2014年07月30日 (水)男の幸せとは?
7/31のクローズアップ現代は、「男はつらいよ2014」です。
(番組趣旨より)
男性の幸福度は、女性よりも低く、特に、妻が主婦の場合、幸福度の差が大きい―。先月、国が発表した「平成26年版男女共同参画白書」。平成13年の発行以来初めて「男性」をテーマにした特集が組まれ、様々なデータをもとに男性の幸福度を分析している。また、各国国民の意識を調べ比較している国際調査で、日本の男性の幸福度は先進国の中で低いレベルにあることが明らかになっている。この調査でも際立っているのが「幸福度の男女差」。その差は、イラクやエジプトなど、男性が戦争や内戦で死と向き合う危険な状況にある国々よりも大きくなっている。いま、なぜ日本の男性は生きづらさを抱えているのか。取材を進めて見えてきたのは、社会の急激な構造変化の中で、古くからある「求められる男性像」と「現実」とのギャップに苦悩する男性たちの姿である。番組では、男の生きづらさを描いて人気を呼ぶ「舞台」に引きよられる人々や、男性専用の悩み相談所に集う人々など、様々な現場をルポ。現代ニッポンで男の幸せとは何かを見つめていく。
プレビューを見てきました。
日本の男性で「現在幸せ」と感じている人は28.1%。およそ4人に1人です。日本はそんなに生きづらい国なのでしょうか? 筆者は女性のため、「男の幸せ」がよくわかりません。かといって、「女の幸せ」とは何か?と聞かれても、簡単には答えられませんが…
そんな話を同僚にしたら、「日本人は、絶対的幸せじゃなくて、相対的幸せを気にするからじゃない」と言われ、目からうろこでした。なるほど!自分は幸せだと思っていても、人と比べてどうなのか?「仕事・結婚・子ども・家」などの有無で社会的価値が決められてしまうようなプレッシャー。男性は特に感じながら生きてきたのかもしれません。試写後の検討会で、「女性は時間をかけて、女性の地位や多様な生き方を獲得してきた歴史があるけど、男性は働くのが当たり前で、そうしたことを見つめ直す機会がないままきてしまったのでは…」という意見も出ました。
番組では、色々な意味で「生きづらさ」を感じている男性を取材しています。みなさんに共通しているのは、「なかなか弱音を吐けない」ということでした。
「自分にとっての幸せとは?」。みなさんに見つめ直すきっかけにしていただけると、幸いです。
是非、ご覧ください!
投稿時間:15:54
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