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関根麻里

Vol.3 大学で学んだビジネスコミュニケーション

Vol.3 大学で学んだビジネスコミュニケーション
アメリカの大学では、マーケティング・コミュニケーションを専攻。その授業の内容は、正に現代のビジネスマンに必要なコミュニケーションスキルを学ぶものだった。


「高校時代に、これからはコミュニケーションの時代だなと思い、人だけでなく、コミュニケーションを学べる学校がいいなと思い、大学選びをしました。ボストンにあるエマーソン大学は、その学科においてすぐれているということで選択しました。

マーケティング・コミュニケーションは、広報・宣伝・マーケティングなどが含まれていて、おもしろそうだなって。合わなかったら変更もできるのですが、学んでみたらとてもハマって(笑)。授業では、ある製品について、CMを考えたり、広報のイベントを考えたりして、模擬プレゼンテーションを行うわけです。当然、相手からバーッと質問が来たりするわけです。こちらも質問を想定してくるのですが、たまにヤラレタ!という質問が来るんです。

そういう時は『あなたの質問は素晴らしいです。そこは調べていなかったので、後ほど報告します』。そういう時のクライシス・マネジメントのスキルも身に付きます。特に私は、スピーチのクラスが多かったので、今の仕事につながるいい訓練になりました(笑)。

Vol.3 大学で学んだビジネスコミュニケーション
その時に言われたのが、『スピーチは70%~80%がその人の印象であって、内容じゃない。いちばん重要なのは、どのように伝えているかだから』。それに関して、どうスライドを用意するか、タイミングや見せ方を学ぶわけです。単にスピーチやプレゼンのスキルだけではなく、『どうしたら人は人に好かれるか?』とか、心理学的な側面からもコミュニケーションを学びました」


次回をお楽しみに!

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