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関根麻里

Vol.2 語学習得に大切なこと

Vol.2 語学習得に大切なこと

英語は自然に身に付いたという関根さん。
しかし、大学でとったスペイン語のクラスで、語学学習の難しさを知ったという。関根麻里流、語学を覚えるためのアドバイスとは?


「語学を習う大変さを知ったのは、大学に入ってからなんです(笑)。授業でスペイン語のクラスをとったのですが、似ている言葉はあるけれど、文法も全然違う。英語は日本語を習う感覚で覚えていたので、自然に身に付いていったもの。だから、文法を学んでしゃべるということもなかったですし、大人になってこうやって語学を学ぶのかと思いました。でも、習得法としては、子供の時と大人になってから語学を覚える時の脳の使う場所が違うらしいですね(笑)。」

「とにかく話すことですね。スペイン語を話す友達もいたので、その中で話しながら学ぶのがカギだなって。話せば話すほど、使えば使うほど学べます。新しい言葉を覚えたり、使い方を知ったり。言葉を覚えたらすぐ使いたくなるんですよ。それを使って間違えたら、またそこで1つ覚えるんです。」

Vol.2 語学習得に大切なこと
「大学時代にクラスメートとメキシコに旅行に行ったんです。よし、スペイン語を試せるチャンスだって。と思ったら、やっぱり現地の人の言葉はめちゃくちゃ早くって(笑)。 もう 『●×▲●×▲~』。 こっちは『あぁぁぁ……。もうちょっとゆっくりお願いします』。でも、1週間いると聞き取れるようになるし、少し話せるようになりました。」

「最初は文法なんていいんです。話したいという気持ちが大切です。こっちが一生懸命話せば、相手も真剣に聞いてくれる。私も最初は間違えたらどうしよう。笑われたらどうしようと思うのですが、みんなそんなことで笑ったりしないですね。日本でも、外国人が片言の日本語で話しかけられたら、ヘタだからといって笑ったりしないですよね。それと同じです。「今、言葉を勉強している」といえば、当然相手もうれしいし、がんばれって言ってくる。そうした事で、言葉を学んでいく楽しみを知りました」

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