トップページ科学・医療ニュース一覧喫煙者率 初めて20%下回る
ニュース詳細

喫煙者率 初めて20%下回る
7月31日 5時11分

喫煙者率 初めて20%下回る
K10034219811_1407310516_1407310532.mp4

たばこを吸う人の割合は、消費増税に伴うたばこの値上げなどで、ことしは19.7%と初めて20%を下回ったことが、JT=日本たばこ産業の調査で分かりました。

この調査はJT=日本たばこ産業が毎年5月に行っていて、今回は全国およそ3万2000人にアンケートし、このうち1万9000人余りから回答を得ました。
それによりますと、たばこを吸う人の割合は去年より1.2ポイント減って19.7%と、昭和40年の調査開始以来、初めて20%を割り込んで、19年連続で過去最低を更新しました。
また、男女別にみますと、男性が去年より1.9ポイント減って30.3%、女性が0.7ポイント減って9.8%と初めて10%を下回りました。
これについて、JTは、ことし4月の消費税率引き上げに伴うたばこの値上げや、健康意識の高まりなどが要因だとしています。
たばこを吸う人の割合は、ピーク時の昭和41年には49.4%とほぼ2人に1人でしたが、その後は徐々に減少し、今回は5人に1人を下回ったことになります。
JTは「喫煙に対する規制の強化なども影響して、ほとんどの年代でたばこを吸う人の割合は減っており、この傾向は今後も続くのではないか」としています。

[関連ニュース]
k10013421981000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ