個人所有編
2002年講談社刊「The 観光バス・個人所有の豪華バス」掲載車両
趣味としてバス所有を愉しむ「個人所有の観光バス」でまずご紹介するのは、ベルリーナ様所有の「ネオプランスカイライナー」(譲渡済)。詳しくはベルリーナ様が主宰する「脳天気グルマ生活のススメ」でお楽しみください。
2002年7月にベルリーナ様のご協力のもと、実車取材をさせていただきました。個人所有バスとはとても思えない堂々たる風格は、日本に二階建てバスブームを巻き起こした至高の名車、スカイライナーならではの魅力ですね!
リアオーバーハングに設けられたトランクルームと、ドイツ・ネオプラン製ボデーながら日産ディーゼル製エンジンが鎮座するエンジンルームです。
2階はキャンピング仕様として、純正シートとソファーベッド、そして自作の座敷でレイアウトしています。国産車では得られない、サンルーフからの陽光が眩しいです(^^)
やはりソファーベッドが配置された1階と、ドイツ車ならではの機能的なコックピット。
2003/12/21 UP! ネオプランスカイライナー(N326J/1984年式)
ヤフオクに出品され、2003年11月にベルリーナ様の手元を離れたスカイライナーは、大阪の観光バス会社に留置されていました。隣のジパングシルバースターともども、部品取りではなく何とか営業車として復活して欲しいですね!
2003/12/21 UP! ネオプランスカイライナー(N326J/1984年式)(NA)
「BUS温泉めぐり倶楽部」主宰、すー様所有の「三菱ふそうエアロクィーンM」。掲載当時はバス車内でコンピューター会社を経営され、移動パソコン教室として活躍していました。
元・夜行高速バスですが、車内全面改装、パステルカラーへのオールペン、リアの美しいエアブラシによりバニングバスとして生まれ変わりました。
プログレのワインレッドにオールペンした現在の姿を、2002年と2003年に実車取材させていただきました!
すー様のご好意によりハンドルを握らせていただきましたが、ずっと運転したくなるほど素晴らしいコンディションでした。
ブラック塗装部は虹色に輝くプラズマ塗料が使われています。なお運転席は客席との壁を取っ払い、居心地の良い空間となっています。
前方の液晶モニターが並ぶ屋久杉のデスクは、すー様のオフィス。この車で全国を旅しながら、車内で仕事をしています。
中央左にキッチンと床下トイレが設置され、右に革張りソファーと屋久杉のテーブルによるリビングルーム。最後部、龍の彫り物の裏側はベッドルームです。
2003/10/5 UP! 三菱ふそうエアロクィーンM(P-MS729S/1989年式)(すー&さとる)
O様所有の「ボルボアステローぺ」。ディスチャージヘッドライトやイルミネーション付リアガーニッシュなどをご自分で取り付けるなど、バスへの限りない愛着を感じさせます。
元々3列シートの高速車として新造された車ですが、車内土足厳禁、後部に座敷や二段ベッドを設置するなど徹底的に手を入れています。中央には液晶モニター、冷蔵庫、サロンシートを設置し、豪華なカラオケラウンジとして使用しています。
運転席もご覧の通り、カーナビ等のモニターが並びます。営業車では決して見られない光景ですね!
2002/8/26 UP! 富士重工−ボルボアステローぺSSD(P-B10MB/1990年式)
2002/8/26 UP! ネオプランスカイライナー(N122/3/1982年式)
SSサロン様が所有した「オリエント・エクスプレス デラックスクラス38」(譲渡済)
2003/3/3 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)
講談社刊「バスマガジン・素晴らしきかなバス人生」掲載車両
2006/5/24 UP! 日野レインボー7M(U-CH3HFAA/1993年式)
バスマガ15号「第10回・素晴らしきかなバス人生」で取材されたベルリーナ@「脳天気グルマ生活のススメ」様所有の「ボルボアステローぺ」(譲渡済)。
2005/5/15 UP! ボルボアステローぺSSD(P-B10M)(BE)
2006/5/6 UP! 富士重工UFC(いすゞP-LV719R/1990年式)
2006/6/8 UP! ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)
2006/6/8 UP! 日野レインボーRR(P-RR192BA/1985年式)
バスマガ19号「第14回・素晴らしきかなバス人生」で取材された竜神丸様所有の「三菱ふそうエアロミディMM」。めざましテレビでも紹介されたオーナー自身のハンドメイドによるオリジナルバスです。
90年代に元・岐阜中央観光バスのオリエントエクスプレスを所有し、その後も元・中央観光バス車番「123」のオリエントエクスプレスVIPを乗り継がれるなど、個人所有バスでパイオニア的な存在の竜神丸 様。アートトラック界でも著名な同氏自らが製作したオリジナルバスを、貴重な製作過程の画像を交えて紹介します。
2006/1/15 UP! 三菱ふそうエアロミディMM(P-MM515H/1983年式)(HO)
2007/6/26 UP! 日野レインボー(P-RR172BA/1989年式)
2007/6/26 UP! 日野レインボー7M(P-CH160AA/1988年式)
個人所有
SSサロン様が所有された往年のフラッグシップ「VIPサルーン」 (譲渡済)。その名の由来は、客席窓に特注の防弾ガラスを使っているためだとか。
大型12メーターながら、2+1シートと後部固定サロンにより乗客定員25人という贅沢なレイアウト。汚れやすいためバスではなかなか使われない白系の 生地も上品さを醸し出しています。
2002/12/1 UP! VIPサルーン 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1980年式)(SSS&WA)
現役当時から20年近く経った2002年、「オリエント・エクスプレス」とのツーショットが実現しました!
12列・補助席付で乗客定員53人を確保する汎用車ですが、その雰囲気はスタンダード車の常識を遥かに超えています。
実用性を高めるため荷物棚を装備し、豪華なシャンデリアもありませんが、荷物棚下スポットライト、電動スライド式サンルーフ、他車では見たことがないラインライト風ミラー(!)などを装備しています。
分厚いカーテンの奥にはブラインドが格納されており、さらに非常口周辺の処理も凝った造り。現代の画一化された観光バスしか知らない人々にぜひ見てもらいたい部分です。
座席を1列削ってまでも設置された最前部の特大サービスボックスと、三菱ふそうシャーシ独特の運転席。
2002/12/1 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1982年式)
2004/1/1 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1982年式)(SSS)
SSサロン様が90年代中盤に所有した「オリエント・エクスプレス」(譲渡済)。もともと放送宣伝車だった車を富士バスボデーで数百万かけて補修したそうで、思わず見惚れてしまう仕上りです。
2001/12/31 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1983年式)(SSS)
2004/11/26 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1983年式)
SSサロン様が2003年に購入した「オリエント・エクスプレス エグゼクティブクラス32」(譲渡済)は、ご覧の通り元・放送宣伝車。外観は赤色灯やスピーカーが外されたものの、街宣台や大型リアスポイラーは雨漏りの関係からそのまま残されています。
2004/5/11 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)
2006/6/8 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)(TO)
2007/6/26 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)
2004/4/18 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)
2012/12/1 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)
SSサロン様所有の「日野ブルーリボン」(譲渡済)。年式相応のヤレを感じさせるものの、DXホイールキャップとアローテール!固定サイドガラス!!そして何より、ホワイトにゴールドの縁取りが入ったこのカラーリング!!!もしや。。。
レースのカーテンに遮られ、妖しい雰囲気の後部固定サロン。金属製パーテーションが特徴です。
もはや工芸品の域まで達した超大型サービスボックスと、特注の幅広荷物棚の裏地まで丁寧に貼られた生地。そしてスピーカーは名門・山水電気製。派手な外見やシャンデリアだけではない、「超デラックスバス」としての拘りに、一ファンとして鳥肌が立つ思いです。
2006/6/8 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)
SSサロン様所有の「日野グランビュー」(譲渡済)。わずか12台のみ製造された希少性に加え、かつて民族派団体が所有して一躍有名になった個体。個人所有となって、赤灯や一部の埋め込みスピーカーが失われたものの、その威圧感にただただ圧倒されました。(譲渡直後の取材のため、前団体名は画像処理させていただきました)
2007/2/1 UP! 日野グランビュー(P-RY638AA/1985年式)
2006/6/8 UP! 日野グランジェット(P-RU638BB)(BU&MI)
KAZU様所有の「日野ブルーリボン」。個人所有では珍しい11.5メーターの個体です。
車内は現役当時そのままです。
2006/5/21 UP! 日野ブルーリボン(P-RU636BB)(KZ)
2012/12/1 UP! 日野グランデッカ(P-RU638BB)(BU)
2013/5/9 UP! 日野セレガGDインターシティー(U-RU3FSAB)
仁愛丸様所有の「三菱ふそうフルデッカI」。車齢25年ながら、内外装ともに驚くほど綺麗な状態です。
中央部4列回転シート・パーテーションで区切られた後部固定サロンにより、乗客定員27人となっています。他車では見たことがないシャンデリアは、元・琴平バスといわれる新車当時の特注でしょうか?
2004/2/7 UP! 三菱ふそうフルデッカI(MS513R/1979年式)(JI)
2008年12月から「風雪バス君 活躍中」で活躍や整備の記録を紹介されている Matsu様所有の「三菱ふそうエアロキング」。 この度関係者様方のご協力により、詳細を掲載することができました。
伝統郷土芸能「風雪太鼓」の公演用として北海道各地を駆け巡っているため、車内は使い易いように改装。2階は打ち手さんが乗車するほか、小型の太鼓を搭載するため、シートに家具輸送用のカバーをかけています。
1階は太鼓や大物機材を搭載するため、バーカウンター・サロンシート等を撤去しトランクルームとして転用。自重は20tを切ってます。
2009/5/5 UP! 三菱ふそうエアロキング(P-MU515TA/1985年式)(FUS)
2009/5/5 UP! (左)日本交通 三菱ふそうエアロキング(P-MU515TA/1985年式)(MR)
2007/10/22 UP! (右)弘伸 三菱ふそうエアロキング(P-MU515TA/1985年式)(BU)
2013年4月にデビューした、風雪太鼓2号車。納車までの経緯は「風雪バス君 活躍中」のブログで掲載されています。
2013/5/29 UP! 三菱ふそうエアロキング(KC-MU612TA/2000年式)(FUS)
2006/1/15 UP! 三菱エアロクィーンK(P-MS725S改)(GOL)
2013/1/4 UP! 三菱ふそうエアロクィーンK(P‐MS725S改)(BU)
2004/3/24 UP! ジパング・マグナム50 三菱エアロクィーンK(P-MS729S/1989年式)(MA)
(右)ベルリーナ様所有の「三菱ふそうエアロバス」。ネオプランを売却後、「つなぎ」としてヤフオクで購入したそうで、短期間で売却されました。
2000/10/7 UP! (左)三菱エアロクィーンK(P-MS725S)(GO)
2004/5/31 UP! (右)三菱ふそうエアロバス(P-MS725S)(BE)
2007/5/7 UP! 三菱ふそうエアロバス(P-MS725S)
2013/1/21 UP! 三菱ふそうエアロバス(U-MS726N)(BU)
野球チーム所有の「ネオプランシティライナー」。新車当時、名古屋滋賀交通が導入した下部開閉式サイドガラスと補助席をもつ日本独自仕様です。
こちらもベルリーナ様のご協力のもと、取材をさせていただきました。
ドイツ本国では決して見られないであろう、肘掛け埋め込み式の補助席と、後部サロンをパーテーションで仕切った車内です。
対座シート、サロンテーブルなど、現代の新車ではとても考えられない凝った造りです。
特徴的なサイドガラスを車内から撮影してみました。カーテンまで付いていたとは驚きです。
精緻なデザインの運転席周り。ベンツエンジンならではのシフトレバーは、後ろにオフセットされており操作しづらいとか。
2002/7/28 UP! ネオプランシティライナー(N116/3)(外観・BU)
(左)SSサロン様がかつて所有した「ネオプランシティライナー」。近年、ネオプランの個人所有は増えつつありますが、90年中盤当時は保守に相当苦労されたとか・・・
(右)H様所有の「ハーレーエクスプレス」。
2001/12/16 UP! (左)ネオプランシティライナー(N116/3)(SSS)
2005/5/15 UP! (右)ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)(BE)
成田商事様所有の「ハーレーエクスプレス」(譲渡済)。
2003/3/3 UP! ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)
2005/2/2 UP! ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)
椎名急送様所有の「ハーレーエクスプレス」。
2012/12/1 UP! ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)
2013/1/4 UP! 富士重工−ボルボアステローペSSD(P‐B10M)(BU)
2013/1/4 UP! (左)富士重工−ボルボアステローペSSD(P‐B10M)(BU)
2013/1/4 UP! (右)富士重工−ボルボアステローペSSD(P‐B10M)(BU)
2005/5/15 UP! オリエントエクスプレスVIPボルボ24 富士重工−ボルボアステローぺSSD(P-B10MB/1989年式)(BE)
2007/4/4 UP! ジパング・プレステージ45 富士重工UFC(いすゞP-LV719R/1990年式)
2012/12/1 UP! 富士重工UFC(いすゞP-LV719R/1990年式)(BU)
2013/1/14 UP! 富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)
2013/5/9 UP! 富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)
2012/12/1 UP! 富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)(BU)
2007/5/7 UP! (左)富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)
2013/5/9 UP! (右)富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)
ブルークラフト製品のお問い合わせ hototogisu33@hotmail.com または 080-5615-4183 竹田様
2006/5/24 UP! いすゞLV217H(P-LV217H)(HO)
2006/8/22 UP! 日野ブルーリボン(P-RU192AB)(BU)
2006/1/15 UP! 日野ブルーリボン(P-RU192AB)(TO)
2006/5/24 UP! (左)日野ブルーリボン(P-RU192AB)(HO)
2006/5/24 UP! (右)三菱ふそうエアロミディMJ(P-MJ527F)(BU)
2002/12/1 UP! オリエント・エクスプレス24 日野レインボー(K-RR170AA/1983年式)(NS&SSS)
2006/5/6 UP! オリエント・エクスプレス24 日野レインボー(K-RR170AA/1983年式)
2013/1/21 UP! 日野レインボー(K-RR170AA/1983年式) (BK)
2007/5/7 UP! 日野レインボー
2006/6/8 UP! (左)ハレーサルーン 日野レインボーRB(P-RB115AA/1986年式)
2007/4/4 UP! (右)GCTサルーン 日野レインボー7M(P-CH160AA/1988年式)(GCT)
2004/5/31 UP! 三菱ふそうエアロミディMK(P-MK516F)(HAY)
2004/5/11 UP! 三菱ふそうエアロミディMK
2012/12/1 UP! 三菱ふそうエアロミディMK(TO)
2007/5/7 UP! 三菱ふそうエアロミディMK
撮影/KZ・KAZU様、GO・ゴリ園長、SSS・SSサロン様、JI・仁愛丸様、すー・すー様、 NA・NARAKO様、BA・ばすずき様、HAY・疾風様、
FUS・風雪太鼓様、BU・ぶうちゃん様、BK・ブルーキング様、BE・ベルリーナ様、HO・ほととぎす様、MI・みやこ鮮冷様、 MR・みやびろまん様
kankobus-page.jp