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──安倍晋三政権は、慰安婦に関する「河野洋平官房長官談話」の検証結果を公表した。どう思うか
ストークス氏「とてもいいことだ。これが歴史の真実を明らかにする端緒になると期待している。河野談話は1993年8月に発表された。日韓両政府がすり合わせて『未来志向の日韓関係を醸成するため』に作られたが、当初の目的をまったく果たしていない。それどころか『日韓関係の災いの種』になっている。その原因は何なのか、どういう経緯でそうなったのかを明らかにすることは正しい」
──安倍政権は「河野談話は検証したが、見直さない」と言っている。矛盾はないか
ストークス氏「矛盾はない。見直さなくても、問題から逃げていることにはならない。そもそも、河野談話は閣議決定されておらず、1人の官房長官の単なる『談話』に過ぎない。それが一国の首相や閣僚を束縛し、国の命運を左右するなどおかしい。河野談話を加重に用いず、そのまま生かしておく。それが『政治の知恵』というものだ」
──河野談話は、韓国から「慰安婦問題を認めてくれたら、これで終わりにする」と請われて発表された。韓国はそれを反故にし、世界中で「反日」攻撃の材料にしている
ストークス氏「彼らの行動は分かりやすい。政治は本来ゲーム。政治家は『どうやって、多くの国民の支持を得るか』が最大の課題だ。韓国や中国の場合、政治家が生き残るには、あえて反日を煽らなければならない。その主張がどんなに矛盾していても、韓国側の主張が変わることはないだろう」