プログラミングを体験 北上コンアカ、初の講習 小学生が基礎学ぶ
(07/30)NPO法人CANVASが2014年2月にスタートした講師と子供向けのプログラミング学習全国普及プロジェクト「PEG」の一環として開催。本県では6月の盛岡市での開催に続いて2回目となる。
同日は、市内の4~6年生児童14人が参加。同CAの教官や学生、プログラミングを通じた子育て支援を行う「codeMo(コードモ)」(事務局盛岡市)の天沼倫太郎代表らが指導した。
児童はPCを構成する重要なパーツが電子基盤にむき出しで取り付けられた状態のラズベリーパイの各端子にモニターやキーボード、マウスなどを接続した後、簡単なプログラミングを体験。子供向けプログラミング言語「スクラッチ」で画面上のネコを自分の思い通りに動くようプログラミングするなど楽しみながら理解を深めていた。
橋本清花さん(黒沢尻北小学校4年)は「こんなに小さなコンピューターからちゃんと画面が映し出されることにびっくりした」と驚いた様子。同CAの髙橋幸貴専任教官は「体験を通して子供たちがコンピューターやプログラミングに興味を持ってくれればうれしい」と述べた。
天沼代表は「論理的な思考を小学生でも学ぶことができるこの活動を今後も支援し、県内全域に広げていきたい」と話していた。
【写真】小型教育用PCでプログラミングの基礎などを学ぶ児童ら