2014年7月30日23時12分
長崎県佐世保市で県立高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)が調べに対し、「人を殺したいという欲求が中学生のころからあった」という趣旨の説明をしていることが30日、県警への取材でわかった。少女は過去にネコなどの動物を解剖したとも話しており、県警は少女の精神状態を慎重に調べる。
県警によると、少女は1人で暮らす市内のマンションの部屋で、26日夜に女子生徒を殺害した疑いで逮捕された。部屋はワンルームで、女子生徒の遺体はベッドに仰向けに倒れており、一部が切断されていた。
これまでの調べに対し、少女は過去に何度もネコなどを解剖していたことを認め、「そのうちに人を解剖したいと思うようになった」と話しているという。今回の事件では被害生徒への恨みやトラブルは確認されておらず、少女は「人を殺してみたかった」「遺体をバラバラにしてみたかった」という趣旨の話もしており、県警は詳しい動機や精神状態の解明を急いでいる。
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朝日新聞社会部
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