アマゾン初のスマホ、全体的にiPhone 5sより豪華と判明
ちょっとお金かけるところを間違えた?
アマゾンが満を持してリリースしてくる自社ブランドのスマートフォン「Fire Phone」。かつて同社が「Kindle Fire」で仕掛けてきたような格安路線を期待していた方も多かったと思います。ところがいざふたを開けてみれば、携帯電話キャリアとの2年契約なしだと650ドルという、日本円にして7万円近い初期費用がかかってしまうことが明らかに…。
先日お伝えした分解レポートに続いて、調査会社のIHSが内部パーツの分析を発表しました。ここで判明したのは、Fire Phoneの高額な理由が各パーツの総コストにあること。サムスンのGALAXY S5ほどではないものの、iPhone 5sよりコストがかかっているとの指摘も…。 Fire Phoneを1台完成させるのに、パーツ代だけで205ドル(約2万円超)になると算出されたそうです。
ただし、Fire Phoneで最もお金がかかっているのは、4個のIRカメラ。これによって、ユーザの顔の位置を認識し、見る角度に応じて表示を変える「Dynamic Perspective」機能が実現します。
また、ディスプレイのコストは27ドルとチープに抑えられているそうですよ。なお、美しい表示にこだわるため、iPhone 5sには推定43ドル(約4,300円)、GALAXY S5は推定63ドル(約6,300円)のコストがディスプレイ部にさかれているそうです。これとは対照的ですね。でもユーザーにとって、どっちが嬉しいんでしょう?
いずれにしろ、プレミアム路線でデビューしてくるFire Phoneの勝負の行方が気になりますね~。
Image by iFixit
source: Re/code
Darren Orf - Gizmodo US[原文]
(湯木進悟)
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