聞く力。
聞くことは大切と言われます。コミュニケーションで、聞くことが大切とはよく言われることです。
では、どうやって聞くと良いのでしょうか?
というわけで、こちらの『世界トップ1%の「聞く力」』を読んでみました。
この本の著者は、17年連続で世界トップの営業マンの方だそうです。
そこで、売るためには、聞くことが大切ということです。
基本的には、セールスマン向けの本だと思うのですが、普通に聞くということに参考になる話もいろいろとありました。
「はい」で始める
私はメールの返信も、フェイスブックのコメントも、メルマガの文章も「はい」で始めるようにしています。
こうやって口ぐせにしていると、相手の言葉を否定することがなくなるということです。
否定されてうれしいという人は、まれでしょう。
逆に、肯定されて、腹が立つという人も、まれでしょう。
初対面であれば、なおさらだと思います。いきなり否定されたら、この人は否定する人と思われても仕方がありません。
そう考えると、「はい」から始めるようにするというのは、良い習慣ですね。
肯定すれば、距離が縮まる
相手の考えや感情を肯定すると、相手との距離が縮まるということです。
たしかに、そういうところはあると思います。これも、逆に考えると、否定すると、距離が縮まるというのは、まれでしょう。
そういう意味でも、「はい」から始めるというのは、人間関係をつくるには良いですね。
相手に「イエス」と言わせるには?
相手にイエスと言ってもらう。買いたいと言ってもらうには、どうしたら良いか?これがこの本のテーマです。
答えは、「聞くこと」です。
その聞き方が、上のようなことだったり、他のことだったりします。
相手に無理矢理ではなく、イエスと言ってもらうには、「聞くこと」が大切ということです。
なぜなら、相手のことをわからなければ、適切な提案もできないでしょうから。
聞くことに興味がある方は読んでみては
基本的には、営業マンの人向けの本です。
ですから、売れる営業マンになりたい方は読んだら良い本だと思います。
営業マンでない方は、どうか。
ここは、ちょっとその人次第のところがあるかもしれません。しかし、私は読んで良かったですし、上で紹介したようなことのように、人間関係などで応用できることがあるので、聞くということに興味がある人には読むと良い本だと思います。
何度も書きますが、私は読んで良かったです。営業マンではないですが、こういう考え方をすると、聞くということができるのだなということがわかったような気がするからです。