個人所有編

2002年講談社刊「The 観光バス・個人所有の豪華バス」掲載車両

趣味としてバス所有を愉しむ「個人所有の観光バス」でまずご紹介するのは、ベルリーナ様所有の「ネオプランスカイライナー」(譲渡済)。詳しくはベルリーナ様が主宰する「脳天気グルマ生活のススメ」でお楽しみください。

2002年7月にベルリーナ様のご協力のもと、実車取材をさせていただきました。個人所有バスとはとても思えない堂々たる風格は、日本に二階建てバスブームを巻き起こした至高の名車、スカイライナーならではの魅力ですね!

リアオーバーハングに設けられたトランクルームと、ドイツ・ネオプラン製ボデーながら日産ディーゼル製エンジンが鎮座するエンジンルームです。

2階はキャンピング仕様として、純正シートとソファーベッド、そして自作の座敷でレイアウトしています。国産車では得られない、サンルーフからの陽光が眩しいです(^^)

やはりソファーベッドが配置された1階と、ドイツ車ならではの機能的なコックピット。

2003/12/21 UP! ネオプランスカイライナー(N326J/1984年式)

ヤフオクに出品され、2003年11月にベルリーナ様の手元を離れたスカイライナーは、大阪の観光バス会社に留置されていました。隣のジパングシルバースターともども、部品取りではなく何とか営業車として復活して欲しいですね!

2003/12/21 UP! ネオプランスカイライナー(N326J/1984年式)(NA)

元 中国JRバス高速車

「BUS温泉めぐり倶楽部」主宰、すー様所有の「三菱ふそうエアロクィーンM」。掲載当時はバス車内でコンピューター会社を経営され、移動パソコン教室として活躍していました。

元・夜行高速バスですが、車内全面改装、パステルカラーへのオールペン、リアの美しいエアブラシによりバニングバスとして生まれ変わりました。

プログレのワインレッドにオールペンした現在の姿を、2002年と2003年に実車取材させていただきました!

すー様のご好意によりハンドルを握らせていただきましたが、ずっと運転したくなるほど素晴らしいコンディションでした。

ブラック塗装部は虹色に輝くプラズマ塗料が使われています。なお運転席は客席との壁を取っ払い、居心地の良い空間となっています。

前方の液晶モニターが並ぶ屋久杉のデスクは、すー様のオフィス。この車で全国を旅しながら、車内で仕事をしています。

中央左にキッチンと床下トイレが設置され、右に革張りソファーと屋久杉のテーブルによるリビングルーム。最後部、龍の彫り物の裏側はベッドルームです。

2003/10/5 UP! 三菱ふそうエアロクィーンM(P-MS729S/1989年式)(すー&さとる)

元 総和観光

様所有の「ボルボアステローぺ」。ディスチャージヘッドライトやイルミネーション付リアガーニッシュなどをご自分で取り付けるなど、バスへの限りない愛着を感じさせます。

元々3列シートの高速車として新造された車ですが、車内土足厳禁、後部に座敷や二段ベッドを設置するなど徹底的に手を入れています。中央には液晶モニター、冷蔵庫、サロンシートを設置し、豪華なカラオケラウンジとして使用しています。

運転席もご覧の通り、カーナビ等のモニターが並びます。営業車では決して見られない光景ですね!

2002/8/26 UP! 富士重工−ボルボアステローぺSSD(P-B10MB/1990年式)

元 日の丸自動車興業 様所有の「ネオプランスカイライナー」。サイドコルゲートパネルに記された「MOTOR HOME」のロゴの通り、個人所有だった前オーナーによりキャンピング仕様へ改装されています。
濃色プライバシーガラスに包まれた2階前部は、営業車当時からの対面シートが並びます。シートカバーは「GR=ゴールドラッシュ」刺繍入りです(^^)
後部は本格的なベッドが備えられています。
1階は営業車当時のサロンシート、カウンターがそのまま残されています。車齢20年とはとても思えない程度の良さです。
もはやこの車でしか見られない、スカイライナー初期型のインパネ周り。独特のドライビングポジションも、慣れれば運転しやすいとか。

2002/8/26 UP! ネオプランスカイライナー(N122/3/1982年式)

SSサロン様が所有した「オリエント・エクスプレス デラックスクラス38」(譲渡済)

分厚いカーテンを閉め、シャンデリアや間接照明を全灯させると、とてもバスの車内とは思えない艶やかな雰囲気。SSサロン様の好みでシャンデリアが変更、増設されていることも雰囲気を一層盛り上げてます。
現役当時は、画像のようなカラー蛍光管ではなく、通路もリンゴシャンデリアだったとか。
 

2003/3/3 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)

講談社刊「バスマガジン・素晴らしきかなバス人生」掲載車両

バスマガ14号「第9回・素晴らしきかなバス人生」で取材されたノボ様所有の「日野レインボー7M」(譲渡済)。山岳サークル山に登り隊をはじめ、趣味活動で使用しています。
取材の様子。大のバス好きライター・比留間様、こだわりのプロカメラマン・三島様と楽しいひと時を過ごさせていただきました(#^.^#)

2006/5/24 UP! 日野レインボー7M(U-CH3HFAA/1993年式)

バスマガ15号「第10回・素晴らしきかなバス人生」で取材されたベルリーナ@「脳天気グルマ生活のススメ」様所有の「ボルボアステローぺ」(譲渡済)。

2005/5/15 UP! ボルボアステローぺSSD(P-B10M)(BE)

バスマガ16号「第11回・素晴らしきかなバス人生」で取材されたSSサロン様所有の「いすゞUFC」(譲渡済)。
 
車内は通路シャンデリア2発を60cmへ、後部シャンデリアを店舗用の超大型80cmへ変更。圧倒的な迫力です。
 
 
アンダーフロアコックピットならではの運転席。高さは低いものの、前後はゆったりしています。

2006/5/6 UP! 富士重工UFC(いすゞP-LV719R/1990年式)

バスマガ17号「第12回・素晴らしきかなバス人生」で取材されたゴールドキング様所有の「ネオプランスペースライナー」。
 
 
 
 
 
車内はオーナー氏が集めたリンゴ、壁掛け、クリスマスツリー、80cmのケーキ・・・などなどゴールドキング製シャンデリアの宝庫。さらなる豪華さを追求しています。
中央部には「オリエントエクスプレス」のカウンターとガラス、パーテーションを装備。
 
 
 

2006/6/8 UP! ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)

バスマガ18号「第13回・素晴らしきかなバス人生」で取材された愛園エンタープライズ様所有の「日野レインボーRR」。
車内は後部をコの字ソファの固定サロンへ改装。シャンデリア、荷物棚埋め込みダウンライト、「DAM」通信カラオケ、「Audiobahn」アンプの搭載等、ほぼオーナーのハンドメイドで仕上げています。
HDDナビ、テレビ、バックアイの3台並ぶ液晶モニターが目を引く運転席と、店舗用からレストアしたシャンデリア。80cmと中型車としては圧倒的な大きさです。

2006/6/8 UP! 日野レインボーRR(P-RR192BA/1985年式

バスマガ19号「第14回・素晴らしきかなバス人生」で取材された竜神丸様所有の「三菱ふそうエアロミディMM」。めざましテレビでも紹介されたオーナー自身のハンドメイドによるオリジナルバスです。

90年代に元・岐阜中央観光バスのオリエントエクスプレスを所有し、その後も元・中央観光バス車番「123」のオリエントエクスプレスVIPを乗り継がれるなど、個人所有バスでパイオニア的な存在の竜神丸 様。アートトラック界でも著名な同氏自らが製作したオリジナルバスを、貴重な製作過程の画像を交えて紹介します。

ベース車は「三菱ふそうエアロミディMM」(大型幅9メーター)。特徴的なサイドガラスとフロントマスクを製作後、いよいよオリエントカラーへオールペンです。
ロケットはもちろんブルークラフト製です。
車内は一般的な後部回転サロンの29人乗り。装備品は荷物棚まで徹底的にバラします。
床の段上げフルフラット化、生地の貼り付けなど下地を造り込んだ後、電装品を搭載します。
エンブレムや細かなマーキングを入れ、完成。ベース車からはとても想像の出来ない素晴らしい仕上がりで、大型幅9メーターならではの「凝縮感」がたまらないですね!
新呉羽製「サンシャイン」ボデーに、角型ロケット、ダイムラールックの航空機型窓という組み合わせは日本初ですが、名車を乗り継いでこられただけあって、個々のパーツが浮くことなく、バス全体がバランス良くまとまっています。
各部に入れられたロゴも、オリジナル感を一層高めています
車内中央部をパーテーションで分け、前方運転席側にバーカウンター、出入り口側に回転シート、そして後部を固定サロンとしています。
サロンに設置された横向きのレザーシート以外は純正品を流用しています。カーペットの色と合わせているため、車内に溶け込んでいます。
バーカウンターにはシンクが組み込まれ、サロンテーブルや後部飾り棚にはミニチュアカーが埋め込まれています。こだわりをもって造られた品々がハンドメイドということに、より一層驚かされます。

2006/1/15 UP! 三菱ふそうエアロミディMM(P-MM515H/1983年式)(HO)

バスマガ23号「第18回・素晴らしきかなバス人生」で取材された赤色貴婦人様所有の「日野レインボー」(譲渡済)。
購入後まもなく、ブルークラフト製バスロケットを装着。完璧に磨きあげられたボデー、インチアップアルミホイールと相まって現役当時を凌駕する精悍なフォルムとなりました。
乗客定員20人の車内。後部両側にナイアガラを装着し、さらなる豪華さを追求しています。
「ロイヤルボックスシート」をはじめ、レイアウトは現役当時そのままです。

2007/6/26 UP! 日野レインボー(P-RR172BA/1989年式)

バスマガ25号「第19回・素晴らしきかなバス人生」で取材されたGCT様所有の「日野レインボー」。
乗客定員22人の車内。購入直後から多くの不具合に見舞われ、電装品も外されていたそうですが、、、見事に復活!
ご自身のコレクションである「ゴールドキング」製60cmUFO×2、熊手×2、柱灯×6、スタンド、そして極めつけは後部両側に、蜘蛛の巣が前後にある「婆娑羅のナイアガラ」を装着! どれもスワロフスキー製の一番輝くビーズを使うなど、徹底的にこだわった逸品です。

2007/6/26 UP! 日野レインボー7M(P-CH160AA/1988年式)

個人所有

SSサロン様が所有された往年のフラッグシップ「VIPサルーン」 (譲渡済)。その名の由来は、客席窓に特注の防弾ガラスを使っているためだとか。

華やかな「VIPサルーン」とシックな「オリエント・エクスプレス」のツーショット。

大型12メーターながら、2+1シートと後部固定サロンにより乗客定員25人という贅沢なレイアウト。汚れやすいためバスではなかなか使われない白系の 生地も上品さを醸し出しています。

2002/12/1 UP! VIPサルーン 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1980年式)(SSS&WA)

SSサロン様が2002年に所有された「スペースシップ」(譲渡済)。前オーナーによりロケットを外され、後部も装いを変えてしまいましたが、ステンレス飾り帯や深い側板が現役当時を彷彿させます。
2002年11月、SSサロン様のご好意により現車を取材させていただきました。

現役当時から20年近く経った2002年、「オリエント・エクスプレス」とのツーショットが実現しました!

12列・補助席付で乗客定員53人を確保する汎用車ですが、その雰囲気はスタンダード車の常識を遥かに超えています。

実用性を高めるため荷物棚を装備し、豪華なシャンデリアもありませんが、荷物棚下スポットライト、電動スライド式サンルーフ、他車では見たことがないラインライト風ミラー(!)などを装備しています。

前方にサービス機器を満載し、分厚いクッションのシートを採用したため、シートピッチはご覧の通りの狭さですが、座り心地の良さは特上です。

分厚いカーテンの奥にはブラインドが格納されており、さらに非常口周辺の処理も凝った造り。現代の画一化された観光バスしか知らない人々にぜひ見てもらいたい部分です。

座席を1列削ってまでも設置された最前部の特大サービスボックスと、三菱ふそうシャーシ独特の運転席。

乗客からは気づかれにくい、乗務員用の棚にまで高級布地が貼られています。そしてここまでの大仕事を手掛けたにもかかわらず、富士重工の銘板はドアステップ脇のフタに隠されています。「分かる人だけが分かればいい」という、古代の職人魂を思わせる演出に心奪われます。

2002/12/1 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1982年式)

SSサロン様の前オーナー所有当時の姿。1990年代初頭の撮影でしょうか?
 

2004/1/1 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1982年式)(SSS)

SSサロン様が90年代中盤に所有した「オリエント・エクスプレス」(譲渡済)。もともと放送宣伝車だった車を富士バスボデーで数百万かけて補修したそうで、思わず見惚れてしまう仕上りです。

 

2001/12/31 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1983年式)(SSS)

ワインレッドの「オリエント・エクスプレス」は、近年まで実動車として知られた存在でした。2004年秋、この車を知るファンのご好意によって撮影させていただきましたが、おそらくこれが最後の勇姿となるでしょう。
車内はすでに部品取りが始まっており、原型が失われつつあります。
中央部カウンター付近にはトイレとキッチンが設置され、対面シートは畳敷きの座敷に改造されています。
運転席は無線機やナビのほか、手作りと思われる大型サービスボックスや仕切り板まで後付けされ、いかに前オーナーがこのバスに愛情を込めてきたか伺えます。21年落ちという年式を考えれば程度は極上といえそうなボデーや、セル一発で起動し、軽々吹けるエンジンなど、しばし心揺り動かされました。

2004/11/26 UP! 富士重工R3(三菱ふそうK-MS615S/1983年式)

SSサロン様が2003年に購入した「オリエント・エクスプレス エグゼクティブクラス32」(譲渡済)は、ご覧の通り元・放送宣伝車。外観は赤色灯やスピーカーが外されたものの、街宣台や大型リアスポイラーは雨漏りの関係からそのまま残されています。

外観のほか、エアコン故障などによってオリジナルに復元させることは難しいそうで、このまま部品取りにする予定とか。(団体名は画像処理しています)
放送宣伝車は車内に機材が置かれたり、座敷等に大改造されるケースがほとんどですが、こちらは奇跡的にも現役当時のままです。シャンデリアや間接照明を全灯させた車内は、外観をすっかり忘れてしまうほど素晴らしいものでした。
「エグゼクティブクラス32」ならではの対面ソファシートと、ゆったりとしたスチュワーデスのサービススペースが特徴の中央部です。
「デラックスクラス38」とシャンデリアの形状が違いますが、新車導入時期によってデザインが異なるそうで、これもオリジナルとか。
 

2004/5/11 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)

トリコロール様所有の「オリエント・エクスプレス エグゼクティブクラス32」(譲渡済)。

2006/6/8 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)(TO)

桃太郎様所有の「オリエント・エクスプレス エグゼクティブクラス32」。
 
 
 
対面サロンながら、固定ソファではなくリクライニングシートを採用しています。
 
 

2007/6/26 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)

郁美丸様所有の「オリエント・エクスプレス デラックスクラス40」。 現状ではフロントが大破し、スチールホイールに履き替えられていますが、その他のコンディションは前オーナーが大切に使われてきただけあって良好です。
車内もつい最近まで営業車で使われてきただけあって、素晴らしいコンディションです。通路上は長方形ではなく、リンゴシャンデリアですが、これもオリジナルです。
最後部のメインシャンデリアこそ変えられてしまったようですが、壁画など現役当時からの装飾品は美しく残されています。
 

2004/4/18 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)

 

2012/12/1 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)

SSサロン様所有「日野ブルーリボン」(譲渡済)。年式相応のヤレを感じさせるものの、DXホイールキャップとアローテール!固定サイドガラス!!そして何より、ホワイトにゴールドの縁取りが入ったこのカラーリング!!!もしや。。。

そう、古くからの観光バスファンには馴染み深い杜の都の名車、元「宮城野観光バス サミットバス」で、前部は横2+1シート、後部は固定サロンのトップグレードです。

レースのカーテンに遮られ、妖しい雰囲気の後部固定サロン。金属製パーテーションが特徴です。

間接照明のカラー蛍光管が花を添えるゴールドキング製「リンゴ」シャンデリアと、屋根を段上げして設置されたビデオプロジェクター。数々の電装品は経年劣化することなく作動しました。
サロン前方の小物入れ?と思いきや→何と収納式の麻雀卓!アイデアと丁寧な造りに感服しました。

もはや工芸品の域まで達した超大型サービスボックスと、特注の幅広荷物棚の裏地まで丁寧に貼られた生地。そしてスピーカーは名門・山水電気製。派手な外見やシャンデリアだけではない、「超デラックスバス」としての拘りに、一ファンとして鳥肌が立つ思いです。

深々とリクライニングする一列目の独立シート。ずっと乗っていたいと思わせる、貴重な体験をさせていただきました。
 

2006/6/8 UP! 日野ブルーリボン(K-RU638AA/1983年式)

SSサロン様所有「日野グランビュー」(譲渡済)。わずか12台のみ製造された希少性に加え、かつて民族派団体が所有して一躍有名になった個体。個人所有となって、赤灯や一部の埋め込みスピーカーが失われたものの、その威圧感にただただ圧倒されました。(譲渡直後の取材のため、前団体名は画像処理させていただきました)

 
観光バス当時の面影すら感じられない2階。所々に車外へ通じるスピーカーアンプのボックスが鎮座し、放送宣伝装置を設置しています。
2階後部は仮眠室として使われてきたのでしょうか。シートが撤去され、フルフラット化されています。
 
1階はコの字ソファーとカウンターが綺麗な状態で残っていました。「オリエント」に通じる日野車体ならではの丁寧な造りです。
 
 
フロントガラスにミラーフィルムを貼ってある運転席に足を踏み入れると、ゲートが切ってある「フェラーリタイプ」のFFシフトが鎮座しています。

2007/2/1 UP! 日野グランビュー(P-RY638AA/1985年式)

丸美グループ京都・みやこ鮮冷様所有の「日野グランジェット」(譲渡済)。ボデーはライトパープルメタリックにオールペンされ、さりげなく遺された「KYOTOKOTSU」の切り文字に拘りを感じさせます。
みやこ鮮冷ご本人様から車内画像をお寄せいただきました。ありがとうございますm(__)m 元・京都交通のフラッグシップ「グランドサロン」がベース車です。
フルターンシート、前・ 中扉、中央部床下トイレ装備で乗客定員30人のVIP仕様という素性の良さに加え、ナイアガラシャンデリアの増設で一層の豪華さを演出しています。

2006/6/8 UP! 日野グランジェット(P-RU638BB)(BU&MI)

元 シモデンツアーサービス

KAZU様所有「日野ブルーリボン」。個人所有では珍しい11.5メーターの個体です。

車内は現役当時そのままです。

2006/5/21 UP! 日野ブルーリボン(P-RU636BB)(KZ)

 

2012/12/1 UP! 日野グランデッカ(P-RU638BB)(BU)

正慶商事様所有の「セレガGDインターシティー」。「凄い内装」と評判の同車を、社長ご協力のもと取材させていただくことができました。
車内は前方に横2+1列対面シート、中央部床下トイレ、後方に固定横向きシートをレイアウト。ただ座席の向きを変えるのではなく、夜行高速仕様のシートをベースに隙間が見えないようワンオフのカバーを製作し、さらにバスでは必須のカーテンも着けてないので、スマートな仕上がりです。
最大の魅力は、「カミオン」「トラックキング」等専門誌で幾度となく紹介され、トラックの内装で高名な同社のA氏が手掛けた生地貼り。
座席の上下・左右で布地の花柄を合わせるのはもちろん、写真からは分かりづらい天井や腰板に貼られている無地の生地さえ、向きを揃えています。パーツを分解しながら貼るので、数か月がかりの気の遠くなりそうな作業とか。。。
一見して、バスとは思えない運転席廻り。ペダルに至るまで丁寧な仕事ぶりがうかがえ、正しく職人技が込められた1台といえましょう。

2013/5/9 UP! 日野セレガGDインターシティー(U-RU3FSAB)

元 琴平バス(?)

仁愛丸様所有の「三菱ふそうフルデッカI」。車齢25年ながら、内外装ともに驚くほど綺麗な状態です。

中央部4列回転シート・パーテーションで区切られた後部固定サロンにより、乗客定員27人となっています。他車では見たことがないシャンデリアは、元・琴平バスといわれる新車当時の特注でしょうか?

2004/2/7 UP! 三菱ふそうフルデッカI(MS513R/1979年式)(JI)

元 弘伸>日本交通

2008年12月から「風雪バス君 活躍中」で活躍や整備の記録を紹介されている Matsu様所有の「三菱ふそうエアロキング」。 この度関係者様方のご協力により、詳細を掲載することができました。

伝統郷土芸能「風雪太鼓」の公演用として北海道各地を駆け巡っているため、車内は使い易いように改装。2階は打ち手さんが乗車するほか、小型の太鼓を搭載するため、シートに家具輸送用のカバーをかけています。

1階は太鼓や大物機材を搭載するため、バーカウンター・サロンシート等を撤去しトランクルームとして転用。自重は20tを切ってます。

2009/5/5 UP! 三菱ふそうエアロキング(P-MU515TA/1985年式)(FUS)

元 コンノサービス企画>日本交通 新造当時と、リニューアル後の姿。製造から四半世紀を迎えようとする現在も、美麗な姿で維持されていることに驚嘆します。

2009/5/5 UP! (左)日本交通 三菱ふそうエアロキング(P-MU515TA/1985年式)(MR)

2007/10/22 UP! (右)弘伸 三菱ふそうエアロキング(P-MU515TA/1985年式)(BU)

2013年4月にデビューした、風雪太鼓2号車。納車までの経緯は「風雪バス君 活躍中」のブログで掲載されています。

左右でカラーリングを反転し、まるで別の車のような印象です。
独立3列シートが並ぶ2階席。
1階は大型の太鼓を積むために、シートが撤去されています。
貴重な個人所有キング2台の並びです。

2013/5/29 UP! 三菱ふそうエアロキング(KC-MU612TA/2000年式)(FUS)

中央観光ファンの間で神話化されている「ダブルマフラー装着のオリエントエクスプレス」を90年代中盤に所有した、丸美グループ広島・佐伯ライン様所有の「三菱ふそうエアロクィーンK」。ローダウンした姿がまたカッコいいですね!
不朽の名車「ケイエム観光ロイヤルサロンサミット」に、ナイアガラや特大シャンデリアを増設しています。

2006/1/15 UP! 三菱エアロクィーンK(P-MS725S改)(GOL)

丸美グループ姫路・成田商事様所有の「三菱ふそうエアロクィーンK」。外観はワインレッドにオールペンされましたが、ゴージャスな車内は同地で豪華サロンバスを運行していた新姫観光の装いそのままです。

2006/1/15 UP! 三菱エアロクィーンK(P-MS725S改)(GOL)

 

2013/1/4 UP! 三菱ふそうエアロクィーンK(P‐MS725S改)(BU)

コースター→レインボーRB→CHと乗り継いできたマグナム27様所有の「マグナム」。
車内はレイアウトはそのままに、整備管理者が不要な乗車定員29人に改装されています。

2004/3/24 UP! ジパング・マグナム50 三菱エアロクィーンK(P-MS729S/1989年式)(MA)

(左)幼稚園の園長をされている、ゴリ園長から何とエアロクィーンKの「幼稚園バス」をお送りいただきました。ちなみに園児の送迎用ではなく、遠足などの遠出用として使用しているとか。

(右)ベルリーナ様所有の「三菱ふそうエアロバス」。ネオプランを売却後、「つなぎ」としてヤフオクで購入したそうで、短期間で売却されました。

2000/10/7 UP! (左)三菱エアロクィーンK(P-MS725S)(GO)

2004/5/31 UP! (右)三菱ふそうエアロバス(P-MS725S)(BE)

 

2007/5/7 UP! 三菱ふそうエアロバス(P-MS725S)

 

2013/1/21 UP! 三菱ふそうエアロバス(U-MS726N)(BU)

元 名古屋滋賀交通 元 名古屋滋賀交通

野球チーム所有の「ネオプランシティライナー」。新車当時、名古屋滋賀交通が導入した下部開閉式サイドガラスと補助席をもつ日本独自仕様です。

こちらもベルリーナ様のご協力のもと、取材をさせていただきました。

ドイツ本国では決して見られないであろう、肘掛け埋め込み式の補助席と、後部サロンをパーテーションで仕切った車内です。

対座シート、サロンテーブルなど、現代の新車ではとても考えられない凝った造りです。

特徴的なサイドガラスを車内から撮影してみました。カーテンまで付いていたとは驚きです。

精緻なデザインの運転席周り。ベンツエンジンならではのシフトレバーは、後ろにオフセットされており操作しづらいとか。

2002/7/28 UP! ネオプランシティライナー(N116/3)(外観・BU)

元 都タクシー

(左)SSサロン様がかつて所有した「ネオプランシティライナー」。近年、ネオプランの個人所有は増えつつありますが、90年中盤当時は保守に相当苦労されたとか・・・

(右)H様所有の「ハーレーエクスプレス」。

2001/12/16 UP! (左)ネオプランシティライナー(N116/3)(SSS)

2005/5/15 UP! (右)ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)(BE)

成田商事様所有の「ハーレーエクスプレス」(譲渡済)。

 

2003/3/3 UP! ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)

成田商事様から丸葵急送様へ譲渡された「ハーレーエクスプレス」。運行開始当初の勇姿を連想させるホワイトにオールペンされたボディカラーや、ガラスをスモークフィルム施工するなど、愛情を込めて維持されています。
ゴールドキング製のシャンデリアが煌く車内。道行く誰もが振り返る絶大なインパクトを持つ外観に、この内装!個人所有バスオーナーから圧倒的な支持を受ける理由が分かります。
 
後部サロンのゲームスペースと、中央部の対面シートです。
アンダーフロアコックピット、さらに乗客は中ドアからの乗降のため、なかなか見ることのできない運転席です。操作方法を示すメモ紙が個人所有らしいですね。
 

2005/2/2 UP! ハーレーエクスプレス ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)

椎名急送様所有の「ハーレーエクスプレス」。

 

2012/12/1 UP! ネオプランスペースライナー(N117/2/1986年式)

 

2013/1/4 UP! 富士重工−ボルボアステローペSSD(P‐B10M)(BU)

 

2013/1/4 UP! (左)富士重工−ボルボアステローペSSD(P‐B10M)(BU)

2013/1/4 UP! (右)富士重工−ボルボアステローペSSD(P‐B10M)(BU)

K様所有の「オリエントエクスプレスVIPボルボ」(譲渡済)。

2005/5/15 UP! オリエントエクスプレスVIPボルボ24 富士重工−ボルボアステローぺSSD(P-B10MB/1989年式)(BE)

にゃん太郎様所有の「プレステージ」。
車内は平和交通時代にシートピッチをゆったり取った乗客定員34人へ変更。そして。。。
現在は液晶モニターを各所に埋め込み、後部を段上げ・じゅうたん敷きとしています。外観と相まって、「中央観光オリジナル」に捉われないカスタマイズをされています。
 

2007/4/4 UP! ジパング・プレステージ45 富士重工UFC(いすゞP-LV719R/1990年式)

 

2012/12/1 UP! 富士重工UFC(いすゞP-LV719R/1990年式)(BU)

ゴールドキング様所有の「ダイムラー34」。
ダイムラー34は運転席側に航空機タイプの窓を10枚レイアウト、40は11枚なので見分けができます。
 
 
 
乗客定員34人の車内。 ダイムラーは34が12台、同40が14台新製され、後年前向きシートの40が6台、43が6台、45が8台に改装されました。最終的には6台が34で売却されたと思われます。
 
運転席側は前向きシートを6列、対面を1セット、ドア側は前向きを1列、対面を2セット。
前列とは液晶モニター・テーブル・オーディオスイッチを配置した大型パーテーションで仕切られており、またシート自体がリクラインニングしてこないため、個室感覚の強い前向きシート。「ワンボックス・ワンウィンドー」のコンセプト通りの仕上がりです。バラをイメージしたハンガー、壁面と同じ中世欧風絵画をイメージした 生地を使用した網ポケット等々、小物に至るまで徹底して作り込まれています。
コンパートメントシート。背もたれと座面がリクライニングする、ダイムラー34でしか味わえない特等席です。
後部リンゴシャンデリアを60cmへ、通信カラオケ「DAM」・ビールサーバーの搭載、各モニターの液晶化等、オリジナルの雰囲気を大切にしながら現代的な装備にアップデートされています。
車内中央部には大型サービスボックスとサービスコーナー、床下トイレを装備。
 

2013/1/14 UP! 富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)

正慶商事様所有の「ダイムラー」。レストアが完了した美しい外観に加え、車内は斬新なアイディアと匠の技による大胆なリメイクを実行中。その雄姿はいつかこちらでご紹介できれば、と思っております。

2013/5/9 UP! 富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)

 

2012/12/1 UP! 富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)(BU)

 

2007/5/7 UP! (左)富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)

2013/5/9 UP! (右)富士重工UFC(いすゞU-LV771R/1991年式)

ブルークラフトのファクトリーで製作中の「いすゞLV217H」。ボデーの板金補修はもちろん、フロントパネルの「エジプト柄」エッチングステンの貼り付けなど、卓越した竜神丸様のセンスと技量で作業が進められています。

ブルークラフト製品のお問い合わせ hototogisu33@hotmail.com  または 080-5615-4183 竹田様

正しく通好みの中央観光「VIPサルーン」カラーにオールペンし、やや細身のオリエントVIPタイプロケットを搭載して完成。現在はオーナーが変わり、アルミホイールの装着など進化が続いています。

2006/5/24 UP! いすゞLV217H(P-LV217H)(HO)

「日野ブルーリボンRU192」。クリアウィンカー、ミラーポリッシュアルミホイールなど、「バスとしての美しさ」をも感じさせます。

2006/8/22 UP! 日野ブルーリボン(P-RU192AB)(BU)

ブルークラフト製角型ロケットを搭載した「日野ブルーリボンRU192」。製作途上の姿で、なかなか見ることのできない未塗装のロケットが特徴です。

2006/1/15 UP! 日野ブルーリボン(P-RU192AB)(TO)

ブルークラフト製角型ロケットを搭載した「日野ブルーリボンRU192」と「三菱ふそうエアロミディMJ」。前掲の個体で、オリエントカラーにオールペンした姿です。

2006/5/24 UP! (左)日野ブルーリボン(P-RU192AB)(HO)

2006/5/24 UP! (右)三菱ふそうエアロミディMJ(P-MJ527F)(BU)

成田商事様所有の「オリエント・エクスプレス」(譲渡済)。同車はすべて個人所有として現存しています。
車内は前オーナーによりバニングショップに持ち込まれ、現役当時とは大きく装いを変えています。
成田商事様は「オリエント・エクスプレス」を2台所有しましたが、ともに売却。現在、左の個体は幸福丸船団・沖田様の見事なレストアにより「沖田エクスプレス」として生まれ変わりました。
岐阜中央時代にシルバーに塗り替えられ、バスロケットを失った右の個体ですが、成田商事様により故障箇所の補修、オールペン、さらには切り文字の金メッキがけなどによって登場当初の姿に復元されました。
刺繍の入ったシートや特大のシャンデリアなど、こちらは車内も当時の雰囲気そのままです。

2002/12/1 UP! オリエント・エクスプレス24 日野レインボー(K-RR170AA/1983年式)(NS&SSS)

 

2006/5/6 UP! オリエント・エクスプレス24 日野レインボー(K-RR170AA/1983年式)

ブルーキング様所有の「日野レインボー」。
バスロケットの装着・テールランプの低位置化・金メッキの切り文字等、徹底的に手を入れられ、年式を感じさせない美しさです。
新製当初は「富士交通 ミドルサロンカー24」でしたが、2列目と3列目を対面シートとしたため、乗客定員20名となっています。
希少な前期型の運転席です。

2013/1/21 UP! 日野レインボー(K-RR170AA/1983年式) (BK)

 

2007/5/7 UP! 日野レインボー

赤色貴婦人様所有の「ハレーサルーン」と「GCTサルーン」(譲渡済)。前者は岐阜中央観光まで赴き、登場当時のブラウンメタリックに復元されました。

2006/6/8 UP! (左)ハレーサルーン 日野レインボーRB(P-RB115AA/1986年式)

2007/4/4 UP! (右)GCTサルーン 日野レインボー7M(P-CH160AA/1988年式)(GCT)

疾風様所有の「三菱ふそうエアロミディ」。ご自身のHP「疾風の部屋」で紹介されてます。
個人所有らしく、ゆったりとした前向きシートと後部固定サロンの豪華な車内です。

2004/5/31 UP! 三菱ふそうエアロミディMK(P-MK516F)(HAY)

ゴールドキング様が初めて所有した「エアロミディMK」。トリコロール様へ譲渡されました。
 
 

2004/5/11 UP! 三菱ふそうエアロミディMK

トリコロール様所有の「エアロミディMK」。

2012/12/1 UP! 三菱ふそうエアロミディMK(TO)

 

2007/5/7 UP! 三菱ふそうエアロミディMK

撮影/KZ・KAZU様、GO・ゴリ園長、SSS・SSサロン様、JI・仁愛丸様、すー・すー様、 NA・NARAKO様、BA・ばすずき様、HAY・疾風様、

FUS・風雪太鼓様、BU・ぶうちゃん様、BK・ブルーキング様、BE・ベルリーナ様、HO・ほととぎす様、MI・みやこ鮮冷様、 MR・みやびろまん様

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