2014年7月31日14時05分
愛知県豊田市の私立豊田大谷高校の野球部監督(33)が練習中に部員を殴り、重傷を負わせたとして、県警は31日にも、この監督を傷害の疑いで逮捕する方針を固めた。
監督は昨年夏ごろ、豊田市内の同校グラウンドで練習中、野球部の1年生の男子生徒の胸などを数回殴り、肋骨(ろっこつ)骨折の重傷を負わせた、とされる。男子生徒側から県警に「監督から暴力を振るわれ、けがをした」という内容の相談が寄せられ、県警が慎重に調べを進めていた。
同校野球部は1989年創部で、現在の部員数は約50人。97年と98年の夏の全国選手権大会に2年連続で出場した。同校野球部出身のこの監督は98年夏のメンバーで、2012年に母校の監督に就任した。今夏の愛知大会では、同校は27日の4回戦で敗退している。
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朝日新聞社会部
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