」…アマテラスから三種の神器を受け継ぎ、筑紫の日向の国の高千穂の峰へと降り立った天孫ニニギノミコト。この天孫降臨の最中、ある一つのラブストーリーが誕生!…がしかし、その愛の行方には思いがけない悲劇が待っていた!? ※『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてくり!」へきゃきゃーっしゅ!ついに夏休み突入ぶぁ~い!ということで、今回は特別企画!第1回からのMVP作品、20作をどと~んと紹介しちゃいましゅ!秀逸な作品群、爆笑の連続ぶぁい!! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第95回「柳原白蓮が美智子妃ご婚約に反対した理由」 2. しゃべらせてクリ!・特別企画「MVP作品特集!」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第37回「その愛の行方 ~サルタヒコとアメノウズメ~」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 【生放送予定】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv185971058   明日23日(水)20時 から 「よしりんに、きいてみよっ!」 を生放送予定!   テーマ 『保守も知らない靖国神社』 〈よしりん談〉 『保守も知らない靖国神社』 (ベスト新書)について、泉美さんの感想を聞いて、話したいと思います。  靖国神社にとって、この新書は決して都合のいいものではないとも思っています。  靖国神社にとっては、安倍首相が参拝して話題にさえなれば、参拝客が増えるのだから、「不戦の誓い」だろうと「慰霊」だろうと何だっていいやと思ってるのかもしれません。  田母神俊雄氏が、 保守の条件は「靖国参拝」 と文芸春秋で答えていましたが、果たしてそうでしょうか?   わしは「保守の条件」とまでは言えないと思っています 。  その理由も、生放送で話しましょう。  しかし、ネトウヨ連中は『保守も知らない靖国神社』を読めるのでしょうか? 「保守も知らない」ってどういう意味だろう?  知らなきゃいけない知識があるのだろうか?  8月15日になったら、お祭り騒ぎで行ってる場所だから、知らないことがあったら恥ずかしいので、知っておこうとか考えるのだろうか?  それは当然、「みんなで参拝すれば恐くない会」なんて作って、ぞろぞろ自民党の政治家が参拝してるのを見ても、思うことです。嘘や誤魔化しを放置して、国家が守れるとは思いません。  考えることは色々あるけど、横道にそれてアホ話になってもいいや。  ネットの生放送は楽しく、くだけてないとダメだね。 第95回「柳原白蓮が美智子妃ご婚約に反対した理由」  NHKの連続テレビ小説『花子とアン』では先週、仲間由紀恵演じる蓮子が美輪明宏の『愛の賛歌』をBGMに駆け落ちした。  今後、ドラマではどのように描かれていくかわからないが、今回はまず、そのモデルとなった史実を簡単に紹介しよう。  蓮子のモデルは「大正三大美人」のひとりと謳われた歌人・ 柳原白蓮 (やなぎわら・びゃくれん)、本名・ 燁子 (あきこ)。華族の名門・柳原家の出身で、父は伯爵・柳原前光(さきみつ)、母は妾の芸妓であった。  父の妹・柳原愛子(なるこ)は明治天皇の側室で、大正天皇の生母であり、燁子は大正天皇の従妹にあたる。  15歳で遠縁の北小路家の7歳年上の跡取りと結婚、翌年長男を出産するが、望まない結婚であった上に、夫が粗暴であったことなどから、20歳の時に子供を北小路家に残すことを条件に離婚。  実家に戻った燁子は4年間幽閉同然の生活を強いられ、その間にまたも望まない縁談の話が進められたことから家を飛び出す。  そして、親族の世話によって23歳で東洋英和女学校に編入し、ここで後に翻訳者・ 村岡花子 となる 安中はな と出会う。  卒業後、燁子に再び望まない縁談の話が進められる。相手は九州の炭鉱王、 伊藤伝右衛門 だった。  伝右衛門は前妻を亡くした直後。無学文盲の労働者あがりの炭鉱王と皇太子の従妹、しかも年齢差25歳という異例の結婚は連日大々的に報道される。2万円(現在の約6000万円)の結納金を始めとする大金が動き、燁子は「金で買われた華族」と話題になった。  もともと全く不釣り合いな二人の結婚生活である。しかも前妻との間に子はいないと聞かされていたが、伝右衛門は妾との間に娘があり、妹の息子二人を養子にしていて、燁子はいきなり二男一女の母となる。  そしてさらには伝右衛門の妾で家を取り仕切る女中頭のおさきとの確執などから、燁子は孤独を深めていった。  燁子はその思いを短歌に託し、「 白蓮 」の名で歌人としての地位を確立。また、九州の文化人を集めたサロン活動を始め、「筑紫の女王」と呼ばれるようになる。  そんな中で燁子は7歳年下の帝大生で、社会主義の雑誌「解放」の責任編集者をしていた 宮崎龍介 と出会い、恋に落ちる。  宮崎龍介の父は『大東亜論』の第3部には必ず登場することになる、辛亥革命を支援した大陸浪人・ 宮崎滔天 である。  やがて燁子は龍介の子を宿し、二人はついに駆け落ちを決意する。  だが、当時は「 姦通罪 」があった時代である。姦通罪とは、配偶者のいる女性が夫以外の男性と関係を持った場合、夫が告訴すれば、男女双方が2年以下の懲役に罰せられるというもの。  逆に正妻のある男が他の女性と関係を持っても罰せられない、完全に男尊女卑の法律である。  そこで龍介は友人の大阪朝日新聞記者らと共に、マスコミを利用して燁子に同情的な世論を喚起し、伝右衛門が告訴できないようにしようと画策。  かくして大阪朝日に「 筑紫の女王失踪 」のスクープ記事が載り、 燁子が伝右衛門に宛てて書いた絶縁状が掲載された。  掲載された絶縁状は、燁子が書いたものに龍介らが手を加えたもので、 「愛なき結婚が生んだ不遇とこの不遇から受けた痛手のために、私の生涯は所詮暗い暮らしのうちに終わるものとあきらめたこともありました。しかし幸いにして私にはひとりの愛する人が与えられ、そして私はその愛によって今復活しようとしておるのであります」 「私は金力を以って女性の人格的尊厳を無視するあなたに永久の決別を告げます。私は私の個性の自由と尊貴を守り、かつ、つちかうためにあなたの許を離れます」 といった、激烈な内容だった。  この大阪朝日のスクープは大反響を巻き起こし、「 白蓮事件 」の名で全国の話題となる。   ライバル紙の大阪毎日新聞は面目をかけて伝右衛門のインタビューを取り、絶縁状に対する反論の連載記事を掲載した。   伝右衛門は記事の公開を渋り、事後承諾で載せられたのだが、3回目になって伝右衛門側から中止要請があり、連載は4回で終了した。   結局、伝右衛門は姦通罪に訴えることもなく、事件からわずか10日後、離縁を発表した。  その理由は、大正天皇の従妹である燁子を投獄することは避けたかったからとも、龍介が社会主義思想を持っていたことから、事を荒立てれば炭鉱で労働争議を焚きつけられる恐れがあったためとも言われるが、実際にはそれ以上の理由があったように思えてならない。 
小林よしのりライジング
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。

気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった娯楽を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる読者参加企画「しゃべらせてクリ!」、長年の漫画家キャリアで描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが日本神話を自由に語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書のよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお届けします!